ニュース

au、iPhoneのVoLTEが米国と韓国で利用可能に

 KDDIと沖縄セルラーは、iPhoneでVoLTEの国際ローミングサービスの提供を14日に開始する。

 海外旅行中にも、高音質な通話を利用できるようになる。日本に通話する際も、通話先がau VoLTE対応機種なら、高音質通話に対応する。対象はiPhone 6/6 Plus以降のiPhone各機種。iPhone 7とiPhone 7 Plusでは、発売時から対応する。そのほかの機種は、iOS 10にバージョンアップすることで利用可能となる。

iPhone 7

 サービスが利用できる海外キャリアは米国本土とアラスカ、ハワイがVerizon Wireless、韓国がLG Uplus。iPhone SEは韓国のみ対応する。

 通話料は通常の国際電話と同額で、米国の場合、日本宛の発信が1分当たり140円、着信が1分当たり165円(いずれも免税)。

 なお、auでは2016年夏モデルのAndroidスマートフォンの一部機種でもVoLTEローミングサービスを提供している。今回のiPhone向けのVoLTEローミングサービスで利用できる機能はAndroid向けのものと同等。

 スマホの画面などを共有する「シンクコール」などのau VoLTE独自の機能も、国内と同じように利用できる。なお、iPhoneでシンクコールを利用するには、専用アプリをインストールする必要がある。

【訂正 2016/09/14 11:24】
 KDDIは13日、対応機種としてiPhone SEを追加する訂正を発表しました。発表内容を受けて、本文の内容を訂正いたします。