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スマホ連携の写真プリンター“スマホ de チェキ”に新モデル

10秒で印刷完了、画質やテンプレも向上

 富士フイルムは、スマートフォンのアプリと連携し、カードサイズのチェキフィルムに写真を印刷できるプリンターの最新モデル「スマホ de チェキ instax SHARE SP-2」を7月15日に発売する。価格はオープン価格で、同社直販サイトでの価格は2万2410円(税込、以下同)。

「スマホ de チェキ instax SHARE SP-2」

 2014年2月に発売された「スマホ de チェキ instax SHARE SP-1」の後継モデル。カードサイズのチェキフィルムにスマートフォンで撮影した写真をカラーで印刷できる。

 新モデルは解像度とコントラストを高めて画質を向上させた。記録方式は有機ELによる3色露光方式で、プリント画素数は800×600ドット、解像度は320dpi、階調はRGB各色256階調になっている。プリント可能な画像フォーマットはJPEG、PNG。

 露光とフィルムの送り出しを同時に行うことで、データの送信から印刷完了までが約10秒と、従来モデルの約16秒から高速化されている。

 スマートフォンにインストールする専用アプリはフィルター機能やテンプレートを強化。2~4枚の写真を1枚に印刷できる機能や、1枚の写真を2枚のチェキフィルムに分割して印刷できる機能なども用意されている。従来同様、SNSテンプレートや撮影時の時間や天気などを印字するテンプレートも利用できる。

 ボディカラーはシルバーとゴールドの2色を用意。内蔵バッテリー(NP-45S)の充電はUSBで行う。1回の充電で約100枚の印刷が可能。大きさは89.5×131.8×40mmで、重さは約250g(バッテリー、フィルムを除く)。

 使用するフィルムはチェキ専用フィルム「instax mini」で、1パック10枚入りが792円など。