【IFA2013】

「HTC One」の新色ブルーを展示、Android 4.3の新機能も

コンパクトにまとめられていたHTCのブース

 IFAに合わせた新機種の発表はなかったHTCだが、ディストリビューター(欧州で一般的な携帯電話の販社)のブース内に、「HTC One」の新カラーが展示されていた。新しいカラーは「Vivid Blue」で、OSもAndroid 4.3にアップデート。KDDIから発売されている国内版の「HTC J One」から追加となった機能もあるので、その違いを紹介しよう。

 新カラーのVivid Blueは、アルミ部分が鮮やかなブルーとなっており、側面や背面のスリット部分にはブラックが採用されている。展示されていたのは欧州版のため、国内版とは異なり背面のカバーを外すことはできない。

新色のVivid Blue。鮮やかな青色が印象的だ
背面は青一色だが、スリット部分のブラックがアクセントになっている
本体周囲のフレームは、ブラックとなる
通知から各種設定用のボタンを呼び出せるようになった
子ども用に各種機能を制限できる「KID MODE」

 Andorid 4.3にバージョンアップしたことに伴い、いくつかの機能も追加されていた。代表的なものが、通知上のボタン。通知を開き、画面右上のボタンを押すとWi-FiやBluetoothなどの設定ボタンが現れる仕組み。デザインや置かれているボタンの内容は少々異なるが、操作フローはAndroid 4.2やAndroid 4.3の標準的なものに近い。

 また、「KID MODE」と呼ばれる機能を制限したモードに切り替えることもできた。Androidは、バージョン 4.2から、アカウントの切り替えに対応しており、バージョン 4.3ではアプリの制限なども可能になった。ただし、この機能はタブレットに限定されていた。スマートフォンであるHTC Oneには、HTCが独自に実装した形だ。

 Android 4.3の新機能である、Wi-Fiオフ時の常時スキャンにも対応していた。これは、Wi-Fiを切っている場合でも、位置情報の取得だけはできるようにする機能のこと。位置情報取得の精度を上げるためにわざわざWi-Fiをオンにする必要がなくなり、バッテリーの節約にも貢献する。標準のAndroidでは、Wi-Fiの設定にこの機能の項目が設けられていたが、HTC Oneでは位置情報に関する設定がまとめられたメニュー内でオン・オフを切り替えられるようになっていた。

Wi-Fiオフ時でもWi-Fiを利用した位置情報を取得できる機能
ホームボタンをカスタマイズできる
HTC Oneをコンパクトにした「HTC One mini」。機能や質感はHTC Oneに劣るが、その分持ちやすい

 さらに、ホームボタンのカスタマイズも可能になった。ホームボタンには、「Google Now」と「メニュー」の表示を割り当てることができる。標準では「長押しかスワイプ」でGoogle Nowを呼び出せるが、これをスワイプでGoogle Now、長押しでメニューに変更できる。

 HTCのブースには、このほか、HTC Oneをコンパクトにした「HTC One mini」も展示されていた。こちらは、ディスプレイが4.3インチで、CPUも1.4GHzのデュアルコアと、HTC Oneよりスペックが抑えられている。その分、横幅が63.2mmとコンパクトで持ちやすいモデルだ。

石野 純也