【2011 INTERNATIONAL CES】
シャープ、「GALAPAGOS」のアメリカ展開を発表

　シャープは、北米で電子書籍リーダーの「GALAPAGOS」を展開していく方針を5日に発表。6日からの展示会場には、日本で発売中の端末を多数並べていた。

5日に行われた記者会見終了直後の様子。海外メディアの関心が非常に高く、端末に記者やカメラマンが殺到した	シャープブースの展示は、70インチのAQUOSやGALAPAGOSが中心

日本で発売中のGALAPAGOSを展示。写真は10.8インチのもの

　ただし、ブースのGALAPAGOSはあくまで日本仕様のもの。2011年中には発売を予定しているが、現時点では「サイズやストアも含め、アメリカ向けのものを検討していく」（シャープ広報部）という段階だ。日本では直販方式で販売されているが、これも「現在検討中で、商品が発売されるタイミングでアナウンスする」という。

　ブースでは、AQUOSとの連携のデモも行われていた。あくまで利用イメージだが、GALAPAGOSで閲覧中の動画をフリックしてテレビに出力するといった使い方を提案。また、ショッピングサイトで商品をタップすると、詳細情報がテレビに現れるような展示が用意されていた。スマートフォンとの連携も視野に入れているといい、会場ではauのIS03にコンテンツを送って続きを視聴するデモを行っていた。

AQUOSとGAPALGOSを連携させたデモを行っていた	GLAPAGOSの動画をフリックすると、同じ映像がテレビに映る
スマートフォンとも連携。会場ではIS03に映像を転送していた	コマースサイトで見たい商品をタップすると、テレビに詳細が表示される連携も展示
コマースサイトで見たい商品をタップすると、テレビに詳細が表示される連携も展示

スマートフォンとして、ソフトバンクから発売中の「GALAPAGOS 003SH」を出展

　スマートフォンは、ソフトバンクから発売中の「GALAPAGOS 003SH」を披露。昨年の「CEATEC JAPAN」で展示した2つのカメラで簡単に3D映像を作り出すスマートフォン型の試作機もあり、来場者の関心を集めていた。

昨年のCEATECでも展示されていた3Dカメラ搭載のスマートフォン型デバイス	昨年のCEATECでも展示されていた3Dカメラ搭載のスマートフォン型デバイス