【CEATEC JAPAN 2017】

ころがる知育ロボや洗える電子回路を展示するパナソニック

 「CEATEC JAPAN 2017」のパナソニックブースでは、球体型の知育ロボットや、電子回路を“ウェアラブル”にする技術などを展示していた。

転がるロボ「cocotto」

 「cocotto」は、幼児向けの知育ロボット。球体型の胴体で、コロコロと転がって移動する。

 おしゃべりの相手をしたり、寝る時間を教えたりして、子どもの成長を促すパートナーとなるロボットだ。

電子回路のパッチワーク

 電子回路を布に閉じ込めた「ウェアラブルパッチワーク」。パナソニックのフィルム技術を用いて、電子回路を布に封入した試作品だ。

 脈拍や温度のセンサー、ブザーやBluetoothなど、単機能の回路を布に封入。導電糸で組み合わせて服に貼り付けることで、ウェアラブルデバイスとして機能するという。中に入っている電子回路は一般的なものだが、洗濯にも耐える防水性や曲げたり伸ばしたりできるしなやかさをあわせ持つ。

 パッチワークの形で販売されることはないが、布に回路を封入したウェアラブル製品としての応用を検討しているという。