Moto ZやTango対応スマホを展示するレノボ、折り曲がるコンセプトモデルも

　千葉県の幕張メッセにて、家電・ITの総合展示会「CEATEC JAPAN 2016」が開催される。10月3日には報道関係者向けに公開され、設営の終わっている一部のブースを取材することができた。一般公開は10月4日～7日の4日間。

レノボ・ジャパンのブース

　レノボ・ジャパンのブースでは、事前に公表されていたように、最新のパソコンなどに加えて、「Motorola」ブランドのスマートフォンで10月中旬発売予定の「Moto Z」「Moto Z Play」と、これらの背面に取り付けられる「Moto Mods」シリーズが展示されている。来場者が触れられるようになっているほか、カメラやプロジェクターなどさまざまなバリエーションが用意される「Moto Mods」の合体も試すことができる。

　「Lenovo」ブランドのスマートフォンになる、Tango対応の「PHAB2 Pro」も展示される。こちらはTangoを利用した正確な空間認識を試すことができ、大塚家具に提供されたアプリを使って、家具を画面上に設置するといったデモを試せる。ブースの中にも大塚家具の協力によるコーナーが用意されている。

　同ブースではこのほか、米国で開催された「Lenovo Tech World」でも披露されたという2つのコンセプトモデルのモックアップ、「Folio」「Cplus」がショーケースの中に展示されている。どちらも、曲げられる液晶ディスプレイとフレキシブル基板を採用したのが特徴。

　「Folio」は小型のタブレットサイズの画面を、半分に折りたためるというもの。広げた状態では薄型で7.8インチ画面のタブレットとして利用でき、閉じると片側が5.5インチ画面のスマートフォンサイズで、表裏のどちらにも液晶画面がある「Dual Side Display」になる。

コンセプトモデル「Folio」

　もうひとつのコンセプトモデル「Cplus」は、キャンディバータイプの細長いサイズのスマートフォン。4.35インチの画面を搭載し、折り曲げて腕に装着できることで、スマートフォンとスマートウォッチを切り替えられる。

コンセプトモデル「Cplus」