【CEATEC JAPAN 2013】

ファーウェイ、世界最薄スマホ「Ascend P6」を国内にアピール

ファーウェイのブース

 ファーウェイ・ジャパンは、グローバル展開しているスマートフォンやタブレット、国内で販売されているドコモの「dtab」や昨日発表されたソフトバンクのWi-Fiルーターなどをブース内に展示している。また、6月にロンドンで発表された、同社の世界最薄の6.18mmのスマートフォン「Ascend P6」のプレゼンテーションを同社ブース内で行った。

 同機種は日本ではまだ発売されておらず、海外、現在77カ国で展開しているグローバルモデルとしての紹介となった。今後は100カ国以上に展開していく予定となっている。商品企画の伊藤氏は「ものづくり、デザインの世界観、ブランディングを含めスマートフォンの戦略を刷新したAscendシリーズの1号機と考えている」と語った。現在はLTEをサポートしておらず、今後は日本国内での展開を目指し、LTE対応モデルについて準備を進めているという。

 搭載カメラは、自動でシーン判別・設定ができる同社独自の「イメージスマートエンジン」を採用している。フロントカメラは約800万画素、インカメラが500万画素となっている。F値2.0と明るいレンズと、4センチまで近づけるマクロビューなどが特長。またファーウェイによると、UI(ユーザーインターフェイス)は独自の「EMOTION UI」を採用し、直感的で使いやすく、パーソナライズしやすい仕様に仕上げたという。

 ファーウェイはこのほか、同社製のAndroidスマートフォン「STREAM X」の夏キャンペーンとして実施していた「STREAM Xフォトコンテスト」の授賞式を同ブース内で行った。ゲスト審査員にフォトグラファーの百々新氏を迎え、約1300点の中から選ばれた最優秀グランプリの受賞者に、賞金50万円の授賞式が行われた。

授賞式の模様。左から、ファーウェイのコリン ジャイルス氏、最優秀グランプリのスギモトヒロシさん、フォトグラファーの百々新氏
「Ascend P6」
「Ascend P6」
世界最大6.1インチのスマホ「Ascend Mate」
ソフトバンクより12月発売の「Pocket WiFi 301HW」

川崎 絵美