【CEATEC JAPAN 2012】
トヨタ、プリウスPHVのスマートフォン連携機能を紹介

　トヨタのブースでは、電気とモーターによるEV走行と、エンジンを組み合わせたハイブリッド走行の2つの走行モードが可能なプラグインハイブリッド車「プリウスPHV」が展示されており、スマートフォンで車体のさまざまな情報を確認できる「eConnect」などもパネルで紹介されている。

　また、併設のトヨタホームのコーナーでは、外出先からスマートフォンを使い、3G通信で玄関を施錠できる（解錠はできない）仕組みなどもデモを交えて紹介されている。施錠の仕組みは、鍵をかけ忘れて出てきてしまった場合の利用を想定しているとのこと。これらの仕組みはトヨタホームのホーム・エネルギー・マネジメント・システム（HEMS）で実現されており、スマートフォンアプリはこのHEMSにアクセスできるという仕組み。

　このアプリではほかにも、室温を確認したり、「エコキュート」を稼動させたり、床暖房の電源を入れたりすることが可能。なお、宅内に設置されたHEMSのシステムと暖房などの各設備は有線で接続されているため、パナソニックの“スマート家電”で実現が断念された電源オンなどの機能も問題なく使えるとしている。

プリウスPHVの「eConnect」

トヨタホームのHEMS	施錠システムのデモ
スマートフォンアプリから施錠や床暖房などを稼動できる

電気自動車のコンセプトモデル「Smart INSECT」は住宅やスマートフォンとの連携も想定されている