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NTT西、中小企業のBYODを促進するスマホ向けソリューション

 NTT西日本とPhoneAppliは協業し、BYODを促進するサービス「スマート光 ビジネスUC」を7月15日より提供する。提供エリアは西日本エリアで、NTT西の回線が必要。

 今回提供される「スマート光 ビジネスUC」は、個人が持つスマートフォンなどを業務に利用する「BYOD」(Bring Your Own Device)を導入する中小企業の課題に対応するサービス。

 同サービスではクラウドアドレス帳として、クラウドサーバー上でアドレス帳を一元管理できる。パソコンのWebブラウザやスマートフォン向けの専用アプリからアクセスして、業務用のアドレス帳がどこでも利用できるようになっている。

 会社や部署などで同一契約の場合、利用者間同士で位置情報、休息中などのステータス情報の共有が可能。また、部外者に誤って送信するリスクの無い環境として、利用者間同士でのチャットの機能が提供される。

 対応するビジネスフォンの場合、スマートフォンからでも、事業所の電話番号で発信でき、通話料もビジネスフォン側に請求される。ダイヤルイン番号をスマートフォンに転送している場合は、スマートフォンには事業所のビジネスフォンではなく、発信元も電話番号が表示される。

 料金は、サービス契約料が1000円(税抜、以下同)、事務登録手数料が1回あたり1000円、月額の利用料は1IDあたり月額350円。サービス契約はフレッツ光ネクストなど1回線につき1契約となっている。事務登録手数料は新規や利用者数の増減申込時に発生する。

「スマート光 ビジネスUC」サービス概要

太田 亮三