FOMA通信モジュール内蔵、業務用の高機能小型モバイルルーター

　センチュリー・システムズは、FOMAのデータ通信モジュールを内蔵した小型のモバイルルーター「FutureNet AS-250/F-SC」を3月に発売する。法人向けに販売され、価格はオープン価格。

　今回発売される「FutureNet AS-250/F-SC」は、FOMAのデータ通信モジュールを内蔵し、下り最大3.6Mbps、上り最大384kbpsの通信速度に対応する。ローカル側には4ポートのスイッチングハブを備えているほか、プロトコル変換機能搭載のRS-232を装備。デジタルI/Oも装備し、LANに対応していない周辺装置との連動も可能になっている。

　動作温度は-20度～60度で、通信しない時間の電力消費を抑える省電力動作モードも用意。屋外を含めた幅広い環境に対応する。

　FOMAネットワークに対応する通信機能は、通常のインターネット接続に加えて、NTTドコモは提供する閉域網サービス「ビジネス mopera アクセスプレミアム」に対応できる。SMS着信をトリガーとしたインターネット接続機能も用意されている。

　大きさは約146×78×25mmで、重さは約360g。