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ソフトバンク、3G網を使う車載IP無線機のサービスを開始

 ソフトバンクテレコムと西菱電機は、タクシーやトラックなどの商用車向けに、車載用のIP無線サービスを2月1日より開始する。

 今回開始される車載用IP無線サービスは、西菱電機製の「IP無線機 SoftBank 201SJ」を利用し、ソフトバンクモバイルの3Gエリアで通信と音声通話、トラッキングや動態管理が可能になるというサービス。音声通話は単方向のプレストーク方式。従来の業務用無線の免許申請や、無線資格従事者による工事が不要で、通話料やオプションの利用料は定額で利用できる。また、オプション契約によりGPSを使った位置情報サービスにも対応し、配車や運行、業務支援機能にも対応する。

 「IP無線機 SoftBank 201SJ」は通信方式として2.1GHz帯のW-CDMAに対応。通話機能では個別呼び出しやグループ呼び出し、録音機能なども備えている。電源はDC12V、DC24Vの対応。大きさは115×25×135mmで、重さは700g以下。

「IP無線機 SoftBank 201SJ」(イメージ)

太田 亮三