au、法人向け「E09F」を11日より発売


 KDDI株式会社と沖縄セルラー株式会社は、auの法人向け携帯電話「E09F」を7月11日より発売する。

 「E09F」は、国際ローミング対応の折りたたみ型CDMA 1X WIN端末。今年2月に発売された「E08T」の機能を継承し、国際ローミング(GSM/CDMA)のほか、IPX5/IPX7準拠の防水性能も備える。また法人向けサービス「ビジネス便利パック」にも対応し、リモートデータ削除機能、セキュリティ監視機能も搭載する。

 機能やハードウェアはほぼ「E08T」と同じだが、ユーザー向けサイトが富士通運営のものに変わり、「E08T」に搭載されていた「3Dメール」は今回搭載されていない。主な対応サービス・機能はEZナビウォーク、助手席ナビ、おサイフケータイ、赤外線通信、ワンセグ、防水、グローバルパスポートGSM/CDMA、緊急地震速報など。

 約3インチ、480×854ドットのTFT液晶ディスプレイ、319万画素CMOSカメラを装備する。大きさは約110×50×16.2mm、重さは約130g。連続通話時間は約230分、連続待受時間は約250時間。ボディカラーはブラック1色。

 型番末尾の「F」は、東芝の携帯電話事業との統合で発足し、「E09F」の製造メーカーである富士通東芝モバイルコミュニケーションズを示したもので、製造元が変更となったことで、型番を一新して新たな機種として登場することになった。「E08T」の在庫がある間は併売となるが、その在庫が尽きれば「E09F」のみ販売されることになる。

 




(関口 聖)

2011/7/6 16:40