ドコモ、法人向けにスマートフォン対応グループウェア


 NTTドコモは、スマートフォン向けの法人向けクラウドサービス「モバイルグループウェア」を4月25日より提供する。同社が今年1月に発表したクラウド型グループウェアが商用提供される。

 「モバイルグループウェア」は、Webメールやスケジュール、ドキュメント管理、営業日報、住所録、ToDo、伝言メモといった機能がAndroidスマートフォンから利用できる法人向けグループウェア。サービスはNTTデータイントラマートのシステム共通基盤「intra-mart」を採用している。

 ASP型サービスとなるため、専用システムの構築は不要で、導入時の初期費用なしで利用できる。当初1IDあたり月額525円と発表されていたが、正式サービスは1IDあたり月額315円となる。対応機種はXperia(SO-01B)、GALAXY S、GALAXY Tab、LYNX 3D SH-3C、Windowsパソコン。FOMAやXi、固定回線などで利用できる。

 ドコモでは今後、iモード携帯電話への対応も進めていく。また、クラウド型メールサービスやストレージ容量の拡張メニューなども提供する方針。このほか、4月25日~8月31日にかけてキャンペーンが実施され、2011年9月までの月額利用料が無料となる。

 



(津田 啓夢)

2011/4/7 16:42