本日の一品
少し大きめな折りたたみキーボード、しかも光る
(2016/4/5 06:00)
相も変わらず続けている筆者のモバイルキーボード蒐集趣味だが、ここ最近はご紹介できる機会が多くとても喜ばしい。今回購入したのはスリーイーホールディングスの「3E-BKY1」。
以前購入した三段折りたたみキーボードの、恐らく後継と思われる機種。販売元が違うため、「恐らく」としたが、折りたたみ機構などからして、同じOEM元から供給を受けているのだろう。ちょっと大きくて、「光る」というオリジナリティを持った製品だ。
3E-BKY1は、折りたたみ型のキーボードで、Bluetooth接続が可能な製品だ。Bluetooth 3.0接続、Windows/Mac/iOS/AndroidのマルチOS対応など、近年のBluetooth接続キーボードとしては基本といえる性能は押さえている。
特徴は3つある。まず第1に、かなり大きいということだ。約30×12cmで英字78キーと、デスクトップパソコン向けのコンパクトキーボードと同等の大きさになっている。重量も約280gと、デスクトップ向けとしては軽量だが、運搬しようと思うとズシッとした存在感を感じる。
2つ目は、Bluetoothだけでなく、有線接続も可能ということ。内蔵リチウム電池への充電ポートを兼ねたmicroUSBポート経由でパソコンに接続して使える。前述の通り、モバイル向けとしては大きいため、普段はデスクトップでたまにモバイル、といった運用を想定してのことだろう。第3の特徴は「光る」だ。バックライト搭載で赤・青・緑色にキー面が光るので、薄暗いところでの使用も安心だ……どのくらい活用の場面があるかはさておき。
使用感は、快適そのものである。モバイル用途としては大きく重いが、それは快適さの裏返しでもある。広いキーピッチや大きなキーはタイピングに窮屈さがない。モバイルキーボードにありがちな無理なキー配置もないため、まったく違和感なくタイプできる。モバイル端末ではあまり用途のないファンクションキーに、コピー/カット/ペーストのショートカットがアサインされているのも珍しく、使い勝手の向上に一役買っている。
専用ケースに入っていて、ケースはモバイル端末を立てかけるスタンドになるなど至れり尽くせりな本製品。大きさと重さはトレードオフになっているが、この快適さは他に類をみない。長文をモバイル端末で編集する必要があるなら、検討に値するおすすめの一品だ。
製品名 | 販売元 | 購入価格 |
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3E-BKY1 | スリーイーホールディングス | 9690円 |