本日の一品
気の利いたデザインのストラップ形Lightningケーブル「NuAns BANDWIRE」
(2015/10/20 06:00)
自宅でも職場でも外出中でもiOSデバイスを扱うユーザーにとって、ケーブルにバッテリー、ケースといった周辺アイテムをいかにスマートに携行するかという課題は常に付きまとう。それに対する明確な答えのひとつが、今回取り上げる「BANDWIRE」。iPhone関連のグッズではおなじみのトリニティのブランド「NuAns」のラインナップのひとつだ。
BANDWIREは、両端の端子をゴム製の本体に収納して、コンパクトに持ち運べるLightningケーブル。普段は両端を内側に曲げて、本体に差し込んで持ち歩く。使用時には端子を抜き出して接続する。収納時の状態は、ちょっとケーブルには見えないデザイン。見た目もさりげなく、機能的にも金属部分の破損を防いでくれる構造で安心感がある。
フラットなケーブルを折り曲げて中央部分に差し込むので、ケーブルで輪ができる。この輪をキーホルダーの丸カンなどに通しておけば、スマートに携行できるというわけだ。それなりにしっかりとした強度ではめ合わせられ、抜け落ちる心配はなさそうだ。ただし、ストラップのようにケーブルを持って扱っていると、カギなど他の付属物の重さ次第では抜けてしまう可能性がある。形状がストラップっぽいこともあって、この点は気をつけたい。
カラーラインナップは、ブラック、ホワイト、カーキ、サフランの4色で、いずれも落ち着いたトーン。表面のテクスチャはデザイン的にも満足のいく仕上がりで、携行するアイテムとしては手触りがいい点も評価したい。ケーブルの長さは伸ばすと約185mm、収納時は約90mmで、重さは12g。
ケーブルとしての使用感は、フラットケーブルのような平たい形状で長さは短めだが、適度な弾力でフレキシブルに曲がってくれるので無理なく接続するのに必要十分の長さだ。
そんなわけで、キーホルダーに装着されることになったBANDWIREだが、正直、使い勝手云々を評価するほど複雑な製品ではない。スマートに携行できるかどうかが主な評価ポイントになるだろう。その点においては、デザインや質感のさりげなさを含めて、非常に高いレベルで満足している。ゴム製品はややもするとイヤなにおいがしたりするが、そのようなこともなく、素材選びの苦労が忍ばれる。
他に気にすべき点は耐久性で、特に接続部の強度を維持できるかどうかは様子を見ていくことになるだろう。筆者の使用頻度は低いので問題ないのではないかと思っている。ヘビーユーザーにとって長期使用に耐えるかどうかは、使ってみての判断になるだろう。
製品名 | 販売元 | 購入価格 |
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NuAns BANDWIRE | トリニティ | 2376円(税込) |