本日の一品

PCと一緒にカバンにしまえる、イマドキの薄型弁当箱「フードマン」

薄型弁当箱「フードマン」商品パッケージの表面と裏面

 最近の弁当男子・弁当女子たちは、どんな弁当箱をお使いだろうか。以前ステンレス製の弁当箱をご紹介したのだが、筆者の職場に電子レンジが導入されたため弁当箱を新調しようということになった。最近のプラスチック製の弁当箱ならたいていの物は電子レンジに対応しているのだが、どうせなら今持ち歩いているカバンにフィットした物にしようと考えて選んだのが、今回紹介する薄型弁当箱「FOODMAN(フードマン)」だ。

A4のコピー用紙の上にフードマンを置いたところ。幅はA4サイズと同じだ

 読者のみなさんの中にも、毎日ノートパソコンを持ち歩いている人は少なくないだろう。筆者も愛用のノートパソコンを常に持ち歩いていて、いわゆるBYOD(Bring Your Own Device)を実行している。ノートパソコンをカバンに入れると気になるのは、カバンに入れた他の荷物のためにノートパソコンが傷つかないかということだ。

 今思い出しても切なくなる話だが、筆者は一度カバンに入れた荷物でノートパソコンの液晶を割ったことがある。保証期間中に修理に出してきれいになった直後だったので、割れた液晶でもしばらく使っていたほどショッキングな出来事だった。そんな記憶もあり、カバンの中のパソコンに影響を与えにくいデザインのフードマンはいいなと思ったのだ。

ノートパソコンと一緒にカバンに入れたところ。この厚さならいっぱいのカバンでもすんなり入ってくれる

 このフードマンは厚さわずか35mmということで、カバンに入れても他の荷物の邪魔にならない。また面積が広いために隣のノートパソコンにも均一に力がかかっているようで安心できる。薄いと中身が入らないような印象があるが容量は800mlと十分大きいので、隙間を広めに詰めた方がよいかもしれない。また、薄いために入れられるおかずに制限があることは覚えておきたい。例えば手羽先だったら入るかもしれないが、骨付き鶏モモは入らないくらいの厚さだ。

弁当箱の内側。筆者は広いところにご飯を、狭いところにおかずを入れている

 ご飯とおかずをつめて適度に冷ました後に蓋を閉めるのだが、パッキンをしっかりと機能させるためには上からしっかりと押さえる必要がある。まず中心を押した後、上下左右を押して、最後に角を押す。完全に蓋を本体に密着させたところでロックをかける。今のところこうしてロックして汁漏れしたことはない。

 冒頭に書いた電子レンジ対応についても書いておこう。蓋をはずせば電子レンジで温めることが可能だ。蓋とパッキンも耐熱温度100℃ということで、食洗機で洗うことができるのもうれしいポイントだ。

ジップロック イージージッパーに入れているところ。ぎりぎりだが入る

 さて、この弁当箱の惜しいところはちょうどいいサイズの袋が販売されていないということだ。四方からロックするので液漏れなどはないと思いたいのだが、ノートパソコンなどの電子機器と一緒に入れるということもあって万全を期しておきたい。そこで筆者は家にあったジップロック イージージッパーの大サイズに入れてみたところぴったり入ったため、これを常用している。これなら普通のビニール袋よりは厚手で丈夫なので何度も使えるし、汚れたら新しい物に交換すればよい。もしも専用の袋が発売されたらその時に考えようと思う。

 様々な形状、材質の弁当箱がある昨今だが、ここまで薄くて電子レンジ対応のものは他になさそうなので、ノートパソコンを常に持ち歩いている方は検討してみてはいかがだろうか。

ご飯とおかずを詰めてみたところ。薄いものの容量は結構あるのでご飯も軽めに盛っている
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大木真一