本日の一品

リアルすぎる!二度見されちゃうベーコンのしおり

「焼ベーコンしおり」パッケージ表面

 電車に乗って周りを見渡すとスマートフォンを見ている人が大半でタブレットを持っている人もいる昨今だが、やはり紙の本の読みやすさやハンドリングの良さを置き換える端末はそう簡単に出てきそうにない。筆者も鞄の中には紙の本を入れておいて、なるべくスマートフォンよりも本を読むようにしている(なかなかうまく切り替えられないのではあるが)。

 出先で本を読むとなるとどうしても途中で本を閉じる必要が出てくるので、しおりを用意する必要がある。と書くと大げさだが読者のみなさんもご存じの通り、しおりという専用の道具である必要はない。さっきペットボトルを買ったコンビニのレシートでもポストに投函されていた水道工事の広告チラシでも、どこまで読んだかがわかればそれでいい。しかしそこにちょっとした工夫や遊び心を入れたくなってしまったりするのと、失くしたり壊したりしてしまうのでたびたびしおりを購入することになるのだった。

包装のビニール袋を開けたところ。もう一枚ビニール袋がかかっているが、このまま使うのが正解のようだ
しおり裏面。裏面はどこかハムっぽい
パッケージ裏面。焼ベーコンのほうがひと手間多いからか値段が高い。筆者のおすすめも焼ベーコン

 今回紹介するのは別の用事で合羽橋道具街に行ったときに見つけて、あまりのできの良さに衝撃を受けたしおりだ。なにをそんなに衝撃を受けたのかは写真を見ていただければおわかりだろう。販売元が本職の食品サンプルの会社ということで細かいところまで実によくできている。写真をよく見るとわかるのだがベーコンは透明なビニール袋に入った状態でハトメで留められており、このまま使う事を推奨されているようだ。おそらく表面の模様は塗装で作られているのでその保護のためなのだろう。もしかするとお子さんがうっかり食べてしまうことを避けるためなのかもしれない。

本に挟んだところ。革紐がおしゃれだが、でっぱるベーコンが目立っている

 本物そっくりなだけあってちょっと厚みやでこぼこがあるので長期間本に挟んでおくとページに跡が付いてしまうだろうが、長い間閉じておくような使い方には向いていないだろう。見た目のインパクトが重要なしおりであるから、常に持ち歩いてどんどん挟む本や雑誌を変えていくような使い方が合っているはずだ。

本を開くとこんな感じに。電車内で二度見されがち

 そろそろ暑くなってきて外に出るのがしんどい季節になってくるので、通勤時間だけでなく家で本を読む機会も増えてくることだろう。そんな時に使うしおりを新調して気分を新たにしてみてはいかがだろうか。

製品名製造元購入場所購入価格
ベーコンしおり元祖食品サンプル屋合羽橋店800円(税抜)
焼ベーコンしおり元祖食品サンプル屋合羽橋店900円(税抜)