本日の一品
小顔も目指せる!? スマホ対応な先進カミソリ「Xfit」
(2014/4/16 06:00)
ヒゲを剃ると、剃った面積と毛の本数を記録してBluetoothでスマホにデータ転送し、SNSにシェアできる、なんて機能は一切ないのだが、ヒゲ剃りを欠かせない世の男性ならぜひ一度は使っておきたいカミソリ「Xfit」が登場した。
このカミソリ、ホルダーに替え刃が4つ付いて700円台と、わりと安価な値段となっている。替え刃1つは2週間使い続けられるとしており、4つの替え刃を消費する2カ月後はホルダーごと買い替えるのが前提、という今まであまりなかった使い方だ。
で、Xfitの一番の特徴は、なんといっても専用のスマートフォンアプリ「HIGE LIFE -ヒゲ情報専門アプリ-」が用意されていること。このアプリでは、ヒゲをテーマにした1分間のネットラジオ番組をほぼ毎日聞ける「HIGE FM」と、ユーザーのヒゲについて診断してくれる「HIGE KARTE」という機能がある。また、「替え刃アラート」なる機能もあって、替え刃の使い始めに“リセット”しておけば、残り使用日数をカウントダウンしつつ、2週間後に通知してくれる親切な仕組みにもなっている。
アプリ自体は誰でもダウンロードして利用できるが、「HIGE KARTE」だけはXfit所有者のみが使用可能だ。診断を申し込む際に、Xfitをスマートフォンのカメラで写して認識させるという手順が必要になっている。うまく認識させられたら、簡単なアンケートを記入し、自身の顔のアゴ部分を正面と真横から撮影した写真とともに送信する。その後、診断結果がアプリに届くという寸法だ。
ところでこのアゴ写真を撮る際、正面は簡単だが真横はかなり難しい。画面上に表示されるガイドラインに合わせてインカメラで撮るのだけれど、当然ながら横に向いていると画面が見えない。鏡を使えばいいのだと後になって気付いたのだが、結局10回ほど撮影し直して、それでもちょっとズレたまま、諦めて送信すると数時間で診断結果が届いた。
前回のヒゲ剃りから1日半ほどおいて無精ひげ姿の写真を送った結果、なんと「ヒゲの濃さ レベル1」。なんだ、大したことなくって診断する方もやりがいがなかったんじゃないかな、と思ったのだけれど、診断内容ではカミソリ負けしないヒゲの剃り方、小顔に見せるヒゲの残し方、なんてアドバイスがあって、けっこうためになる。遠回しに顔がデカいと言われているようにも読めたが、たぶん気のせいだろう。
ちなみに、肝心のXfitの使い心地だけれども、2カ月で交換するということもあってホルダーはそれなりにチープ。しかし、替え刃を装着する部分が弾力のある構造になっていて、肌当たりはとても優しい。優しすぎて何度か往復させないとしっかり剃れない場合もあるが、5枚刃+スムーザー付きということもあり、カミソリ負けすることもなさそう。男性のヒゲ剃りに限らず、女性のむだ毛処理時にもこの優しさはうれしいんじゃないだろうか。
製品名 | 販売元 | 購入価格 |
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Xfit | 貝印 | 718円 |