本日の一品
コンパクトなのに大容量!な「ハンディトワレ・スリム」
(2013/11/25 06:00)
山登りや海外旅行では、トイレで用を足したときの携帯用洗浄器があると便利。最近では各社から電気式、ポンプ式の様々な携帯洗浄器が出てきている中、パナソニックから結構よさそうな製品「ハンディトワレ・スリム」が発売されたので買ってみた。
持ってみると、他社製品も長く使っていたこともあり、確かに他の製品に比べ気持ちハンディでスリムでポータブルであることに気づいた。男性はもちろん女性でも子供でも容易に持てるサイズである。スリムだが、1回分は使える水が入れられるため、他社製品よりも良くも悪くも長い。カラーリングが6色から選べていいのだが、パナソニックが出してるからというのがあるのだろうか、なんとなく「ポケットドルツ」っぽい雰囲気がある。
洗浄スイッチはHI(強)とLO(弱)があり、このサイズの製品にして便器についた“据え置き型”の洗浄器と勢いは変わらない。ただし水の出口が小さいので“据え置き型”と比べて水が小さな点に集中して噴射される。
この製品のギミックとしては、色のついた外側を覆うカバーを取り外す。このカバーは水タンクなのだが、水やぬるま湯を既定の水位以内まで入れて、本体の底にはめ込む。本体には水が出るノズル部が折りたたまれており、これを取り出して使用する。この手の製品の多くがそうだが、コンパクトな本体から開いて洗浄器に変身する様子は、名前やデザインは女性もターゲットにしてるのだろうが、むしろ男性のほうが喜びそうだ。
この本体底部には稼働させるための単4電池2本の電池ボックスがあり、電池ボックスの蓋がガッチリとタンクの水を防ぐ。さらに水が足りないとか、トイレで水を入れる作業が格好悪いので見せたくないという人のためにペットボトルと本体を接続するためのアダプターがある。事前にペットボトルに大量の水を用意して、ハンディトワレ・スリムと一緒にトイレに持ち運び、現地で装填することができるわけだ。ヘビーユーザーにも安心(?)なのである。
水を扱う製品として、水漏れしようものなら製品の魅力はなくなってしまう。一方で水を入れたタンクを繋ぐというプロセスがあるため、そのプロセスの際には結構力がいる。お昼時の読者には申し訳ないが、今にも漏れそうなときに水を入れてさらに水が漏れないよう力を入れてタンクを装填できるのか。ペットボトル用アダプターを繋ぐ際には特に力が入るのだが、便意の前に力が入れられるのか。この辺がこの商品選びのポイントのひとつとなろう。男性には問題ないが、女性は一考を。
製品名 | 製造元 | 購入価格 |
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ハンディ・トワレ DL-P300-A ブルー | パナソニック | 7180円 |