本日の一品

振動を与えて残量確認できる6600mAhのモバイルバッテリー

Energy bar 6600

 3080mAhのバッテリーを内蔵する「AQUOS PHONE SERIE SHL22」を使用するようになってからというもの、普通に1日電池がもつので、モバイルバッテリーを持ち歩くことが無くなった。しかし、先日、始発で出かける日帰り出張があり、小心者の筆者は念には念をということで、モバイルバッテリーを購入し、持って行くことにした。

 ちょうど都合よくAKIBA PC Hotline!に掲載されたこんな記事を参考に購入したのが「Energy bar 6600」という製品。Amazonなどでは3800円程度で販売されているようだが、特価1000円という売り文句と、振って電池残量を確認するというギミックに惹かれて購入に至った。

 モバイルバッテリーとしてのスペックだが、容量6600mAh、出力用USBポート×2、1ポート2.1Aもしくは2ポート各1Aの出力が可能ということで、スマートフォンのみならず、iPadをはじめとする各種タブレットでも使用可能だ。大きさは43.5×43.5×70.5mm、重さは180g。スリム化する昨今のモバイルバッテリーと比べると、ややボッテリした形状なので、服のポケットに入れていると多少もっこりする感じになる。

出力は1A×2ポート。1ポートのみの使用なら2.1Aを出力できる
充電用の端子がMini USBなのがちょっと残念

 で、気になる“振って残量確認”の部分だが、実際には振るというよりも、テーブルに置くなどしてコツンとした衝撃を与えると反応するようで、4段階で残量を確認できる。

 パッケージには各種機器用の変換コネクターが同梱されており、必要に応じて組み替えて使用するのだが、バッテリー本体を充電する端子がMini USBというのが少々残念なところ。今どき基本はMicro USBにしてくれると、無駄に変換コネクターを持ち歩かずに済むのでありがたい。また、出力が最大2.1Aなのに対し、入力が最大1Aなので、6600mAhという大容量だけに、バッテリー本体の充電に結構時間がかかることになる。

コツンとした衝撃を与えるとLEDで電池残量を確認できる
同梱されている変換コネクター。正直、こんなにいらない

 とはいえ、1000円で6600mAhというコストパフォーマンスは非常に魅力的。ただ、そうやってせっかく用意したモバイルバッテリーだったのだが、SHL22の電池が普通にもってしまい、結局出番が無かったというのはここだけの話である。

製品名販売元購入価格
Energy bar 6600CROY1000円

湯野 康隆