本日の一品
200円未満で買った小型電動掃除機
(2013/10/21 06:00)
前回この「本日の一品」で新しいMacBook Airを購入した件を取り上げたのだけれども、それまで使っていた古いMacBook Airは知人に譲ることにしたので、2年間の垢や汚れをきれいに落としておこうかと考え、お掃除グッズを探していた。そんな時にeBayで見つけたのが、小型の電動掃除機。USBポートに接続すれば、驚くべき吸引力(?)でゴミを吸い込めるらしい。
何より惹かれたのが、値段の安さ。なんと本体価格は2ドル未満で、送料はタダ。中国製だ。品質にはあまり期待していなかったのだが、キーボードの隙間にはさまった2年分のいろんなカスを取り除くのに使えそうな気がしたので、200円もしないのならと、迷わず購入した。
海外からの発送なのに送料無料ということで、届くまで1カ月くらいかかるかなと思いきや、意外にも2週間弱で到着。さっそく開けてみると、色や形の微妙さはともかく、想像以上の軽さで“おもちゃ感”がすごい。先端部分のアタッチメントが交換式になっており、ホース状になったものとブラシが付いたものの2種類が同梱されていた。
アタッチメントを外すと中にホコリをキャッチするであろう黒い網状のものが見えるので、吸い込んだゴミはアタッチメントを外して本体を逆さまにして捨てる、ということのようだ。詳しい説明書が付属していないので推測するしかないが、200円もしていないのだから仕方がないとあきらめがつく。
というわけで実際に使ってみたところ、USBポートに接続した瞬間にわりと騒がしいモーター音を響かせ始めた。電源スイッチがどこにもないので、USBケーブルを差してオン、抜いてオフ、という単純な構造だ。キーボードの上を這わせるも、吸引力はやっぱりそれほど高くない。ごく小さなクズや短い髪の毛程度ならなんとか吸い込める程度。ブラシの付いたアタッチメントに交換して、キーボードの隙間をほじくり返すようにして使えば、わりと効果的にゴミを引っ張りだすことができる。その後にホース状のアタッチメントに交換して吸い込む、という使い方であれば、それなりに役立った。
ちなみにホース状のアタッチメントだが、なんとなく熱収縮チューブを適当な長さにカットしてはめ込んでいるだけのように見えたので、ライターであぶってみたら……やっぱり縮んだ。うまい具合に縮ませれば好みの吸引力にカスタマイズできて、ますます使い勝手がよくなる、かもしれない。
このUSB型の掃除機は、使っているPCから簡単に電源を取れるのが特徴なのだが、これは最大の欠点ともなる。PCの電源が入っている間しか動作しないわけで、キーボードを押すと反応する状態で掃除するしかない。思いがけないキー操作がされないよう、少なくともロック画面や、ログアウト後の画面にしてから使った方がよさそうだ。もちろん電源口に差し込んだスマートフォン充電用のACアダプターなどから電源を取れば問題ないのだけれど。
製品名 | 購入場所 | 購入価格 |
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SB MINI VACUUM FOR COMPUTERS | eBay | 1.96ドル |