自分だけのカスタムカラーモデルを実現するiPhone4/4s用プラモケース


iPhoneユーザーには楽しい組み立て式iPhoneプラモケース

 コネクター形状や本体の縦横比が変更されたiPhone 5の登場、さらに今後の登場が期待されている新iPadの噂のお陰で、iPhone4関係の周辺機器価格は軒並み下落している。

 新iPhone 5を即購入するのでなければ、iPhone、iPadを自分専用にパーソナライゼーションしたいユーザーとってはめったにない買い手市場の楽しい時期だろう。

 大昔、ウィルコム社の電話通信モジュールであるW-SIMを活用したプラモデルのような着せ替えケータイが参考出展されたことがあるが、“KITO Studio社”製の組み立て式iPhoneケースは同じ発想の製品だ。

 製品そのモノがシンプルなデザインのiPhoneは単純構造のケースが似合うと同時に、DIY系でも比較的簡単にカスタマイズしたケースを制作できる形状だ。iPhoneに限らずスマート・フォンは前面がすべて液晶なので、ケースでカバーするのは側面と背面だけだ。

 本日の一品としてご紹介するiPhoneプラモケースも側面と背面で構成されている。iPhoneプラモケースは大きくA、B、Cの3つのキット部分に分けられ、それぞれのプラスティック・パーツがビニール製の別々のパッケージに収納され販売されている。

 Aは周囲のフレーム、BはiPhone背面の上下の2つのパーツ。Cは背面の2つのBパーツをジョイントする連結パーツと、音量調節(+-)ボタン、電源オン・オフボタンの3つからなる。(なぜか音量調整ボタンだけは2個ついている)

 A、B、Cのそれぞれのパーツには、オレンジ色、迷彩グリーン色、ホワイトの3色があり、全て同一色で揃えることも、3つとも別のカラーを選択することもできる。単純計算だと27通りのカラーコンビネーションができることになる。さらにiPhone本体のボディカラーが2色あることから、最終的な組み合わせカラーはその倍の54通りあることになる。

 プラモデルというほど大げさなものではなく、パーツはニッパーなどの工具がなくても、ちょっとひねるだけでランナー(枠)から綺麗に外れ、ゲート(切り口)の処理もほとんど不要だ。iPhone プラモケースは、組み立て開始からiPhoneに装着するまで5分もかからないうちに完成する。電源オン・オフやボリュームのアップダウン等のデリケートな部分もよく考えられており、問題なく、安心して利用できる。iPhone 5は様子見という4/4sユーザーにおすすめしたい着せ替えケースだ。

ランナーにパーツが付きまさにプラモ感覚。左からAパーツ(フレーム:白)、Bパーツ(背面パーツ:迷彩グリーン)、Cパーツ(Bパーツのジョイント、その他:オレンジ色)指先でパーツを軽くつまんでねじり取る感じでパーツは綺麗にランナーから外れる
ランナーからパーツを切り離し、アッというまに組み上げ完了結果論だが、あんまり成功したカラーコンビネーションとはいえないかも……購入時にはカラーコンビネーションのイメージ想像が重要だ



商品名実売価格購入場所
iPhone4/4S Self assembling accessory
@KITO_Studio
1セット 1500円秋葉原 「三月兎」


(ゼロ・ハリ)

2012/9/25 06:00