前代未聞!? クマのぬいぐるみ型iPadスタンド「Paddy Bear」


大きくて柔らかくて全体が毛で覆われている「Paddy Bear」

 これまで、iPad用のカバーやスタンドはいくつか使ってきたが、今回の製品は史上最大ではないだろうか。しかも、カバーなら薄型で透明、スタンドならポータブルといった、従来の商品選びの基準を大きく覆す存在、それが、Thinking Power Projectプロデュースの「Paddy Bear」(パディベア)である。

 IT業界に突如として現れたこのクマさん。その使命はiPadを優しくホールドし、使う人の心と体を温めること。身長48cm、座高33cm、重さは480gで、モフモフした毛に包まれており、脇と腰のあたりにゴムがついている。iPadの角にこのゴムをかけて固定すると、クマがお腹にiPadを抱えるようなスタイルになる。クマの脇腹部分にポケットがついており、そこに手を差し込むと、「Paddy Bear」ごとiPadをホールドできるのだが、基本、持って使うのではなく、ヒザの上などに置きつつ……とまともに説明しようとすると堅苦しくなるが、ぬいぐるみを抱きかかえる感覚で、一緒にiPadが楽しめるカバー兼スタンド、というわけだ。

 販売元のリュウドの公式サイトでは、小さなお子さんが使っている様子が紹介されているが、子供を抱えながら使う際、「Paddy Bear」の厚みがちょうどよい高さをうみ、クッションにもなっているのが分かる。大人が単独で扱う場合でも、座った状態なら、iPadを持たなくてよいので楽というメリットがある。ソファに深く腰掛けたり、寝転んだりしながら使うのに、手に負担がかからないし、なにより、太ももの上にのせたときの冷たさを感じなくて済むというのはうれしい。

 iPadだと、どうしても携帯性に意識がいってしまいがちだが、これは完全に逆の発想の製品。ここまでくると逆に使い勝手が向上する部分があるのだな、と思わされた。四隅がホールドできれば、裏面は座布団のようなものでもいい気はしたのだが、果たしてそれを喜んで使う気になるだろうか。と考えると、やはりクマである意味もちゃんとあるのだ。と、なんだかやられた感じがしているのであった。

 ちなみに、公式サイトには、「お一人でも、お友達と一緒の時も、恋人と二人の時も、親子でも、ご家族みんなでも、いつでもどこでも」とある。こたつにとっぷりと入りながら、大きなクッションに体を預け、お腹の上にiPad 2を持たせた「Paddy Bear」をセット。なんて温かくて幸せ……。これは「一人暮らしの女性が犬を飼い始めたらナントカ」というのに近い状態ではないだろうか。いや、深く考えるのはよそう。


「Paddy Bear」の背面。これだけ見ればただのぬいぐるみiPad 2をセット
脇腹にポケットがついているので、手を差し込むと温かく、そのまま全体を支えられるシリコン製の「ハートスイッチ」が付属。iPad 2で使える
磁石がついているiPad 2のフチに挟んで使う
スライドさせると、電源のON/OFFが可能になる使わないときは、ポケットに入れておけば安心
日光浴中の「Paddy Bear」。なんだか女性らしい部屋になった気がする!

 

 

製品名製造元購入価格
Paddy Bear(パディベア)リュウド2980円

 

 

(すずまり)

2012/2/10 06:00