無印良品のUSB端子付き電源タップ


無印良品「ジョイントタップ・コンセント4個口/USB2個口付」。シンプルな見た目も魅力の一つ

 USBで充電するガジェットの増加とともに、関連製品も増えてきた。充電専用のUSB端子が付いている電源タップが登場したときには驚いたが、無印良品の「ジョイントタップ」シリーズにもUSB端子付きの製品が登場しているのを発見し、思わず購入してきてしまった。というわけで今回は、充電用USB端子付きの電源タップ「ジョイントタップ・コンセント4個口/USB2個口付」をご紹介したい。

 無印良品の「ジョイントタップ」は、テーブルタップと電源ケーブルが別売りになっており、分離・合体できるという特徴を持つ。テーブルタップ部分だけを交換できるということは、いったんベッドの下やタンスの裏などに通した電源ケーブルを取り回し直す必要がないということだ。とても便利である。このジョイントタップについては、詳しくは本コーナーの以前の記事をご覧頂きたい。そんな「ジョイントタップ」シリーズの一つとして今回、USB端子が備わった本製品が加わった。

 さて実際の使用感についてお伝えしたい。2つあるUSB端子のスペックは、説明書によると「定格出力DC5V/合計1000mA」とある。具体的に言うと、「5V 1A」を必要とする「iPhone 4」の場合、2台同時に接続すると片方は充電できない。となると言わずもがな、「5.1V 2.1A」を必要とするiPadも充電できない。元々、寝室で妻と筆者のiPhoneを同時に充電しようと思って購入したので、いきなり困ってしまった。なので片方のiPhoneはジョイントタップのUSB端子から充電し、もう片方は「iPhone 4」専用のACアダプターを挿して利用している。こんなことなら最初から「USB1個口」のモデルを購入しておけばよかったと思わなくもない。なので今度、無印良品の店舗に立ち寄る機会があったら、「USB1個口」を購入してこようと思っている。そう高いものではないし、テーブルタップ部分の交換は前述の通り楽なので、この辺は実に気兼ねがない。

 もちろん「iPhone 4」以外の携帯電話、特に必要出力が低くても充電可能なフィーチャーフォンなどは、2台接続しても問題なく充電できると思われる。ちょっとしたUSB充電機器を充電するのに、パソコンのUSB端子が空いていない、あるいは使いたくないとき、USB端子付きACアダプターを持ち出すのは面倒だ、などとお考えの向きにお勧めしたい。


テーブルタップと電源ケーブルを分離できるので交換が容易。電源ケーブルはそのまま延長ケーブルにもなる実際の使用風景。「iPhone 4」を二台同時に充電できないのは残念ではある

 

製品名製造元購入価格
ジョイントタップ・コンセント 4個口/USBポート2個口付無印良品900円

 




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2011/11/21 06:00