アルミボディがかっこいい携行性抜群のスピーカー


ソニー・エリクソン製のスタイリッシュなモバイルスピーカー

 スマートフォンで音楽やサイマルラジオを聴く機会が増えた。また、Ustreamなどのストリーミング配信やスマートフォン用にエンコードした動画を見るという人もいるだろう。そのとき、イヤホンならば十分な音質で楽しむことができるが、スマートフォンに内蔵されたスピーカーで、という場合にはちょっと寂しい。もう何年聞いているかわからない「伊集院光 深夜の馬鹿力」を聴くためにAVアンプに音声を出力するのも面倒だなぁ……と思っていた時に登場したのが、ソニー・エリクソン「メディアスピーカースタンド『MS430』」だった。

 パッと見はアルミボディとヘアライン加工が美しい円柱の物体。頭の部分を引っ張り出すことで、モノラルスピーカーに可変するという、ソニー・エリクソンらしいかっこいいアイテムだ。サイズは31×110.25mm(直径×長さ)、重量は実測で104g。単4形乾電池×3で最大12時間駆動と、携行性の面でも十二分だ。

 さて、使い方。頭の部分を引っ張り出すと、ステレオミニプラグがお目見えする。その状態から引っ張り出した部分を回転させれば、スタートアップは完了だ。形としては、スマートフォンの「枕」になるようセットする。「Xperia SO-01B」や「Xperia arc SO-01C」を前提にデザインされているが、本体のステレオミニプラグがある部分の可動域は約270度なので、大半のステレオミニ・ヘッドホン端子のある製品との接続が可能。手持ちのXperia arc SO-01Cだけでなく、iPhone 4やiPad2などにも接続できた。

 音質はモノラルスピーカーなので、あまり期待していなかったが、持ち運ぶ際の円柱状態のときにステレオミニプラグを収納する穴が、ウーハーを兼ねている。そのため、低音がしっかりと出て、意外なほど満足感がある。また、用が済んだら円柱状態に戻して、カバンに入れておくというアクションもスムーズ。直径31mmがとくに効果的で、旅行中のカバンにもあっさりと入れることができた。女性用のバッグにも押し込みやすいだろう。自宅のみだとあまり体感できないが、携行性と音質が両立したスピーカーだといえる。

 もっぱらサイマルラジオの聴取用スピーカーとして愛用しているが、オフ会やら泊まり込み作業のときにも持って行きたくなる、かっこいいガジェットだ。スマートフォンのスピーカーではちょっと物足りないが、なるべく低価格で済ませたいというユーザーならば、「メディアスピーカースタンド『MS430』」は十分に選択する価値がある。

単4乾電池×3で最大12時間駆動。引っ張り出すと電池ホルダーが露出というギミックがステキステレオミニプラグはソニー・エリクソンロゴのある部分を引っ張ると顔を出す
引っ張り出したあとに水平方向に回転させると、スタンドスピーカーに変形完了。またステレオミニプラグの根本は盛り上がっており、保護カバーを装着したままでも接続できるようになっているステレオミニプラグ収納部分は、バスレフポートも兼ねている
Xperia arc SO-01Cを接続してみたところ。低音がしっかりと出るので、サイマルラジオ再生用として活躍中だスタンドにするにはサイズオーバーなiPad 2では、写真のようにして使用している。旅行先での作業BGM再生目的でセットしてみたが、思った以上にフィットし面白かった。これを見た同行者ひとりが、本製品の購入を決めたことも付け加えておこう

 

製品名製造元購入価格
MS430ソニー・エリクソン2980円

 




(林 佑樹)

2011/4/27 06:00