ThinkPadのポッチ風? のイヤホンマイク
ThinkPad In-Ear ヘッドフォン |
質実剛健なノートPCであるThinkPadを出しているメーカーとは思えないほど、自由な周辺機器を出しているレノボ。ThinkPad風のデザインでまとめたイヤホンマイクが「ThinkPad In-Ear ヘッドフォン」だ。
そもそもこれは、最近のレノボの一部ノートパソコンで採用されている、イヤホンとマイクが一緒になったプラグに対応するためのイヤホンマイク。3.5φのミニプラグ(4極)が1個だけついているので、パッと見は単なるイヤホンだと思ってしまう。
ありがたいことに、通常のイヤホンとマイク端子に接続するためのアダプターも同梱されているので、一般的なパソコンに接続しても問題なく使えてしまう。ビデオチャットやネット電話で使う場合には重宝するアイテムなのだ。
とまあ、製品の説明はこの程度で。筆者はこの製品のポイントは機能よりもデザインだと思っている。
製品の写真でも分かるが、ノートPCのThinkPadの赤いポッチこと「トラックポイント」を思わせる黒地に赤のマークのイヤホンの写真を見て、ピピっときたのは筆者だけではないはずだ。製品写真として使われる広報写真では、一緒に収納ケースまで映っている。ケースといっても小さい巾着型のポーチなのだが、外は黒、裏地は赤を強調した写真である。実際、この写真で筆者を含めてThinkPadマニアが相当釣れたに違いない(笑)。
いつものレノボの直販サイトでポチって届いた「ThinkPad In-Ear ヘッドフォン」を実際に見てみると、そこは普及価格帯のイヤホン。パッケージ自体も簡素で、中身も手軽に買えるイヤホン程度の造りではある。が、ThinkPadと並べてみるとやはり揃ったデザインが楽しめる。
ちなみに、ひとつ筆者の勘違いがあった。黒地に赤い丸のデザインはイヤホンの右側を示す赤だったことで、イヤホンの左側は全部真っ黒だったのだ。ちょっとがっかりしながらも、もうひとつの購入ポイントである収納ケースを見てみると、値段なりの造りではあるが、裏地には赤い布が貼ってある凝りようだ。しかも紐には赤いストッパーがついており、きんちゃくの口をしっかり締めて固定することもできるようになっている。
片方が真っ黒なデザインにちょっとがっかりしながらも、おまけとしては充実すぎるきんちゃくポーチで悲しみと喜びは相殺。「ThinkPad In-Ear ヘッドフォン」はThinkPadのお供に、一緒に持ち歩こうと思う。
ポーチの裏地を強調する広報写真と同じ配置で並べてみた。左用のイヤホンは真っ黒だが、写真では向こうを向いていと勘違いし、右側と同じ赤いデザインと思い込んでしまったのだ | マイクも一体化しているので、プラグの先は4極になっている |
赤と黒で右と左を分けたイヤホン部分 | ThinkPadと一緒に使えばデザインが揃ってうれしい瞬間だ |
製品名 | 製造元 | 購入価格 |
ThinkPad In-Ear ヘッドフォン | レノボ・ジャパン | 1932円 |
2011/1/14 06:00