ロマンとノスタルジー溢れるシンプルなアルミセード照明
柔らかな光を放つ、レトロな「後藤照明」のアルミセード型ランプ |
最近筆者は広めのワンルームの部屋に引越したのだが、天井の照明は二カ所に設置できるようになっている。大部屋対応のシーリングライトひとつで十分な明るさをまかなえてしまったため、もう片方の設置口には遊び心ある照明を、と思い立って、ネットを徘徊し今回紹介する一品を発見した。
むき出しの電球にアルミ製のシンプルな傘。クラシカルでロマン溢れる照明器具を専門に製造・販売している「後藤照明」の製品だ。ログハウスに吊られているのが似合いそうなレトロなデザインながら、すっきりとして飽きのこない仕上がりになっている。今回選んだのはアルミセード、コード長44cmのタイプ。コード長が調整できるアルミ製の金具がついているだけの本当にシンプルな構成のランプだ。
一般的な電球よりも少し縦長に作られている付属のこの電球は、レプリカ球と呼ばれているもの。パッケージに「明治12年にエジソンが最初に作った電球」との説明書きがあるとおり、レトロ感満点の形状だ。点灯するとクリアなガラスの中で煌々とフィラメントが輝く様子がよくわかる。光の色味は白熱球よりやや赤みがかった柔らかい黄色、といった印象。光量も6畳くらいの部屋なら充分照らせる明るさがあり、玄関で使うのにもよさそう。
今回購入したタイプの他にも、セードなし、ガラスセード、網かごのようなガード付きなど、いろいろなパターンからデザインを選択できる。コード長も44cmのほかに、73cmが用意されている。基本的に注文を受けてから工場より発送されるシステムらしく、コード長の調整も別途オーダーが可能とのこと。
Webサイトを見ると、クラシカルな日本製の手作り照明を継承していこうとする企業理念が掲げられていた。レトロでオシャレな照明がほかにも数多く紹介されており、モノづくり精神に感銘を受けつつ、次回の模様替えに思いを馳せている。
エジソンが作った最初の電球をイメージして作られているレプリカ球 | 長さ調整金具付のソケット、アルミ製のセード、レプリカ球。シンプルな構成 |
あっさりとしたデザイン、点灯していないときはクールな印象だ | 柔らかい光ながら結構明るい。交換用の電球も注文可能だ |
製品名 | 製造元 | 購入価格 |
GLF-3141-44 | 後藤照明 | 3520円 |
2010/12/2 06:00