方眼・A5縦型のツバメノート「Journey to the Stars」
6月9日に登場していた「Thinking Power Notebook」初のA5縦型ノート「Journey to the Stars」 |
これまで移動中の荷物の多さが悩みのタネだった筆者だが、最近チョット鞄の中身もシェイプアップしてきたんじゃないかと自画自賛中である。重量面で大きく変わった要因を挙げるとすれば、デジタル一眼カメラをマイクロフォーサーズの「E-P1」に変えたことだろう。おかげで軽くなったし、鞄の中にスペースが生まれた。
軽量化で気になる点があるとすれば、もう1つはノートだ。PCではなく、紙のほうだ。厚いノートは使わない分の重さが無駄な気がするので、打ち合わせや取材で必要なことがメモできるハンディサイズがいい。要らなくなったメモは処分して、ノートはいつも軽やかだと嬉しい。メモを取らない日も、忍ばせておけるサイズがいい。
そんなニーズにフィットしたのが、これまでいくつかご紹介してきた「Thinking Power Project」のメモ帳たちである。
「Thinking Power Notebook」は方眼でガバッと大胆に開くデザインだから、どちらに向けて使ってもよいのだが、スタンダードな縦型もあったらいいな……とちょっと思ったりしていた。すると、いつの間にかA5版・縦型の大学ノートができていた! その名も「Journey to the Stars」、通称ジャーニー(Journey)。
そうそう、これこれ。このサイズ。厚すぎず、薄すぎず、大きすぎず、小さすぎず、携帯しやすく、開きやすく、書きやすい。これを“ちょうど良い”という。もっとも、「Thinking Power Notebook」は、ニーズにあわせていろんなサイズが用意されているから、結局どれを選んでも“ちょうど良い”のだが、今使いたいノートがこのサイズ。
表紙全体がイラストで飾られれているとか、黒背表紙がない、ページ数は30枚60頁、描いたものを邪魔しない方眼、ミシン目がついているので切り取れるとか……このノートのユニークな特徴を挙げるときりがない。
中でも1点、このノートのデザインには他に類を見ない(と思われる)部分がある。それは表紙を飾るイラストに関係しているのだが、ここではあえて秘密として、触れないでおきたい(笑)。店頭でひらりと表紙をめくるか、公式サイトの中で確認していただきたい。もし気がつけば「そんなことしてるノート、見たことないよ」と思うに違いない。
世間ではiPadやiPhone 4が大いに話題になっている。筆者もiPhoneは持っているし(現時点でまだiPhone 4は入手できていないが……)、iPadも買ってみた。でも結局のところ、紙のノートとペンは常に携帯している。もしかすると、今後はiPhone用にリュウドのBluetoothキーボードを携帯したりするかもしれないけれど、やはり紙のノートとペンも携帯するだろう。「……でも紙のノートって残るよね」そんなことを改めて考えるきっかけになった「ジャーニー」であった。
裏側はこんな感じ | ノートを開いて伏せてみると、全体がつながっている! |
おなじみの方眼とミシン目も健在 | 個性的なデザインだが、元はツバメノート |
「ジャーニー」と仲間たち。実はいろいろ持ち歩きたくなって困るという悩み発生中…… | 鞄のポケットにさりげなく入れられるところがいい! 革のカバーがあるとうれしいな |
製品名 | 製造元 | 購入価格 |
Thinking Power Notebook 「Journey to the Stars」 | リュウド | 250円 |
2010/6/30 06:00