電源プラグを360度回転させられる「ローリングタップ」
「ローリングタップ」本体。見た限りでは、プラグの角度を90度変えられるパーツにしか見えない |
電源ケーブルの先端、つまりプラグ部といえば、角度が変えられない固定式か、もしくは上下方向に180度スイングさせられるタイプが一般的だ。後者の仕様は上下にケーブルを配線する場合に便利だが、左右方向にケーブルを引っ張ると、プラグ部に無理な力が加わってしまう。
今回紹介するのは、このプラグ部を左右方向にスイングさせられるオプションパーツだ。このパーツをプラグ部に取り付けることにより、プラグを水平方向に左右それぞれ90度回転させられるようになる。
本製品が真価を発揮するのは、壁面のコンセントにプラグを接続する場合だ。90度曲がった状態になるので壁に沿って配線しやすいだけでなく、左右にスイングするため狭い場所でも取り回しが容易になる。万一ケーブルを不用意に引っ張ってしまっても、スイングするぶん、プラグ部分に無理な力がかかりにくいというメリットもある。
製品はパッケージ入りのほか、アキバの配線ショップなどではバルク(パッケージ無し)でも売られている。家庭内のコンセントに取り付けておくと何かと重宝するアイテムだ。タップとの一体型製品もあるので、用途に応じてチョイスするとよいだろう。
プラグ部が360度回転する。ありそうであまりないパーツだ | |
この写真では電源タップに取り付けているが、真価を発揮するのは壁面のコンセントに取り付けた場合だ。取り回しが格段に容易になる |
製品名 | 製造元 | 購入価格 |
ローリングタップ(WH2129WP) | パナソニック | 368円 |
2010/4/6 06:00