書類送付時にちょっと一筆、というときに「一筆ふせん」


付箋と一筆箋が合体した「一筆ふせん」。左から「シンプル」「桜」「柿」

 かわいい文具は使う人の気持ちを高揚させ、幸せな気分にしてくれるから好きだ。特に最近は付箋紙にもいろんなバリエーションがあって楽しい。今回入手したのは、「一筆ふせん」というアイテム。
 
 一見普通の一筆箋に見えるのだが、実はふせん糊付きというこの製品、サイズは80×180mmで、種類は柿、桜、シンプルの3種類。それぞれ20枚綴りとなっている。中をみると確かに一筆箋! だが、めくってみると糊がついている。

 書類を送ったり、借りた本や資料を相手に返却する際などに、一筆メッセージを添えることはよくあると思う。そのとき活躍するのがこの一筆箋だ。ビジネスライクで堅苦しい送付状が似合わないときに、挨拶など一筆書き込んで添付する。一つ持っていると、公私ともに活躍してくれるのでお勧めのアイテムである。

 従来ならクリップで留めていたその一筆箋も、糊付きなら紛失する恐れがないというわけだ。しかも普通の四角い無地の付箋紙よりも優しいデザインだから、受け取った方も気持ちが和むこと間違いなし。メッセージが添えられているだけでもすばらしいが、付箋の選び方によって気配り上手という印象を与えられる可能性が高いのではないだろうか。

 ビジネスシーンで付箋といえばモニターに貼り付けるもの……かどうかは知らないが、試しにモニターに貼り付けてみたところなんとか付着した。しかし糊そのものがあまり強くないこともあり、接着力はかなり弱そう。長時間貼り付いているかどうかは微妙なところ。やはり書類を送付する際のメッセージカードとして使用するほうがよさそうだ。

 なんでもメールで済ませてしまいがちの現代だが、あえて手書きな小物を使いこなすことで、コミュニケーション力が磨かれるかもしれない。

「軽い糊が付いております」との説明が。ノリ的には落ち着いているといえるいずれも和風。「柿」は横書き、「シンプル」と「桜」は縦書き用
「桜」はこれからの季節にピッタリのデザイン試しに書いてみた。縦書きする機会がかなり減っているので、縦横フリーだとありがたい
剥がしてみると確かに糊がついていたモニターに貼ってみたがあまり似合わない。やはり紙モノや贈り物に添付がお勧め!

 

製品名製造元購入価格
一筆ふせんノグチインプレス350円

 

(すずまり)

2010/2/25 06:00