「ほぼ日手帳2010」には食べたものを書いていくのだ!


今回オーダーした一式

 実は今年からiPhone 3GSを使用しており、スケジュールはiPhone 3GSからGoogleカレンダーを参照するという使い方をしている。つまり予定はすべて“あっち側”。こうなるといつもなら「ほぼ日手帳も使いたいけど機械も使いたい。スケジュール管理どうしよう……」と悩むことになる。が、今は違う。「みんなのケータイ」でもすでにご紹介しているように、ダイエットのための食事記録を「ほぼ日手帳2009」に書き込んでいるからなのだ。

 これまで2カ月以上に渡って「ほぼ日手帳2009」に書き込んでみたが、パタンと開いて書きやすい糸かがり製本、時間軸もしっかりしているけれど、自由に書ける1日1ページというフォーマット、いろんな使い方ができる多彩なカレンダーという「ほぼ日手帳」の特徴は、食事記録や体調管理にもバッチリだと気が付いたのだ。気になることがあればいつでもパラパラと過去を振り返りやすいので止められない。来年もこのスタイルで行こう!と決めて2010年版をオーダーした。なお去年購入した赤の革カバーがとても素敵で気にいっているので、今年は初めてカバーなしを購入した。

 今回オーダーしたのは、日曜始まりのオリジナル手帳と、ボールペン、ほぼ日のテンプレート(OHTO)、しりあがり寿さんのしおりがセットになった「手帳本体セットオリジナル・日曜はじまり」と、文房具コーナーから、ほぼ日の「カロリーブック 2010」(400円)とほぼ日の付箋(5colors/400円)を1点ずつ。食事と摂取カロリー記録が目的の筆者にとって、カロリーブックは外食時の参考になる一冊。付箋紙は3サイズがそろっていて非常に使いやすいので、以前から欠かせない存在なのだ。

 毎年思うことだが、本当に細かいところが改良されていて驚いてしまう。デザイン全体がガラリと変わるわけではないので、使用中の手帳と並べてみて初めて気づいたり、使いながら「あれ? なんとなく広くなってる?」なんて感じで実感する。2010年版は方眼サイズが3.45mmから3.7mmへと拡大し、チェック欄が4つから5つに増えている。マス目が大きくなったため、タイムラインも2マス分縦に伸びているのが確認できる。常にユーザの声を拾うほぼ日ならではの変化だ。

 気になるカロリーブックはよくある外食メニューを中心に、約370品目の食品のエネルギーを確認できる。メニューごとに炭水化物、タンパク質、脂質、カルシウム、ビタミンC、食物繊維、食塩の量も記載されているので、体調に合わせてちょっと考えたいなんてときにも役立ちそうである。

 実はもう一つ気になるモノ、それがボールペンだ。ほぼ日手帳に付属する3色ボールペンの書き味は秀逸で、毎年必ずメインの1本になってしまうのだ。個人的には2009年版のグリップ感が絶妙でお気に入り。2010年版はわずかにグリップが太くなっているのだが、その分ペン先の繊細さが増しており、マス目に合わせて文字を書き込むには最高の書き味を実現している。これなら細かい材料を書き込み易い。

 2010年はリバウンドしない体作りを目指しているので、ほぼ日手帳2010に食べたものを書き込みながら体調を管理してゆきたい。その前にある、年末とお正月というダイエッターにはかなりシビアな時期をいかに乗り越えるかが問題なのだが……。

文庫本サイズの「ほぼ日手帳オリジナル」糸かがり製本により、今回もいい開きっぷり
日曜始まりのカレンダー12月から使い始められる配慮も
2009年版(左)と2010年版(右)の比較ほぼ日の3色ボールペンは使いやすい。2010年は一番左のuni(三菱鉛筆)のJETSTREAM。グリップ感が好きなのは中央の2009年版
カロリーブックを手帳のポケットに入れてみた「OHTO」のくまがついたテンプレートはマークを描くのにいいらしい

 

製品名製造元購入価格
手帳本体セットオリジナル・日曜はじまりほぼ日刊イトイ新聞2000円

 



(すずまり)

2009/12/25 06:00