これで携帯し忘れないかも！鍵型のUSBメモリー

LaCie iamaKey

　データの携帯や受け渡しに便利なUSBメモリー。ただ、肝心なときに所在が分からず、スムーズに出てこなかったりする。紛失したわけではないが、鞄をひっくり返さねば見つからなさそうなときは面倒だ。用が済んでしばらくしてから「こんな所に隠れていたのか！」と思うのだが後の祭り。結局滅多に使わないなんてことも起こりがちだ。

　「だったら、鍵っぽくして鍵と一緒に携帯すればいいよね！」と思ったかどうかは知らないが、ラシージャパンから鍵の形をしたUSBメモリーが登場していた。キーリングに取り付けてみるとほとんど違和感がないデザインだが、容量はなんと4GB。手に取ってみると不思議ななじみ易さがあり、いつの間にかホンモノの鍵のように手でもてあそんでしまうほどだ。

　実際にUSBポートに挿してみると、妙に高いセキュリティに守られているような感覚になる（笑）。ジョークアイテムのようにも見えるのだが、薄型で鍵の形をしているだけに、つまみやすいだけでなく流行の薄型ノートパソコンのUSBポートでも挿しやすいというメリットが。おまけにキズは付きにくく、防水加工も施されているらしい。転送速度は読み取りモードが最大30MB/s、書込モードが最大10MB/sとのことだ。

　最初は「鍵の形をしただけのUSBメモリーじゃん」くらいの印象だったのだが、触っているうちにかなり実用的に思えてきた。本当に鍵束に混ぜておいてもいいし、カラビナをつけておけば常時携帯できる。これまでのUSBメモリーでは物足りなさを感じていた方はいかがだろうか。

　ただし先端のキャップは、落としただけで見失いそうなので注意が必要だ。また鍵束と一緒にする際は、鍵を紛失したときに備え、自宅の場所がわかるような個人情報を残さないように気をつけていただきたい。


加工前の鍵のようなイメージ	先端のキャップを外して裏返すとちょっとUSBメモリーらしくなる

鍵と一緒にしてみた。自宅に忘れることはないが、鍵ごと紛失しないように気をつけたい	単独でカラビナをつけると機動性が増す

タワー型のデスクトップパソコンに挿してみたら、不思議な雰囲気に	容量は余裕の4GB