お風呂でもケータイが利用できる透明ケース
今回紹介する「DiCA Pacα(ディカパックアルファ)」は携帯電話を水などから保護するケース。防水というだけでなく、携帯電話を包んだままメールをはじめとしたボタン操作はもちろん、音声通話もできるスグレモノだ。
JIS防水規格IPX8合格品で、水深10mまでの防水に対応する。洗面台やキッチンなどの家庭内で水に触れがちな場所はもちろん、お風呂でも使える。また屋外でもプールや海、スキー場などのレジャー施設で活躍でき、泥・埃・砂が飛ぶ工事現場などでも活躍できるだろう。また、万が一水の中に落ちても浮くため、水没のリスクを回避できる。
そこまでタフになれるなら、さぞかし携帯電話を入れるのは面倒だと思うだろう。しかしそれほど手間はかからない。まず袋の口にある着脱テープを外し、ジッパーを開け、(折りたたみタイプなら)携帯電話を開いたまま液晶画面が見えるようにして本体を袋の中にいれて、ジッパーを閉める。最後に口を4回折り返して、マジックテープでしっかりとめて終了だ。実際に使うときには、紙などを中に入れて濡れないかどうかをテストした上で、携帯電話を入れる。
気になるのは、本当に使えるか、というところだと思う。そこでDiCA Pacαに携帯電話を入れて利用してみた。メールなどの通話以外の利用に加えて、音声通話でもイケる。ケースの中に入っていても、普段通り各ボタンを押せて、押した感じはしっかりと実感できる。音声通話でもこちらの声は拾っているし、相手の声もちゃんと聞こえるのだ。
筆者は折りたたみタイプを持っているので、折りたたみタイプ用のケースを購入したが、全長が短めのストレートタイプ向けのデザインもある。また、コンパクトデジカメ用、一眼レフカメラ用、ポータブルオーディオプレーヤー用もあり、筆者は携帯用以外のDiCA Pacαも買ってみようかと思っている。
空気も外に出ないからしっかり浮く | 口の部分の何重もの封が水の浸入を防ぐ |
製品名 | 製造元 | 購入価格 |
DiCAPacα WP-C21 | 大作商事 | 2980円 |
2009/12/15 06:00