ライトにカイロ、冬に活躍する太陽光発電セット
「ハンディー・ソーラー・キット」 |
いよいよ東京でも最低気温が10度を下回る日が出始めた今日この頃、太陽光発電を利用したエコなカイロはないのかと、エネループカイロをはじめとした製品をいろいろ探してみたところ、筆者の目に留まったのが「ハンディー・ソーラー・キット」なる一品。太陽光発電で充電した電力を、カイロのほか、ランタンやライトなどの灯りに利用でき、ついでにポータブルオーディオプレーヤーや携帯電話も充電できる、「太陽光発電でいろいろやってしまおう!」という製品なのである。
最初はあまり調べないで「へー、多機能なんだ、とりあえず買っちゃえ」という、ようするに勢いで買ってしまったわけだが、パッケージを開けてみて「これはイイ!」と感じたことがひとつ。それは、充電池と太陽光発電器が一体化した「ソーラー充電池」が2個用意されていたことだ。この類の製品は専用充電池が1つしか付いておらず、毎日使うのが難しいなど、実用にはあと一歩なモノが多い。ソーラー・ハンディ・キットのソーラー充電池の仕様は10~15時間で内蔵電池を充電できるとあり、フル充電でなければ2台を交互に充電して使うことで、毎日ソーラーカイロとして使える。毎日快晴なら。
毎日快晴じゃなければフォローはきくのか? という話だが、太陽光のほかにUSB経由でも充電(充電時間は4~6時間)できるので、夜間や雨の日も充電は可能。充電状況はソーラー充電池上にある充電ランプの色で判別できる。
カイロ、ランタン、ライト、他製品の充電用として使うときは、それぞれのユニットにソーラー充電池のユニットをカチッと装着する。ソーラー充電池にLEDライトなどが一体化しているわけではない。このユニットの付け外しの手間や、各ユニットの管理が面倒でなければ、ますますエコが話題になってきた今、太陽光発電を使ったエコライフへの第一歩にどうだろうか。
ソーラー充電池は一見ゴツそうだが、見た目よりずっと軽い。持ち歩くこともできる | ランタンモード |
製品名 | 製造元 | 購入価格 |
ハンディ・ソーラー・キット P2301B | クマザキエイム | 4980円 |
2009/12/11 06:00