予備用からネットトップまで、エレコムの超小型キーボード
製品本体。ホワイトのほかブラック、シルバーもある |
複数のデスクトップパソコンを保有していると、キーボードもパソコンの台数分が必要になる。もちろん、切替器を使ったり他のパソコンからリモートデスクトップでログインしたり、はたまた利用するたびにつなぎかえて1台のキーボードで済ませる方法もあるのだが、やはり予備のキーボードを持っておくにこしたことはない。
とはいえ、机上に2台以上のフルキーボードを並べて設置するというのはスペース的にも少々苦しい。本体サイズはある程度コンパクトで、ふだんは手近に片付けておき、いざという時に取り出して使えるキーボードが最適解ということになる。
そんな需要にぴったりなのが、今回紹介するエレコムの超コンパクトキーボード「TK-FCM006」だ。注目すべきそのサイズは、幅がわずか23.7cmとA4用紙以下なので、収納場所にも困らない。ケーブルが本体の中央からではなく右側面から出ているので、どこか適当な棚や引き出しにタテに突っ込んでおく場合でも、ケーブルの付け根が折れ曲がらなくて済むのもポイントだ。
キーの数は82で、フルキーボードの109キーなどと比べると少ないが、複数キーのコンビネーションでマルチメディアキーも使えるなど機能は充実している。キーのサイズからいって文章をバリバリ書く用途には向かないが、USBに加え、付属のアダプターを利用してPS/2でも接続できるため、古いパソコンをリストアする際にも便利。1台持っておくと何かと重宝する製品だ。
手で握れるほど小さい | 標準的なサイズのフルキーボードと比較。半分ほどの幅しかない |
本体底面のスタンドを用いて、本体を一時的に立てることもできる | ネットトップとの組み合わせもよい。メーカーの動作保証外だがMac miniでも動作した |
製品名 | 製造元 | 購入価格 |
TK-FCM006WH | エレコム | 1521円 |
2009/9/25 11:00