POPもハガキも「ラミネート加工」で
パーソナルラミネーター ラミボックスA6 |
フリーマーケットや文化祭、コミックマーケットにサークル参加などで、カードやPOPを作って見栄えをよくしようとしても、熱気や湿気でせっかくのPOPがヘタってしまう……そんなふうに嘆いているユーザーに朗報。今回紹介する「パーソナルラミネーター ラミボックス」を使えば、名刺やハガキなどA6サイズまでの用紙にラミネート加工ができるのだ!
使い方はいたって簡単。電源ケーブルをコンセントに挿してスイッチを入れ、8分ほどウォームアップを行う。緑色のSTARTランプが点灯すれば準備OKだ。ラミネート加工したい原稿をラミネート用紙に挟み、フィルム挿入口にまっすぐ挿入する。そうすれば、原稿が自動的に吸い込まれていき、ラミネート加工が完成する。1枚あたりの時間はハガキで50秒程度、名刺で40秒程度だ。ラミネートフィルムはハガキサイズが4枚付属しているが、他にも名刺サイズなどが店頭に並んでいる。用途に合わせて選択したい。
加工中。音はほとんどしていないのでかなり静か |
使用するときは、挿入口にまっすぐ原稿を入れないと、曲がったまま紙を取り込んでしまい、ラミネート加工が上手くできあがらないので注意が必要だ。慣れない間は慎重に挿入する必要があり、しかも用紙は手動で一枚ずつしか取り込めないので、大量の加工には向いていないだろう。
ちなみに、吸い込まれていく時にまったく音はしないが、かすかにプラスチックが焼けるような臭いがする。さらに、ラミネート加工された直後の紙は、油断していると少しビックリする程度には熱があるので注意が必要だろう。
なお、ラミネート加工を行うと、フィルムからはみ出した粘着材がローラーに付着してしまい、フィルム詰まりやラミネートした物に汚れが付着する原因となってしまう。作業終了後、あるいはラミネート加工10回に1回程度の割合でローラーのクリーニングを行うことが推奨されている。
最後に、一度ラミネート加工するとピッタリと密封されるので、元の原稿を取り出すことはほぼ不可能だ。加工するものは慎重に選びたい。いたずら目的で使ったり、怪しいお店の会員証を使えなくしたりするのは自重していただきたい。
ラミネート用紙に挟む。10年来の友人から来た年賀状を保護するべくラミネート加工を施してみる | 完成。友情の証である年賀状はこうしてラミネート加工で保護された |
製品名 | 製造元 | 購入価格 |
ラミボックスA6 | ナカバヤシ | 3500円 |
2009/7/24 11:00