本日の一品
暑い夏に大活躍、小米のUSB扇風機
2017年8月8日 06:00
暑い夏の日を乗り切るためのガジェット「USB扇風機」を紹介します。USB扇風機は、多数のメーカーからさまざまなタイプの製品が販売されていますが、筆者が使っているのは、中国の「小米」(Xiaomi/シャオミ)が販売している、モバイルバッテリーに接続して使うタイプのミニUSB扇風機です。
USB扇風機とモバイルバッテリーさえあれば、いつでもどこでも「自分専用のミニ扇風機」が使えるようになるため、夏の暑い時期には非常に重宝しています。
購入当初は、「羽根もそれほど大きくは無いし、実用ツールというよりはおもちゃ」と思って購入したのですが、実際に使ってみると「モバイルできるミニ扇風機」として大活躍。海外にある小米の正規店「小米之家」を訪問するたびに買い増ししています。
筆者は、東南アジアなど東京よりも暑いエリアに滞在する機会が多いのですが、そういった都市で冷房の無い(あるいは、壊れている)バスに乗ったり、屋外の屋台などで食事をする際には、このUSB扇風機が手放せません。
「ヒトに風をあてて涼しくする」以外にも、食事をする際に、小さい子どもが口にする食事が熱い時に、食べ物を冷やす用途で使っているほか、充電中のノートパソコンのキーボードが熱くなる場合に、ノートパソコンを冷やす用途などにも活用しています。このため、筆者の自宅にはほぼ全てのテーブルに小米のUSB扇風機がある。というような状況になっています。
USB端子に挿して使うミニ扇風機は、似たような製品が他社からも山のように販売されていますが、小米のUSB扇風機は、同社製のモバイルバッテリーのON/OFFと連動して、USB扇風機の電源をON/OFFできます。これ自体は特に面白味がある仕様ではないのですが、USB扇風機をバッテリーから抜き差しすることなく、卓上に置きっぱなしにして使う場合には地味ながら便利な仕様です。
なお、モバイルバッテリーと連動しての電源ON/OFFは、「ZMI」製のモバイルWi-Fiルータ「Battery Wi-Fi」やモバイルバッテリーでも同様に動作しています。
「ZMI」製のモバイルバッテリーは、一時期Amazon.co.jpなどでも販売されていましたが、現在は販売されていないようです。その代わりに、小米の国内正規代理店となったTJCが、小米製のモバイルバッテリーを販売しています。
品質の悪いUSB扇風機は羽根の部分がすっぽ抜けてしまうことがあるそうなのですが、筆者が約二年ほど使っている間に、羽根がすっぽ抜けてしまうことはなく、安心して使えています。また、羽根の部分が柔らかい素材が使われているため、扇風機の羽根が回転している最中に指などが触れても比較的安全です。
羽根の部分とモーターの部分は取り外しできるため、カバンなどに入れて持ち運ぶ際もかさばりを気にする必要はありません。
持ち運び用のコンパクトな製品のため、それほど大きな風量を得られるわけではありませんが、モーター部分は上下に曲げることができるため、狙った場所に風を送ることができます。
バッテリー内蔵型ではないため、別途モバイルバッテリーなどの電源が必要とはなりますが、その点さえクリアすれば、重さも軽く・かさばらないため携帯にも非常に便利。暑い時期や暑い都市の滞在には欠かせない「モバイルツール」です。
製品名 | 販売元 | 購入価格 |
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小米隨身風扇(Xiaomi USB扇風機) | シャオミ | 99台湾ドル(約360円) |