5種類の香りをいつも携帯！　パーソナルアロマディフューザー「AROMASTIC」

パーソナルアロマディフューザー AROMASTIC（左）とAROMASTIC カートリッジ for Freshess（右）

　「えっ。ソニーはこういうのも作るんだ？」とビックリしたのが、今回ご紹介する「パーソナルアロマディフューザー AROMASTIC OE-AS01」（以下、AROMASTIC）です。

AROMASTIC本体（左）とカートリッジ（右）

　アロマというと、空間に広がる香りをイメージすると思いますが、これは「パーソナルアロマディフューザー」。つまり、空間に香りを拡散させるのではなく、個人だけで楽しめるアイテムなのです。

　円柱状の本体にはボタンが1つ。上部がダイヤルになっていて、カチカチっと回転させて好きな香りを選んだら、側面の細長いボタンを押します。押すときに、先端を鼻に近づけるのがポイント。ボタンを押した瞬間、シューというかすかな音とともに、選んだ香りが放散されます。ボタンを押し続けると最長10秒、ボタンを2回続けて押すと30秒間連続で香ります。それをスーッと吸い込む。

　それだけといえば身も蓋もないのですが、周囲に拡散させるのではなく、自分の鼻にむけて放散できるので、周りを気にせず、どこでも好きなときに、自分だけが好きな香りを楽しめる製品がAROMASTICです。

AROMASTICはハンディサイズ

本体の裏にmicroUSBの充電端子があります

　1本のボトルなのに香りを選べるというのも不思議なのですが、その秘密は中にセットされた小さなカートリッジにありました。

　長さ2cm程度の小さなカートリッジの中に、5種類のアロマが入っており、選択してボタンを押すと、気体放散方式（ドライエアー方式）で選んだ香りだけが鼻に向けて放出されるのです。

　カートリッジそのものは、本体に押し込むだけで簡単にセットできます。とりはずすときも、上から1回押すだけ。1日10秒×10回の使用で2～4週間、本体はmicroUSBで充電します。1日10回利用したとして、1回のフル充電で約1カ月利用できるようです。

こんな小さなカートリッジの中に5種類の香りが閉じ込められています

カートリッジをセットしていない状態で本体を上からみたところ

カートリッジを中にセット

カートリッジが入ると、頭文字で香りの種類が選べるようになります。ボタンのある場所まで回転させればOK

　しばらく使っていますが、これははまります。香りがでるだけというとても地味な製品なんですが、火も水も使わないうえに、複数の香りをコンパクトに携帯できるのでとても重宝します。

　いつもパソコンの脇においておくか、鞄の中でも手の届きやすいポケットに入れておいて、疲れたとき、一息つきたいときに、眠くなったときなどにシューッ。突然やる気がでるとか、何かが大きく変わるというものではないけれど、深呼吸と相まって一瞬リラックスできることは確かです。

カートリッジ付属のガイド。どんなときに使うか参考になります

　私が使っているカートリッジは「AROMASTIC カートリッジ for Freshess OE-SC104」。眠いとき、頭をすっきりさせたいときはティートゥリーかペパーミント。一息ついているときは、ベルガモットかメリッサ、ハーバルフレッシュナーのどれか、という感じで選んでいます。

　カートリッジは、ビジネス用、ビューティ用、女性のバランス用、やる気やチャレンジ用など、ニーズにあわせて複数用意されています。途中でも交換できるようなので、複数用意しておいて気分で入れ換えるのもあり。

　香りというと女性用というイメージを持つかもしれませんが、いい香りがもたらす効果に性別は関係ありません。黒もあるので、ストレスを感じがちな男性にもおすすめしたい製品です。

折に触れてシュ～～～～～！ 癒やされます！