本日の一品
モンスターハントもはかどる? ボール型のモバイルバッテリー
2016年11月21日 06:00
限りなく多機能化するスマートフォン、気になるのは電池持ちだろう。以前はマニアックなモバイラーだけが持ち歩くアイテムだったモバイルバッテリーは、スマホを使う多くの人に重用されるようになってきた。
そんなモバイルバッテリーは、方向性も多様化している。実用性に配慮した商品は、リトラクタブルなACプラグを格納したタイプや、給電用のmicroUSBケーブルなどと一体化したものなどがそろっている。他方で、きわめてコンパクトなミニマルデザインを突き詰めた商品や、非常時のために防災グッズとしても使える製品などもある。
今回ご紹介するモバイルバッテリーは、実用一点張りでなければデザインコンシャスでもない、筆者の一番大好きな、一見して無駄が多い面白ガジェット系の商品、その名も「マジックボール」だ。
机の引き出しを開けたら30個はモバイルバッテリーが出てくるくらい、コレクターな筆者。単1乾電池そっくりのUSBモバイルバッテリーや、マイティー・ソーの持つハンマー「ミョルニル」を彷彿とさせるハンマー型モバイルバッテリーなど、変わり種を揃えている。台北で手に入れた「マジックボール」は、そのハンマーにも決して大きさでも目立ち度でも引けを取らない。流行の「ポケモンGO」を彷彿とさせるモンスターボールのようなデザインだ。
「マジックボール」には、ぶら下げるためのストラップ、充電用ケーブルが付属する。容量は10000mAhと必要十分だ。本体重量は200gほどで、スマホやタブレットに対して5V/1.5Aの出力で給電できる。Galaxy S7 edgeやiPhone 7 Plus、iPad Proに実際に試してみたが、問題なく給電できた。給電するときは、ボールの内部がぼんやりと光る。
マジックボールの使い方はただ1つだろう。バックパックの外側の目立つ場所にマジックボールをぶら下げ、引き出したケーブルをスマホに接続し、夜の街を徘徊することだ。スマホの強烈な液晶バックライトがポケモントレーナーの顔を明るく照らし、背中のマジックボールもぼんやりと怪しく光る。これぞポケモントレーナーの理想的ハンティングスタイルだろう。マジックボールとスマホを接続するUSBケーブルに、LEDイルミネーションの入っていればもう完璧だ。
製品名 | 販売元 | 購入価格 |
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マジックボール | USNモバイルバッテリー | 2000円程度 |