本日の一品

ブタさんと一緒にがんばろう、「体操ブーブー」

 ラジオ体操の放送は2016年11月1日で89年目に突入する。おなじみすぎる体操だ。

 筆者はかつてぎっくり腰になって以来、再発防止に繋がるのではとすでに3年以上、日々のラジオ体操を続けている。そのおかげか、腰痛を感じにくくなった気はするし、なにより座り続けるパソコン作業などで固まった体をほぐすのが気持ちがいい。

 もともとラジオではなく、スマホアプリでラジオ体操をしていたが、最近はアプリを立ち上げ、音量を調節する手間すら怠り、音を流さずに“エアラジオ体操”が続いていた。だんだん体操が雑になっているのではないかと思っていたところ、見つけたのが、ラジオ体操をアシストしてくれる白豚「体操ブーブー」だ。

愛らしい外見

 鼻を長押しすると、のんびりした豚の「ラジオ体操はじまるよ」の掛け声とともに3分12秒のラジオ体操がはじまり、「ラジオ体操おわり」の声で終了する。体操中の掛け声は豚の声ではなく、ラジオ体操らしい大人の男性の声だ。途中で止めたいときは、もう一度鼻を長押しする。

 また体操をしていないときに、鼻を短く押すと「ラジオ体操するとしないじゃ全然ちがう、ブヒブヒ」「さぁ気持ちよく伸び伸びしよう、ブッヒッヒ」など9種類のおしゃべりをしてくれる。

 マンションの一室で動作させると、ちょっと音が大きいかなと感じたが、ほのかに近隣の人の耳に届けば、一緒にラジオ体操をしてくれるかもしれない。音量の調整機能は残念ながらないので、音量が大きすぎると感じる時は、背面のスピーカーに何か布っぽいものをテープなどで貼り付けておくといい。

 開始するまでの手数を少なくすることが、こうした日課を続けやすくする要ではないかと思う。その点、ワンプッシュのみの「体操ブーブー」は最適。運動不足の心配のある、ご年配の方へのプレゼントにもいいかもしれない。これからも毎日のラジオ体操を心掛けたい。

ボタン電池3個で動く。連続2時間以上、駆動する
製品名販売元価格
体操ブーブーハシートップイン1598円