スタパ齋藤の「スタパブログ」

河口湖で3年ぶりのバス釣り

2009年9月4日 11:00

 3年ぶりに河口湖へバス釣りに行ってきた。ブラックバスを狙うルアーフィッシングですな。

 最近は釣りというとフライフィッシングで、行く場所は渓流ばっかり。でも全然飽きないんだが、ちょっと思うところがあって河口湖へ。

 てのは、久々にバス釣りも楽しいであろー、というのが30%くらい。それから30%がフライでバスを釣ってみたいこと。で、残りの40%が……河口湖がワーム禁止になってからチョー空いてるらしいし魚も育っているらしいし、気持ち良く釣りができるのでは!! てな感じ。

 結果、前日と前々日に降った雨により、なーんか釣果はイマイチ。3年ぶりなのに日が悪い……というのは言い訳かもしんない。

 フライでバスを釣る件だが、フライとして使ってみた“マジックミノー”の威力を知った。もーね、バス用ルアーで何やっても何ら起きない状況下、マジックミノーの集魚力の強さ!! イマイチ状況下だったものの、マジックミノーにはバイト(魚がルアーをつついたりすること)が多々あった。もちろん、マジックミノーにより小さいながらもバスをゲット。

 ん~、フライでバスを釣るってのは楽しいかも。非常に新鮮。ぜひ河口湖にバスフライでリベンジしていきたい!!

 あ。あと、2009年晩夏の河口湖、ホントにガラ空き。釣行は8月で、まだ学生さんらは夏休みと思われる時期だったが、釣り人はポツリポツリ程度。拙者にとっては釣行しやすい河口湖となった、かもしんない。


夏の終わりの河口湖。昔は釣り人だらけだったのに、最近はホントに空いてますな。湖上のボートも少なめ。相変わらず遊覧船やウェイクボードが多いものの、釣り船はあまり見かけない。夏休みの時期なのに~。マジックミノーと呼ばれる(ちょっと前に流行った)バス向けのフライ。フライロッドでこれを投げ、バスを釣るのだ。

あ。おまえはおまえは。魚釣りに行ったニャ。次回はお魚を持って帰って来ニャさい。的な。

台風直後に釣りに行ってみた

台風直後に釣りに行ってみた

2009年8月24日 11:00

 若干、無謀、かナ~、とか思ったが、全然釣りに行けていないので、台風通過直後だったが渓流方面へ釣りに。この日こそまさに忙中閑ありの“閑”であり、この日を逃すと……ん~秋口? みたいなことになるので決行したというわけだ。

 結果はビミョー。川は笹濁り程度で、まあまあ良さそうな雰囲気だった。が、お魚さんがお疲れであらせられるご様子で、フライに全然反応してくれない。掛けても、なんかこー、ダラーッとリトリーブされちゃう感じで、しっかりファイトなさらない。

 でも、真夏の渓流は気分イイですな。……とか言いつつ、もっと釣れればもっと気分イイのに!! 的な気分。

 なーんかヒマ状態だったので、持っていったLUMIX LX3で写真を何枚も撮った。釣れないときのカメラ遊び、みたいな。

 ゼヒ!! 夏中にもう一度行ってリベンジしていきたい!! てか天候に合わせて釣りに行けよ>俺。


場所は小菅川C&Rエリア。世間的には夏休み中であったが、わりと閑散としていた。台風直後で水量は多めだが、水は笹濁りで釣りにはまあまあ良好な印象だった。やや上流。いい雰囲気。だけどお魚ちゃんが少ない~。しかも魚、疲れてるっぽい~。ポツリ…………ポツリ、としか釣れないので、写真撮ったりして遊んでいた。これもまあ、休暇の過ごし方であろー。

おまえは!! 釣りに行ったニャ。魚をおくんニャさい。ニャんでいつも魚もってこニャいんですか? みたいな。

NEW PEC欲しいかも~

NEW PEC欲しいかも~

2009年7月1日 11:00

 財団法人日本水路協会から郵便が届いた。海図関連のお知らせですな。なんでも、PECの新しいのが出るそうで。名前はNEW PEC

 PECは、PC用航海参考図(Pc Electronic reference Chart、かな?)のことで、小型船やプレジャーボードのための海図のようなもの。パソコンがあれば使える、海図よりも手軽な海の地図で、GPSと組み合わせれば海上ナビ的にも使えるという海のデジタルマップだ。拙者もいろいろ海図方面調べましたけど、コストパフォーマンス的にPECがいちばん現実的かも、とか思う。

 で、NEW PECというのは操作感が向上して情報量が増えた最新のPECだそうだ。確かに、前のPECって、便利は便利だけど、ミョーな使いにくさが残ったり。あと、定置網とかの位置は書かれていなかったんじゃないかな? そのあたりが改良された最新版ということで、NEW PEC、使ってみたいかも~。

 でも、年に一度、海でボード走らせるかどうかって頻度。既に7月であり、現在も忙しいので、今年はボート乗らないかもな~。とは思いつつ、でも、NEW PEC買うような気がしている。


日本水路協会から届いたチラシ。NEW PECは1万8900円。旧バージョンのPECを持ってる人は1万2600円で買える。また、NEW PECには海底地形図データや潮汐・潮流データも付属しているようだ。ペックってニャにかしら? しらニャい~。ニャんでしらニャいのかしら? わかんニャい~。なんでわかんニャいのかしら? ……ZZZ。ニャ……ZZZ。みたいな。てか、最近「ZZZ」って言わないかも。

TEIMCOのヘッドセメント関連便利ツール

TEIMCOのヘッドセメント関連便利ツール

2009年5月18日 11:00

 何かと便利なので愛用している道具がある。TIEMCOTMCアプリケータージャーだ。

 コレ、フライフィッシング関連。フライ(毛バリ)を巻くときに使う接着剤(ヘッドセメント)を入れておけるボトルだ。また、ほんの少量だけセメントを使える塗布用針のギミックも持つ。

 この中にヘッドセメントを入れておいて、上部に見える棒のようなもので栓をする。と、内部のセメントは固まらない。実質、フライ用のセメントなら1年以上楽勝で固まりませんな。密閉力はバッチリ。で、使う時は棒を抜く。と、棒の先の針の部分に適量のセメントが付着した状態で出てくるので、それを対象に塗る。という道具。

 前述のように毛バリ作りの道具で、毛バリの糸や羽を固定するのに使うんですけど、手芸とか電子工作にも使える。アクセサリの一部から糸がニョッと出て見苦しい、とか、デコの一部が取れちゃった~、とか、細い導線が固定されてなくて何だか不安、というとき、ごく少量のセメントでそれら対象を固定できる。チューブ式の接着剤+爪楊枝、よりずっと緻密な作業ができる。

 ちなみに、セメントの接着力だが、毛バリ作りのための借り止め用なので、そーんなには強くないが、借り止め用ってほどは弱くない。セメントの粘度は専用の薄め液(http://www.tiemco.jp/project/fishing_catalog/info_fly?brand=29&category=6&kind=66&commodity_code=607)で調整できるので、けっこーイロイロな用途に向くと思う。

 ……実は、C&Fデザインというメーカーから、さらにカッコいいし便利そうなアプリケータージャーことCFT-220ヘッドセメントアプリケーターが発売される予定である。が、ずーっと発売されないんですよ。発売してくださいよC&Fさん!! とかフィッシングショーのような会場でメーカーさんに直接お願いしたけどまだ未発売。んも~、スゴく良さそうなのにCFT-220。

TEIMCO(ティムコ)のTMCアプリケータージャー。ヘッドセメントを保存しつつ、即座に少量だけ使えるツールなのだ。本体は金属製。加工が精密なので、内部のセメントが固まりにくい。このように棒の部分を抜くと、その先はニードルになっている。ニードルに微量のセメントが付着した状態になるので、そのまま対象に塗布できる。

なんかフライフィッシング用ヘッドセメント臭がするから空気清浄機の近くにいましょう!! そうしよう!! 的な。

拙宅猫ひげコレクション

拙宅猫ひげコレクション

2009年2月27日 11:00

拙宅猫の体毛およびヒゲを保存している“猫ヒゲ箱”。体毛のほうはブラッシング1~2度でこの量が集まる。ヒゲはなかなか集まらないが、フライマテリアルとしては十分な量になった。


 実は、拙宅猫とろ様うか様のヒゲを収集している。現在はかなりの本数の猫ヒゲが集まった。

 収集のきっかけは、床に落ちていた猫ヒゲを拾ったこと。非常に立派であり美しく繊細でしなやかな猫ヒゲを、そのまま捨てるのもナンだなぁ、と。それで、とりあえず保存した。いいモン拾ったゼ、みたいな。

 しかし、毎月何本もゲットできるモンですな、猫ヒゲ。ともあれ見つけるたびに保存箱に猫ヒゲを追加していったが、さて、コレって集めてどーしようかニャ、と。

 思いついたのは、猫ヒゲをフライフィッシングの毛バリ(つまりフライ)の作成材料(マテリアル)にすること。毛バリの尻尾の部分は鹿とかの毛(の1~3本)で作るが、そこに猫ヒゲを代入!! コレだ!! これでフライ作って釣っていきたい!!

 ……あ。あと、猫のふわふわの毛(特におなか周辺)はダビング材(フライの胴体のボリュームUPに使う素材)になりそうだ。ダビング材はウサギちゃんの毛とかを使うが、そこに猫ちゃんの毛を代入!! これだ!! 尻尾も胴体も猫マテリアルで作られたフライを作って爆釣していきたい!!

 と思ってもう2年経ちますけど、まだ猫の毛でフライ巻いてません。今年は作ろうかニャ。

 ちなみに、猫の体毛やヒゲは、自然に床に落ちたものや、ブラッシング時に抜けたものっス。フライマンの方々!! 決して抜いちゃダメですヨ!! 抜くと孫の代まで呪われるであろー。

拙宅猫とろ様のヒゲ。太くて丈夫で立派。ナイスマテリアル猫。拙宅猫うか様のヒゲ。少々貧相だがマテリアルとしては適した太さと長さがある。


拙宅にて最も豊富なフライマテリアルを供給してくれる生物とろ様。ありがとう!!

梅雨の晴れ間

梅雨の晴れ間

2008年6月12日 11:00

 拙宅猫うか様もとろ様も、雨降りの日には超激マグナムストロングスーパーエクストリーム本格的に寝ている。特に梅雨の間は寝まくり。

 しかし、晴れると元気であり、キミらはホントにあの寝まくりの猫なのかね、ってほどウロウロしたり走ったりゴニョゴニョしたりイタズラしたりしている。

 生物として正しいかもしれない。


晴れると元気な猫様。うか様は特に、真夏日でも日向ぼっこでありアルティメット元気である。てか、晴れれば何でもOKのようだ。

高いけどスゴい釣り具

高いけどスゴい釣り具

2007年6月6日 15:55

かな~り最強に強まったUVライト。お値段も最強に強まった1万6,800円。しかし、紫外線で固まる樹脂を直射日光にさらすよりも速くビシッと固めることができる。

 ちょっと凄い釣り具を入手。単なる釣り道具っちゃぁそうなんですけどネ。

 釣りの仕掛けを作るにあたって、接着剤が使われまくりの昨今。瞬間接着剤なんかも多用されている。そんな接着剤の中で、光硬化性樹脂ってのがある。紫外線とかハロゲン光とかレーザー光を当てると固まる樹脂。

 釣り具の場合、ことフライフィッシングにおいて多用されるのは、紫外線によって硬化する光硬化性樹脂だ。UV-GLUEとかUV KNOT SENSEといった商品名で売られていて、これをフライ(毛鉤)作成時やライン(釣り糸)結束時に使う。壊れたり解けたり引っかかったりしないよう、固めたりコーティングするのだ。

 使い方は簡単で、接着したい場所に塗る。で、薄曇り~晴天の屋外なら、そのまま天日にさらしておけば1~2分でカッチリと固まる。室内なら、紫外線を照射するライトを使って硬化させる。

 んですけど、しかし、この紫外線で固まる接着剤、固めたと思ってもなーんかベトつくのである。ま、接着部を露出した状態で屋外で使っている(例えばライン接着に使った場合、接着部を日光下で使っている)と、そのうちベト付きがなくなるのだが、接着直後はその表面がベトベトしている(内部は固まっている)。

 このベトベトがちょっとイヤで、何となく釣具店のヒトに訊いてみたら、コレをお試しあれということで、見慣れないUVライトを出してくれた。同時に、ガラスのショーケースの上に、紫外線で固まる接着剤をタラ~リ。で「どうぞ」と。

 ええっ? ていうかこのショーケース上面はベトベトですよ知りませんよ!? と思いつつ、そのUVライトを当てると……これが凄いのであった。ものの10秒としないうちに接着剤がガチガチに。しかも!! 表面のベト付きナシ!! 他にも何個かUVライトを試した拙者だが、ここまで完璧なUVライトを知らないっス!! 欲しいっス!! これいくらスか? ええっ!! 16,800円とな!!

 15分間考えました。で、「やっぱこれください」状態ですよええ。だって今後も何度も、いや、何十回も、いやいや何百回も使用すると思われる、紫外線で固まるけどベトつく接着剤。何百回もベトつく可能性がある。が!! このライトにより、何百回ものベトつき=不快感を無くせる!! 100回使うとして、1回の不快感を168円で回避可能!! 200回なら84円!! 300回なら……ってそういう計算はよしなさいよ趣味なんだから>俺。

 いやー高かったけど凄いすよコレ。以後、UV-GLUE等を使うのが楽しくなった。ちなみにこのライト、SANSUIという釣具店(のフライ用部門!?)のオリジナル製品なんだそうで。いいトコロに目を付けてますな。

 なお、紫外線で硬化する樹脂っていうかフライフィッシングで使われているUV-GLUE等の接着剤は、硬化する過程でけっこー熱を持つ。薄いビニールが変形するほど熱くなるので、ある程度多量に接着剤を使用する場合は火傷or接着対象を損傷しないようにご注意を。

紫外線で固まる樹脂は何種類か(フライフィッシング用として)売られている。フライ作り、ライン結束部の固着、ウェーダー等の臨時修理に利用される。ちなみに、最強に強まったライトはCR2リチウム電池で使えて、防水仕様。売り場でUV-GLUE等とともに売られているUVライト各種。その効果はあり、ちゃんと固められるが、ずーっと照射しまくっていてもベトつきが残ったりする。見た目、最強に強まったUVライトとは光量が全然違うようだ。

久々に海外通販してみた

久々に海外通販してみた

2007年3月5日 11:00

 なーんか今年は1月からずーっと仕事が忙しい俺。有り難いことですな……と言いたいが、魚釣りに行きたい立場で言えば、悲しい!! 寂しい!! 悲しくて寂しくて侘びしくて死ぬぜーッ!! と言えよう。

 そこで通販ですよ!! 魚釣りに行けないというストレスを釣り道具通販で発散ですよ!! しかも!! 単なる無駄遣い発散ではない!! 釣り道具ゆえ!! 魚釣りの現場等において有用な道具!! すなわち道具を得てストレス発散であり、かつ、いずれ実用となって役立つのであり、これ一石二鳥!! くわッ!!

 で、最近フライフィッシング方面に興味津々な俺なので、オンラインのフライショップをいろいろと。しかし、やっぱ、日本は、フライフィッシング人口がそーんなに多くないからか、フライフィッシング用品が妙に高いっすね。ま、日本の釣り道具は作りも精度も世界一っぽいからなぁ……でも、フライ用品って海外製がメインだったりする。

 海外から少数(フライ人口が多くないから)輸入して、日本国内で細々と売る、のは、確かにお値段が高くなりそうである。フライは欧米方面が大国関係だから、輸入品が多くなるのはしょうがない。日本のフライフィッシャーはお金がかかるのか……でも、外国で買うといくらくらいなのコレ?

 と、海外のフライ用品通販サイトとか見たりすると、ある種の激安ですよ激安!! 例えばEZ FLYFISH.COM。レンゼッティのマスターバイスが$629.95 !! 同じくレンゼッティのボビンがいちばん高価くて$18.50 !! アメリカ人的見地に立てば両方高いかもしんないけど日本人からすると激安!!

 Cabela'sってトコロも同様に安くて(アメリカでは普通価格!?)、36個のフロス等入り・木箱付きで超可愛いマテリアルキットが$21.99 !! 非常に便利そうなタイイングデスクが$39.99 !! どうします、そこのフライマンの人!! くそー釣り場行けなくてイラつくから一杯呑むぜ~、の、その飲み代でイロイロ買えちゃいますよ!!

 って人ごとじゃなくて、俺とか早速欲しかったモンをいくつか注文してみた。送料が高いスけどね。でも日本じゃ手に入らないモノが多く、安価にて買えるあたりは魅力。ただ、ゲンブツを見ることができないので、モノによってはある種の賭けにもなりがち。

 さておき、くわわッ!! という一念でアレコレと買ってみたが、驚いたのは品物が届く速さ。ま、日本国内の通販だと翌日届いたりするんですけど、今時だと海外通販でも1週間はかからない感じ。1週間弱で届いたような気がする。また、UPSのトラッキングで荷物の流れを追っていくと、日本に届いてからの税関手続き等で時間がかかってるもよう。ともあれ、ちょいと昔だと、海外通販=半月はフツーに待つ、てな印象だったが、世界が狭くなった感じですな。

 けど、送料+税で、やっぱり1万円以上はかかる。ラインやフックといった小物を少々買うのなら、やはり日本国内で買うのが吉なのであった。

これは良さそう!! と思って買ったツールスタンド。モノとしては非常に良くできていて、机上に置いて回転したりする。お値段は$39.99。しかし、かなりデカかった。タイイングバイスより重く、直径は30センチ弱。衝動的にポチッとしてしまったマテリアルキット。$21.99。フロスやティンセルが36個付属するが、ポイントは外箱でしょ!! やや雑な作りの外箱だがイイ感じであった。中身のマテリアルは、まあ、フツーっていうか、使えないこたぁナイという感じ!?

デジタルな魚釣り道具

デジタルな魚釣り道具

2006年8月9日 09:00

シマノANTARES DC。最新のデジタルコントロールブレーキングシステムを搭載したハイテクな感じのリールなのだ。でも高~い
 釣りとかする俺なんですけど、釣具のリール部分に関してはシマノ製品を多用中である。

 精密機器メーカーとして知る人ぞ知りつつ世界的企業とも言えるシマノだが、リールの分野でも先進的なコトをやっている。また、リール自体の作りも非常に良いので、俺などは思わずウッと買わされてしまうクチである。が、買って良かったァとそのリールを使った後に思ったりもする。

 なぜ、このよーなトコロで釣具の話を始めたかと言うと、シマノがまたデジタルなリールを出したのだ(ちょっと前だけど)。あ、リールというのは、投げ釣り等で、糸を巻いておく部分ですな。で、出たのはバス~ソルト用のリールだが、デジタル制御でリールから糸へかかる抵抗をコントロールするもの、ANTARES DCというリールだ。で、コレを買ってみた。

 実は、このANTARES DCというリールの前にも、デジタル制御のリールを買った(ページの下のほーです)。これもシマノ製で、CALCUTTA CONQUEST DCというリールだ。

 んで、ですね、このCALCUTTA CONQUEST DCがですね、ヒジョーに良かったわけですよ。2004年に購入・使用開始したが、後、その良さにハマり、徐々に古いリールを売りに出し、手持ちのリールを少しずつCALCUTTA CONQUEST DC化していった。

 DCとは、デジタルコンピュータじゃなくてデジタルコントロールの略だが、手持ちのリールをDC化するにあたり、非DCのリールにも捨てがたい(売り払いがたい)ものがあった。これもまたシマノであり、ANTARESというリール(の古いモデル)だが、DCにはない使いやすさがあった。そういう意味ではCALCUTTA CONQUEST(の古いモデル)やCALCUTTA(の古いモデル)もそうだ。

 前述のCALCUTTA CONQUEST DCは、↑に書いたCALCUTTA CONQUESTやCALCUTTAのデジタル版という感じ。使い勝手はやや違うが、デジタル版が出たってコトであり、使い心地が良かったので、容易に乗り換えられた。が、やはり↑に書いたANTARESは、なかなかDCのモデルが出てこなかった。けれど、出てきた。それがANTARES DCという最新のデジタルコントロールリールだ。

 どこがどう“デジタル”で、どのように“良い”のかは、シマノの製品紹介ページに書かれているようでイマイチよくわからない。が、要は、リール内部にあるチップが、糸巻き部等の回転速度変化を計測しつつ、これに合わせた抵抗を発生させ、より遠くにルアーを投げられたり、あるいは糸がグジャッと絡まったりしないように制御しているとのこと。つまりリール内部で演算および電気的制御が行われているが、電力はリール自身が発電しているってトコロもイカス。最初にルアーを投げるときに、(ルアーにより糸が引き出される力を使って)発電してるんだそうで。

 かなりハイテクなリールってわけだが、その最新型であるANTARES DCの使い心地と言えば!! これがもー、えーと、まだ使ってません買ったばっかりです。あー釣りに行きてぇッ!!

 でもCALCUTTA CONQUEST DCは非常に良い(というより拙者の使い方に超マッチしている)ので、たぶんきっと、このANTARES DCも良いに違いないであろ~。

 ちなみに、ANTARES(アンタレス)はさそり座(スコーピオ)の赤色超巨星のα星で、CALCUTTA(カルカッタ)はインドの西ベンガル州の州都(その昔はイギリス領インドの首都)で、CONQUEST(コンクエスト)は征服の意味、と書いてあった。釣具なのに“○○丸”とか“△△王”とか“□□師”とかいう名を付けて荒海鉢巻感を出さないのは、釣りのジャンルが輸入物だからだろうか?

元祖デジタルコントロールリールことCALCUTTA CONQUEST DC。ルアーが良く飛ぶし、向かい風でもバックラッシュしにくいという有り難いハイテクリールだ。これもやっぱり高~いシマノScorpion ANTARES。ANTARES DCの先祖(!?)でもある非電子的リール。だが、リールとしての性能は非常に高い。ついでに値段も高かった

シマノCALCUTTA。高性能だしカッコイイ!! ということで愛用した。が、現在は持っておりません。やや高価であったが、使い込む気にさせるリールだったCALCUTTAの上位機種てな感じで出てきたシマノCALCUTTA CONQUEST。CALCUTTAよりも使いやすい部分が多かったりしたが、これも高かった。ていうかシマノのこの系統のリールって全部高くて、買うのにかなりの決心が要る

シマノANTARES DCのカバーを開いたところ。カバーを開かなくても調整できるダイヤル(8段階)と、カバー内のダイヤル(4パターン)で、合計(8×4で)32種類のブレーキコントロールパターンを設定できるシマノ製リールらしく、細部の作りもヒッジョーに良い。長い間、光沢や高品位な質感が維持されるあたり、なんかこう、シマノ製の自転車用パーツに通じるところがありますな