スタパ齋藤の「スタパブログ」

渓流釣り向け防水デジカメは!?

2006年12月27日 09:00

 唐突なんですけど、フライフィッシングにハマった俺。

 もしかしてオモシロいのでは? とか思ってフライフィッシング体験教室なるものに通った途端、この釣り、オモシロ過ぎ!! 非常に楽しいのであり痛快であり爽快!! てなわけで、11月から暇さえあれば渓流方面に出かけている。ちなみに、現在はフツーの渓流は禁漁期なので、渓流タイプの管理釣り場に行っとります。


フライフィッシングを始めた。釣りとしてはシンプルながらも非常に奥が深いものなのであった。何から何まで楽しい釣りですなこんなふーな渓流タイプ管理釣り場によく行く。管理釣り場というと釣り堀をイメージするかもしれないが、自然の川の一区間を専用釣り場として使うタイプの管理釣り場が増えているそうで

 渓流ではあっても管理釣り場なので、しっかり放流していて、超寒い12月でもちゃんと釣れるところが楽しい。管理釣り場と言えども、一応渓流っていうか渓流を管理(放流等)した釣り場なので、ロケーション的には渓流である。ので、ウェーダーと呼ばれる、腰や胸まである長靴を履き、上着等に必要な釣り道具を全部装備し、ロッド(竿)を片手に、もう一方の手は岩や木につかまり、川を遡行して釣り歩く。

 そして(昔は幻とか言われていたけど現在は養殖・放流されているので特に管理釣り場では冬場によく釣れたりする)岩魚ちゃんがフライ(西洋風毛針)に飛び出す!! ていうか釣れるんですけど、管理釣り場とは言え、フライフィッシング始めたばっかりなのにちゃんとしたお魚ちゃんが釣れると非常に嬉しい!! ので!! 記念写真をカシャリ!!

 てな遊びを何回か繰り返しているうちに、ハードウェア的な問題が出てきた。それは水辺で超愛用してきたオリンパスの防水・耐衝撃デジカメことμ720SWが、渓流においてはなーんか使いにくいと感じられたのだ。

 これまではボート上で(わりと腰を据えて)使ってきたμ720SW。しかし渓流釣りの場合、前述&写真のように、安定したスペースでお魚ちゃんの撮影できずらい。また渓流魚の場合、水から上げたりするとスグに弱っちゃう──エラの構造等が原始的なんだそうで、だから水がキレイ&水に含まれる酸素量の多い渓流に住んでいるんだそうだ。さておき、渓流におけるお魚ちゃん撮影には、速攻で好結果を出せるデジカメが欲しいところ。

 μ720SWが渓流においてイマイチな気がするのは、薄型であり金属ボディなので、片手ではホールドしにくいことがある。じゃあ両手で……というのができずらい状況下──魚を入れたネットの柄を手から離すと川に流れちゃうケースもある。片手で魚入りネットを持ち、片手でカメラを、というパターンが多い場所だったりする。ので、魚~カメラの位置を十分離すことができないってのもあり、それについてもμ720SWの画角の狭さ(ワイド側は35mm判換算で38mm)がツラい。

 てなわけで、防水であり、ホールド性が高そうで、しかも広角レンズ搭載なのはナイかなぁ……と探したら、即見つかった。富士フイルムのFinePix BIGJOB HD-3Wである。わー!! これ買う!! 今すぐ買う!! と勢いづいたが、2007年1月13日発売だった。

 富士フイルムのBIGJOBシリーズは、工事現場用のデジカメとして知られる。が、アウトドアにもよく向きそう。しかもこのHD-3W、外見ほどデカくなさそうであり、液晶は3型・約23万画素で、レンズは28mm相当からのズームレンズで、防水・防塵・耐衝撃とキた。絶対渓流向き!! ちょっと重いような気もするが。

 でもコレ、予約購入決定。コイツを買って、禁漁期が終わったら渓流デビューをやっていきたい!! そして流れの中とか足場の悪い場所でお魚ちゃんの写真を撮っていきたい!! ……って管理釣り場じゃない渓流に出たら全然釣れなかったりして。


30センチ四方ほどの淀みにフライを落とすと……シャパッ!! てな感じで魚が飛び出す。ドライフライと呼ばれる、浮く毛針による釣り方だが、この方法で一度釣れちゃうと多くの人がハマるんだそうだ某有名渓流タイプ管理釣り場のやや上流部。ヒッジョーに美しい場所だったりする!! あーもっと早くフライフィッシング始めれば良かったなぁとかマジ思った

モノブロックストロボを買いまして (2)

モノブロックストロボを買いまして (2)

2006年12月22日 09:00

拙宅ねこ様こと、とろ様(左)、うか様(右)。2006年の年賀状より

 前回のエントリでCOMETモノブロックストロボTWINKLE 02 IIを買ったと書いた。便利であり快適だとも書いた。のだが、しかし!!

 このモノブロックストロボ使って小物撮影してると、なんか必ず絶対どーしても、ねこ様が遊びに……いや邪魔しに来るのだ。ねーねーねーオマエなにやってんの? ねーねー。みたいな感じで、ブツ撮り対象を置いた机の上に登ってくる。

 最初に邪魔しに来るのは、うちの2頭のねこ様のうち女の子のほう(グレーの)で、そのうちそれに釣られて男の子のほう(シマシマの)の来る。ちなみに、シマシマのほーは、液晶ディスプレイが気にくわない(!?)らしく、画面にねこパンチして困る。

 以前はブツ撮り時にねこに邪魔されるってコトはなかった。逆に、ブツ撮りを始めると、ねこ退散、みたいな。なぜ……思い当たるのは、以前使っていたストロボは電源部にも発光部にも冷却ファンがあったこと。けっこーヤカマシいファン音であった。が、現在使用中なのはファンレス。非常に静かなのである。以前はウルサかったから、ねこ退散であり、現在は静かになったから、ねこ集合!? ていうか、たぶんそうだ。

 ま、短時間邪魔して、すぐ飽きて、どっか行っちゃうからいいんですけどね。でも、どーしても絶対、被写体(ハードウェア)のニオイを嗅ぐのであり、特にレンズ部とか嗅ぎまくりなのであり、湿った鼻のマーク付着なのは困ったけどカワイイから許すと思った。

発光部に取り付けたバンクの角のニオイを嗅ぐの図。毎回嗅ぐ。いつでも嗅ぐ。懲りずに嗅ぐ。またもや嗅ぐキレイにホコリを落として指紋も拭き取った被写体ハードウェアに鼻先をペタリ。どうしても嗅ぐ。やっぱり嗅ぐ。結局嗅ぐ

モノブロックストロボを買いまして (1)

モノブロックストロボを買いまして (1)

2006年12月20日 09:00

COMETのTWINKLE 02 II。最大出力200Wsのモノブロックストロボ(ジェネレーターとストロボ発光部が一体型のストロボ)

 2006年12月06日のエントリにて“拙者が使用中のストロボは小物撮影には明るすぎる”てな話を書いた。

 結局その後、ジェネレーター(ストロボの電源部:光量を調整する機構も持つ)を買い換えようと思ってしらべたら、やっぱりウン十万円の世界。じゃあ中古を……と考えて若林師匠に訊いてみたら、プロショップでたまに出る(プロが使った後の)中古ジェネレーターは「どれもみーんなボロボロだよ~」とのこと。あぁそうか、プロだから使いまくって使い倒して使い切っちゃった状態の中古品ばっかりなのか。

 とか悩んでいたところに出物っていうかセールが。COMETモノブロックストロボTWINKLE 02 IIというのが、なんか安く売られていた。直後、さらに安い構成は……と調べたが、コレが恐らく最も低いコストで買える製品であり、セール中だったので速攻買い。

 TWINKLE 02 IIは最大出力200Wsで、ツマミ調整でその出力を1/16まで落とせる。12.5Wsまで落とせるので、小物撮影でも明るすぎることがない。また、ジェネレーター部とストロボ部が一体化しているので、ちょっとした撮影には手軽に使えて良い。

 てなわけで早速使い始めたが、あー最初からコレ買えば良かったなぁ、ブツ撮りばっかりだし。あと太いケーブルが這い回らないので、セットアップもラク&煩雑さがない。便利便利。ちなみに、ファンレスなので一般的なジェネレーター+ヘッドを使う場合よりもずっと静かだ。快適快適。

 と満足してTWINKLE 02 IIを使い始めた俺だったが……。

最大出力は200Wsだが、ツマミ(バリエータ)によってその出力を1/16まで絞れる。小物撮影に幅広くつかえる出力レンジだと思うモノブロックストロボなので、本体と電源コード、それからカメラに接続するシンクロケーブルだけで使える。あ、もちろんスタンドとかX接点(シンクロコネクタ)があるデジカメも必要ですな。露出計は無くても、デジカメなら使えますな

ストロボ光が強すぎる

ストロボ光が強すぎる

2006年12月6日 09:00

使用中のソフトボックス。光源をカバーで覆う感じで使うんですけど、ボックス内側の反射素材が光源の光を和らげたりする。下部には光源の光をさらに和らげるディフューザを装着している

 現在、俺が小物撮影に使っているのはコメットのちょいと古いストロボ一式。電源部は1200Wsで出力はフル~1/4までわりと細かく調整できるタイプだ。

 が、結論から言うと、テーブル上あたりの小物を照らす程度だと、この出力はデカ過ぎなのであった。最も小出力(300Ws)にし、かつ、光源(ストロボ)を机面からできるだけ離しても、レンズの絞り値を16~22くらいにしないと露光オーバーとなってしまう。

 という話をプロカメラマンな人とかマニアックな人とかにしまくっていたら、デジカメ時代となってから、小出力のストロボを求める声がスゲく増えてるそうで。……じゃあ5年くらい前に買った俺の当時は小出力だったけど今時的デジカメ用途には大出力っていうか出力を絞れないストロボの場合はどうすれば?

「ジェネ買うとか」

 某プロカメラマンのOKDさんは言う。えーっジェネって何? あ、電源部ですか。で、いくらくらいすんですか?

「って買ったでしょ前に(笑)。当時とあんまり変わらないすよ」

 そうか、あんまり変わらないのか……っていうか買った時はマジ衝動的だったんで値段忘れてますけど俺とか。で、いくら?

「んー、1,200か2,400くらいで、できれば1/16~1/32まで落とせるジェネだと、30万くらいかな」

 ズギャーム!! そそそ、そんなに高い箱だったんですかコレ!! つーか無理。他に手はないスか?

「レンズ側にND入れるとか、あとストロボ側にディフューザ入れるとかすれば何段か落とせますよ」

 あの、時々、絞り値最大にしても明るすぎる時あるんですけど。

「あぁー、ねぇー。だったら……」

 OKDさんはアノ手コノ手をあれこれ紹介してくれた。例えば普通一般の外付けストロボとレフ板を組み合わせたりすれば良いし、あるいは安く専用ストロボ揃えるならコメットのTWINKLEという小出力モノブロックタイプがあるとか、いろいろと。

 バンクとディフューザを組み合わせて使うのがいちばん安価であるようだった。バンク(ライトバンク)は、最近ではソフトボックスとか言ってバンク+ディフューザのセットが売られているようで。高原部を反射させて光を柔らかにし、さらにディフューザを組み合わせることで光源からの光を均一にしたりして、ついでに光量を抑える(というか光量が抑えられちゃう)、というような撮影機材だ。プロ用ストロボ向けが多いが、最近では小さな外付けフラッシュ用のソフトボックスも増えているようだ。

 じゃあソフトボックスを買……ん? なーんか見たことあるなぁコレ。しかもこの部屋で。つーか押し入れで。んが。5年くらい前にストロボにハマった時、ソフトボックスも衝動買いしていた俺なのであった。というわけでソフトボックスを使ってストロボ撮影。すると……。

 あらまラク!! ていうかこのラクさを昔体験して、記事にしたような記憶が。あ、この記事ですな。微妙にお恥ずかしい。

 さておき、ソフトボックスを使って撮った写真が最近のこの記事にある(PowerShot G7の各写真)。これまでは2灯でライティングしていたが、ソフトボックス使うと1灯でソレナリに撮れてしまう。上記リンクのライティングには改善の余地が多々あるが、テキトーにライティングしてソコソコ撮れちゃうのは、とーってもラク!!

 なんですけど、まだ絞り値は16~18あたり。まぁ単に製品の部分を説明的に見せるだけのブツ撮りなんで、これでも問題ないんですけど、絞りを開きたくなってもどーにもならないのではあった。でも、デジカメ時代になって、撮影がホントにラクなものになったように思う。

サンヨー Xacti DMX-HD1A

サンヨー Xacti DMX-HD1A

2006年11月27日 09:00

サンヨーのXacti DMX-HD1A。静止画も動画も撮れるムービーデジカメだ
 

 サンヨーのXacti DMX-HD1Aも買っちゃった俺。MPEG4でHD動画を撮影できるムービーデジカメですな。

 実はですね、Xacti DMX-HD1Aについてはですね、発表時からずっと気になっていた。発売直後も気になりまくっていた。が、実勢価格高いっスよ。予備バッテリー(Xactiは電池もたない感アリ)とワイコン(専用ワイコンがあるのが最近のXactiの魅力!?)を入れるとほぼ10万円に近いコースであり、大容量SDカード(例えば4GBのSDHC)まで考えると完全に10万円コースであり、それならHDDハンディカムみたいなの買ったほうが……というイメージだ。

 が、よくよく、超よくよく&クヨクヨ考えてみると、Xactiのコンパクトさは魅力。またMPEG4動画(HDもSDも)とは言っても、撮影モードによっては十分高精細で滑らかに撮れちゃう。超美麗最高の画質、とかは放送局に任せるとして、携帯性やまあ十分の画質ってコトではXactiのオールインワン&コンパクトなところが際立つ。

 そして早速使い始めてみたら、なるほど、やっぱ常時持ち歩けて十分マトモな画質で撮れるビデオカメラは愉快ですな。ていうか、あー、夏になる前とか、いや春先に買っときゃ良かったよ。釣りやボート遊びの時にコレ持ってったら愉快な映像たくさん撮れたなぁ。って、あ、DMX-HD1Aって秋口になってから発売されたんだっけか。

 静止画・動画とも、ある程度高画質に設定しておけばデジカメとしてもビデオカメラとしても問題なく使える感じ。ていうか思ったよりずっと画質イイですな。ただ、サンヨーのこだわりか、モードレスで静止画・動画を撮り分けられたりするあたりに、他の機器とは少々違う独自のクセがある。操作感が妙な気もする。表示も若干わかりにくい。ま、慣れればいいんでしょうけど。

 あと、高倍率ズームレンズ(光学10倍)が付いているのだが、このボディサイズ・質量でここまでの高倍率ズームだと、(動画のための)手ブレ補正機構があっても、手ブレしますな。三脚に据えて遠景をズームアップしていき、最後にズームボタンから手を離した一瞬の揺れも画面に出ちゃったりする。ズームできないよりはイイが、カメラとしてもう少々安定感が欲しい!? とか思ったりした。

 でもコレ何かとオモシロイ。スタンバイからの起動も速いので、ポケットに入れておいて、思い立ったら即動画!! てな使い方がフツーにできる。てなわけで、これもちょいと使い込んでみたいと思う。

キヤノンのIXY DIGITAL 900ISと比べてみたところ。IXYより一回り大きいって感じですな。でも十分ポケッタブルだ一般のデジカメと比較すると、やや変則的な操作インターフェースを持つ。基本的にモードレスで使えるが、最初はその点にプチ戸惑うかもしれない

パナソニック LUMIX DMC-FX50

パナソニック LUMIX DMC-FX50

2006年11月22日 09:00

パナソニックLUMIX DMC-FX50。デカ液晶&広角レンズ&手ブレ補正機構実装のコンパクトデジカメなのだ。

 パナソニックの、どちらかと言えば入門~スタンダードクラスのコンパクトデジカメ、LUMIX DMC-FX50を購入。ていうかDMC-FX50“も”購入であり、秋になるとデジカメ買いがちな俺かも。

 ホントはですね、LUMIX DMC-LX2買おうと思ったんですよ。でもLX1買ったし、そーんなには大きく変わってないLX2かぁ……みたいな。

 もうひとつ、ソニーのサイバーショットDSC-T30を気に入っていた拙者。液晶デカいしコンパクトだし電池もよく持つし画質もイイ感じ。だが、T30は広角レンズ搭載じゃないのであって、ソコが非常に残念だった。でも、キヤノンのIXY DIGITAL 900ISがあるし……とは思ったのだが、900ISは液晶がデカくはない。

 俺的に、一度使うとやめられないのは、デジカメにおける広角レンズとデカ液晶と手ブレ補正機構。最近では細かい画質の違いはそーんなに気にしてなかったりする。画質にこだわると、結局、レンズ性能が十分高いデジカメになり、デジ一眼+単焦点レンズとゆーよーな結論が出る。

 さておき、なんかスッキリしない拙者のコンパクトデジカメ事情なので、小型・広角・大画面・手ブレ補正で絞っていったら、LUMIX DMC-FX50が残ったというわけだ。そういう観点では、むしろLUMIX DMC-LX2よりイイように思えたりもした。

 で、FX50を早速使い始めたのだが、これはですね、まだ使い初めて日が浅いんですけどね、えーとですね、マジでですね、非常にイイかもしれない!! 画質的には、なんつーかパナソニック独特の濃くてクッキリした発色をして、好き嫌いが分かれそうだが、個性的ゆえ俺は好きな傾向っすね。あと広角であり画面が3型(しかも23万画素)であり、ファインダーとしても表示用モニターとしても非常に使いやすくできている。個人的にはハイアングルモードに少々驚いたりして。

 てなわけで、第一印象から非常にナイス度が高いFX50。たぶんコレはシッカリとレポートしていきたい感じであるっつーか近々レポートしますヨ!! しかし、いや~、なんか俺的には穴馬的存在となったFX50って感じっス。

35ミリ判換算で28~102ミリ相当となるズームレンズを搭載。広角が28ミリ相当という点がナイスと言えよう液晶モニターは3型(23.0万画素)の低温ポリシリコンTFT。高精細で輝度も十分、扱いやすいのだ

キヤノン PowerShot G7

キヤノン PowerShot G7

2006年11月20日 09:00

キヤノンPowerShotG7。機能的にもデザイン的にも大人しめのハイエンドデジカメ!? 地味と言えば地味だが、実力は十分だ

 キヤノンのコンパクト系のハイエンドデジカメことPowerShotG7を購入。ババババッと撮ってみた。

 モノとして第一印象的に良かったのは、沈胴式レンズとレンズシャッター部ですな。これまでのPowerShotG系デジカメと違い、レンズカバー不要で、携帯時に薄く収まること。ボディ質感もイイ感じで、高級感アリ。PowerShotS系デジカメに近いコンパクトさがあり、でもオトナっぽい、みたいな。

 写りはまだしっかり検証してないものの、なんかDIGICってこれまでの方向性からちょっと変わった? あるいは超子画素のコンパクト機だからの描画傾向? なんか拙者が抱いているPowerShotG系デジカメっぽくないような気も。キレイに撮れるんですけどネ。

 残念だと思うのは、バリアングル液晶モニターじゃなくなったコトですな、やはり。そのコトを思うと、急にPowerShotA640とか欲しくなるキモチ。ハイエンドなんだし、ドーンと3.0型のバリアングル液晶モニターとか搭載して欲しかったっスよ。

 あと個人的には広角レンズじゃないのはやはり少々残念。別売のワイコンもあるが、ていうか買ったが、デカいですな。26.3mm相当になるのはいいけど、カメラ本体よりレンズのほーがデカくなる感じでバランスが……。ま、細かいコト言う奴ぁデジ一眼買えってコトかも。

 でも、コンパクト系の最上位機種だけあって、多くの点で機能的に不足が感じられない。ちょいと凝って撮る向きにはイイですな。また前述のように十分なコンパクトさっていうか携帯性があるので、凝り性オヤジのお散歩デジカメにはよく向くように思う。あとこのデジカメ、実勢価格けっこー安めですな(ハイエンドのわりに)。

 てなわけで、とりあえず使い始めたPowerShotG7。これからさらにアレコレ試して、できれば詳細にレポートしたいとか思ったヨ!!

沈胴式レンズでレンズカバーも内蔵するので、このようにスッキリとレンズが収まるIXY DIGITAL 900ISと厚みを比べてみた。ポケッタブルな900ISよりはデカいわけだが、PowerShotG系デジカメのなかでは最もコンパクトな部類になりそう

プロカメラマンはひと味もふた味も違う (2)

プロカメラマンはひと味もふた味も違う (2)

2006年11月1日 09:00

 フラッシュじゃなくてストロボを使い、ホワイトバランスをしっかり取るためにカラーメーターまで使い始めた俺。プロ機材使用開始でブツ撮り中。投資額としては、400ccクラスのバイクあたりを新車で買えるくらいになっちゃったが、レタッチの手間激減であり機材使うのが楽しいのであった。

 しかし、プロカメラマンの仕事ぶりを見ると、やっぱり俺とかスゲく素人なんだなぁと思わざるを得ない。

 よくお仕事をご一緒させていただきつつ、撮影技術に関していろいろな意味で“師匠”と言える存在の若林カメラマン。通称、そのまんまだが、師匠。俺じゃない人も「師匠~」とか呼んでいるので、いろんな人にアレコレ教えてるのかしら? ともかく、若林氏の仕事ぶり(プロカメラマンなので撮影技術)を見ていると、わー凄い~とか思うこと頻繁である。

 まずはとにかく、速い。ストロボをセッティングして光の調子を合わせて撮影するまでの流れですな。見てるとサササッと作業している感じだが、こと写り込みの多いハードウェアのブツ撮りなんか見てると、最良の結果(写真)を最短の手順で導き出している的ヒミツがたくさんある感じ。にゃるほど~、そうやるのか~、と参考になるテクニックが多々見られる。

 以前、師匠に「やっぱ手際イイですよねえ」とか言ったら、ご本人は「え? そう? そうかなぁ、テヘヘ~」とかお気楽なご様子であり、ていうか素人とプロの視点の違いを実感したりして、ていうか歌手に「歌うまいですね~」と言ったような気恥ずかしさを感じたりした拙者だった。

 カラーメーターの件でも、そんなようなコトが。後から考えてみれば「そりゃそうだ」と言えるようなコトではあるが、俺=ハーウェア依存の素人としては「なるほど!!」であった。

 師匠がウチで撮影をしていた時のこと。拙宅の壁の色とかは、前に書いたように光源をヘンな色にしちまう塗装であり汚れであり、これは経年劣化によりさらに光源ヘン率を高めていて、そんな状況下、師匠はストロボ2灯によるバウンス撮影を行なった。その時はデジ一眼で撮影していたが、なんか、やっぱ、色がヘンな写真に。

 そこで!! じゃあ俺の最強に強まったカラーメーター使います? 使います? 使えばいいのに? 使おう!! とか言ったが、単純に18%グレーカードを取り出してマニュアルでホワイトバランスを合わせ、ヘンな色写真状態を克服していた。ていうか実際は俺がカラーメーター使……くらいのところで「グレーカードでホワイト取ろう」とサササッと処理完了で問題解決なのであった。

 あぁそうか、グレーカード1枚でいい……んだよな、そうだよそうそう、その通りですよホント。とか思った。思ったんですよ師匠!! カラーメーター買う前にソレ助言しといてくださいよ~。とか言ってたら「あっ、COMET使い始めたのぉ? 飽きて売ってくれるの待ってたのにぃ~」と。弟子の機材を狙う師匠なのかーっ!?

 でも度々イロイロ盗ませてもらってるからなぁ、とも思った。しかしプロカメラマンの撮影現場を何度も見ていると、ストロボ使うのがやっぱりおもしろくなり、飽きないのであり、そして素人使用だとこのストロボ一式はまだ何年も何年も保っちゃうのであり、師匠、齋藤商店ストロボ激安セールはまだまだ先になりそうです。

拙宅の壁(というか収納扉)の色。この薄茶色は被写体を赤っぽくしてしまうのダ!! 白く塗ろうかなと思ったりしたが、黒もしくは白の布で覆ってしまうのが手軽でよさそう。手前はストロボの発光部グレーカード。反射率が18パーセントの(グレーの)紙カードだ。無彩色なのでホワイトバランスを取ることもできる。最近ではデジカメ専用のホワイトバランス設定用カードなんかも売ってますな

コニカミノルタのオートメーター IV F。太陽光や電球光といった定常光に加え、フラッシュ光も測定できる露出計ですな。ていうかコニカミノルタの(ていうかミノルタが作ってた)フォトメーター製品って、全部が“この製品の生産は終了しました”なんですけど……と思ったら、こういうコトらしい。が、ソニーはフォトメーター製品のアフターサービスを行なうだけっぽく、フォトメーターがなくなると世界のカメラマンは超マジ本当に困るような気がするCOMETのストロボの電源部。小型(=光量・灯数が少ないが持ち運びに便利な)タイプだが、意外なお値段がしたりする。けど、こーゆーの使うと写真の仕上がりがズギャッと良くなるから……良くなんなきゃ困りますな、ていうか良くなって当然ですな

プロカメラマンはひと味もふた味も違う(1)

プロカメラマンはひと味もふた味も違う(1)

2006年10月31日 09:00

 ケータイWatchにて連載しているスタパトロニクスmobileは、実は俺が書いているのだが、ソコに載ってる製品写真のブツ撮りも拙者が行なっていたりする。

 でも所詮シロートのブツ撮りなんで、撮影後にレタッチ必須なんですよホントのところ。俺の最強に強まっているしゴーインなレタッチで、ヘンな色のブツ撮り写真を一応見られる程度に!! てなわけですな。

 俺環境のブツ撮りにおいて、毎度困っていたのは、どーしてもピッタリ合わないホワイトバランスだった。要はですね、光源が蛍光灯なんで、どーしても色に偏りが出てしまう。レタッチである程度は修正できるが、光源自体に色の偏りがあるので、特定の色が強くなったり弱くなったり。

 また、撮影場所(仕事場)の壁の色。一部はベージュで一部は薄茶色で、あと撮影者(俺)の着衣も青だったり赤かったりと、ブツ撮りにおいては邪道な色である。こういう環境&撮影者でブツ撮りすると、光源が壁や人に反射しておかしな色の光になってしまう。

 しかしブツ撮りとか続けていると、やっぱりもっと美しく撮りたくなるもんで。何しろハードウェアって見れば見るほど美しいし。これをさらに超カッコ良く美しくウヒョヒョな感じで画像化してゆきたい!! と思うようになる。

 じゃあ第一に光源をどうにかしないとネ。ということで、少々以前からデジ一眼に外付けフラッシュで撮影し始めた。が、外付けフラッシュでバウンス撮影すると、やはり天井や壁の色、あるいは着衣の色が影響する。変な色の光源(蛍光灯)がさらに壁や着衣の色に影響されてスゲくヘンになるよりはマシだが、やっぱり白が真っ白になってくれなくて残念。そしてこの毎度の残念感が次第にストレスに昇格するようになった。

 そこで!! 清水の舞台から飛び降りて全身打撲で逝ったと思ったら超越的念動力を発揮して蘇生して人生イチからやり直すつもりで、コニカミノルタのカラーメーターを買ってみた!! のが、今年の春前であった。って、この話、けっこー過去の時点から始まってる話でした。

 でも買ったはいいけど、なんか忙しかったりして、ちょっと使ったきり……なくしちゃったのであった!! うわースゲく高かったのにぃ~!! と猛烈に悔やんで数カ月、そろそろ悔やみ疲れて悔やみ終える頃になったら、もーほとんど目の前の引き出しからひょっこり登場カラーメーター参上!! てなわけで、最近やっとカラーメーターを本腰入れて使い始めた。

 実はかなり以前にCOMETのストロボ一式買いまして。カラーメーターも出てきたってコトで、じゃあ本格的に撮影環境を整えましょうと始めて、撮ってみた結果、やっぱりビシッとした機材で撮ると色がちゃんと出ますのう、と。プロ機材に感激した俺であった。

 のだが……。

(つづく)

コニカミノルタのカラーメーター IIIF。光源の色温度を測れるメーターなんダ!! 測るとオモシロイよ!! みんなも色温度計測をやっていこう!! でも、なんか、これ……“この製品の生産は終了しました”って、どゆこと? 世界のカメラマンが困るのでは!?カラーメーターの裏側。光源の色温度に応じて使用すべきフィルターの一覧がある。ホントは、ていうか従来から銀塩フィルムで使うためのメーターなんですな。ホワイトバランスで色温度を設定できるデジカメで使う場合は、この表が役に立つことは(ほとんど)ない。

デジタルなフォトフレーム

デジタルなフォトフレーム

2006年8月7日 09:00

ソニーサイバーショットDSC-T30。デカい液晶を実装し、光学式手ブレ補正機構も実装し、さらに高感度でもあるイキなヤツ。

 このニュースを読んで、新しく出てくる“デジタル写真たて”に期待していた俺。写真立ての写真部分が、液晶ディスプレイになっていて、ソコにデジカメ画像等を表示したり、あるいはスライドショー表示を行なえたりする製品ですな。

 このデジタル写真立ての類、けっこー以前からあった。のだが、日本市場ではわりあい細々とした市場……ていうか市場にまでなっていない感じで、時々パッと出てきてフッと消えたりしている程度であった。最近では、Award Styleのphotoplayerって製品があった(コレ、衝動買いしました)。

 ていうか単体のハードウェアで(要はわざわざパソコンを使わずに)スライドショー表示させるのって、案外楽しいんスよ。例えば、スタパトロニクスMobileで書いたソニーCyber-shot DSC-T30だが、けっこー遊べるし、ちょいと癖にもなる。

 さておき、衝動買いしたそのAward Styleのphotoplayerという製品は、液晶パネルが比較的に小型だったのでプチ残念であったが、上記ニュースの製品群──DreamMaker“デジタル写真たて”は、液晶がデカめ。5.6型、8型、7型ワイドと揃っている。このくらいのサイズの液晶を実装したデジタル写真立てなら、かなりイイ感じなのでは!! と思い、発売されたら買おうと考えていた。

 んですけど、(発売日から3日過ぎた現在では)全然売ってない感じ。ネットを探しまくってみたが、どこにも……!? もー。じゃあアレか、メーカー直販とかやってるかどうかを調べて……おっDreamMaker社のショッピングページを発見!!

 したものの、そこにもデジタル写真たては売られていないようであり、かつ、なんか、このメーカー前にも見たコトあるような!? ……ああっ!! わかったアソコだ!! サンバイザー液晶とかを売ってるアソコ!! アレだアレ、そう、CASTRADEってトコ!! と思ったが、全然違いました。でも、CASTRADEの製品DreamMakerの製品って、なーんか非常に良く似たニオイがするんだよなァ。

 ともあれ、大画面のデジタル写真立てをガシガシ市場で売って欲しいなぁと思う今日この頃の拙者なのであった。

DSC-T30では、本体のみ(やテレビとつなげての)スライドショーができる。他の多くのコンパクトデジカメでもスライドショーができるが、T30の場合はBGMやエフェクト(写真が切り替わるときのディゾルブ等効果)を設定できるT30でスライドショー中の図。単なるねこ写真が、何だかステキかつ印象的な作品群のように見えてくるから不思議!! ていうか非常に愉快です

深夜にマクロレンズを買う俺

深夜にマクロレンズを買う俺

2006年8月4日 09:00

 現在、オリンパスのE-330を頻繁に使っている俺。E-330は、オリンパスのレンズ交換式デジタル一眼レフカメラで、フォーサーズ準拠のカメラですな。

 E-330で写真を撮って楽しむ、ということもするが、どちらかと言えば仕事上で活躍しまくり。主にブツ撮りカメラとして、マジ超スゲく役立っている。たぶんもうモトが取れた、と思えるくらい活躍してくれている。

 E-330がブツ撮りカメラとして良いのは、単純明快にライブビューで見られる──コンパクトカメラ等と同様、今現在レンズに入ってきている光景が、そのまま液晶モニタ上に表示される。この機構が(特にブツ撮り時に)使えると、長時間撮るという“作業”が本当にラクになる。

 E-330がレンズ交換式デジタル一眼レフカメラである点も大きい。これも単純な話、高品位なレンズが使えるからだ。例えば最近の拙者は、ZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 Macroを多用しているが、コレがもー非常に良い!! ブツ撮りに使うにゃもったいないレンズとも感じるが、凄いクリアさで対象を撮像素子上へと捉えまくる。このレンズ使うと、単焦点レンズの良さっちゅーモンを再確認できる。

 のだが、しかし、このZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 Macroには、若干の不満がある。というよりむしろ、ZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 Macroを使いにくくしている俺の仕事場に不満がある。てのは、ブツ撮り時に、対象がちょっと大きいと、このレンズでは対象全体をカバーできなくなる(というか後ろに下がる場所がない拙者の仕事場)。マクロレンズとしては好ましい焦点距離だが、もう少し画角が広いとブツ撮り作業がラクになるんだけどなぁ、と思う。

 もうちょっと焦点距離が短いマクロ撮影向けレンズはないんでしょうか? と、一連のフォーサーズレンズを探してみたら、該当しそうなのが2本ほどあった。1本はオリンパスのZUIKO DIGITAL 35mm F3.5 Macroで、もう1本はシグマの18-50mm F3.5-5.6 DC

 現在使用中のマクロレンズ(上のZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 Macro)は35mm版換算で100mmのレンズ。そして見つけた2本のレンズは、それぞれ70mm相当と36~100mm相当。シグマのは“マクロ撮影にも一応向く”って感じのレンズだが、この36~100mm相当ってのは、お散歩カメラに装着するレンズとしては良さそう。でも純粋な写りとしてはきっと単焦点のオリンパスのやつのほーがイイんだろうなぁ。

 そんなふうに迷うことナンと5日!! 衝動的な俺が5日も!! 迷った理由は……よくわかりません。ナゼか迷いに迷った。しかし、迷ってばかりじゃどうにもならないので、よし決めた!! コレを買うのだーッ!! と深夜に「ポチッ」と[購入]ボタンを押下したその対象は、両方のレンズでした。って結局両方買って試すのかよ>俺!!

 5日も迷って両方選んで……きっとどちらかしか使わなくなるように思うわけだが、しかも非常に良い(現在使用中の)100mm相当のも使用頻度が落ちる可能性があるわけだが、なんか時間と金を無駄にしているような気がしなくもなくなくもなくなくない>俺!? とか思った。


オリンパスのE-330にマクロレンズを装着したところ。拙者の激愛用ブツ撮りシステムとなっているオリンパスのZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 Macro。ブツ撮りにも向くが、外出て草花とか撮ると「すご~い」とか思っちゃうレンズでもある。使うほどに良さが、ってヤツですな

パナのフォーサーズ

パナのフォーサーズ

2006年8月2日 09:00

愛用中のオリンパスE-330。可動式液晶のシブいヤツであり、別売アダプタを用いればオリンパスOMシステム用のレンズを装着・使用することもできる

 パナソニックのLUMIX DMC-L1が発売されましたな。

 DMC-L1は、パナ初のレンズ交換式デジタル一眼レフであり、しかもフォーサーズ準拠。オリンパスのEシステム一眼レフデジカメを使い続けいる俺にとっては、“オリンパス以外のメーカーがやっとフォーサーズを始めた”ということで一安心であり、これを始めたのが体力ありまくりの松下電器であるゆえ大安心なので、ここは一発、景気づけにDMC-L1を買おうかナ!! などとチョーシこいたコトを考えた。

 が、よした、というか無理だった。だってDMC-L1ってボディとレンズ合わせて20万円以上する。また、ボディとレンズのバラ売りはまだ行われていない。景気づけに……という価格帯じゃありませんな。

 しかしDMC-L1を調べるほどに、その魅力が各所に感じられる。外見もイイし手触りも良さそう。アナログカメラ派を狙っているっぽいトコロがあるが、しかし、DMC-L1の操作体験ページとか見てると、これはもしかしたら拙者が愛用中のオリンパスE-330よりも快適に使えちゃうのかも!? と思ったりなんかして。

 でも高いんで、E-330の良いところばかり考えることに。……何しろE-330はライブビューだ!! と思った直後約4ミリ秒で、あ、DMC-L1もライブビューだったという情報が意識下から浮上。じゃあダストリダクションシステム!! と思ったが、DMC-L1にもノンダストシステムっちゅーのがあったのだ。が、E-330の液晶は可動式!! というところで、E-330の勝利を強引に決定し、DMC-L1への欲望はなかったコトにしてみた。

 のだが、なんかDMC-L1の(今のところは付属)レンズである“ライカDバリオ・エルマリート14-50mm/F2.8-3.5 ASPH.”って、カッコ良いいような。写りとかもイイんじゃないかしら!? なんてなコトを考えて性懲りもなくDMC-L1情報を収集していたら、Panasonic製レンズロードマップとかいう情報を発見してしまった。

 ソレ見て改めて動揺した拙者。全部のレンズに“OIS”の文字が。考えてみりゃ、そりゃそーなんスけど、パナはデジカメにおける光学式手ブレ補正機構の旗手みたいなモンで。当然、パナ製のデジ一眼用レンズも光学式手ブレ補正機構内蔵なわけで。あー、フォーサーズに欠けている“手ブレ補正機構”をレンズ毎に実装してきたのかぁ、と。やっぱ手ブレ補正機構は魅力だよなぁ、と。

 ところで、そのロードマップ中のレンズラインナップで、特にドキッとしたのは“45mm F2.0 OIS Macro”という一本。35mm換算で90mmなわけですよ。そしてF2なわけですよ。これはもう絶対に“ZUIKO Macro 90mm F2”を思い起こさせる──銀塩系オリンパス一眼ファンの多くが知ってたりする銘レンズ、の、デジタル版なのかーッ!? とか。

 個人的には他にも“25mm F1.4”というラインナップ……あ!! これだけOISじゃないの!? ともかく、このレンズも“ZUIKO 50mm F1.4”を思い起こさせる。……ZUIKO 50mm F1.4は、そーんなに評判高くないレンズだったが、俺とかチョー愛用したんスよ。

 さておき、上記のロードマップを見ると、なんかこう、フォーサーズ陣営においてイキナリ連帯感が生まれたように思う。つーか、単に、ロードマップ上のレンズが出てくると、これまでのフォーサーズ用レンズ(オリンパスとシグマ)の、この、えーと、何というか、穴もしくは隙間になっていたトコロが、ピッタリと埋まるような、そんな気がする。……でもド高かったりしたら寂しいなぁと思った。

ZUIKO Macro 90mm F2本体。管面撮影用に何となく買ったレンズだが、その後、人を撮っても風景(特に夜の都会)を撮ってもサイコーにイケる!! と感じ、以降、拙者の中では最高位の1本ZUIKO 50mm F1.4をオリンパスOM2に装着したところ。ZUIKO 50mm F1.4は明るく扱いやすいレンズだ……が、最近出番全然ナシで残念と言えよう

ペンタックスK100Dとオリンパス

ペンタックスK100Dとオリンパス

2006年6月7日 00:00

 ペンタックスから“カメラボディ内に手ブレ補正機構を実装”したデジタル一眼レフカメラが発売されるK100Dという機種ですな。

 ペンタックス製デジ一眼の魅力は、けっこー多彩で、本体もレンズもかな~りコンパクトだったり、独特の画質的良さがあったり、あるいは実勢価格におけるコストパフォーマンスが高かったり、古いレンズなんかも使える(手段が多くあったりする)こと等々。そんな魅力に、今度は手ブレ補正機構という大きな要素が加わった。しかもボディ内にその機構を持つので、どのレンズを使っても手ブレが低減されるっつーわけですな。

 ぬぬぬ!! これは買うかも!! そして近未来にK100Dにパンケーキレンズを装着して非常にコンパクトに携帯しつつファインダーを覗く俺が居……と思ったところで、買わなさそうな気がしてきた。

 てのはオリンパスのE-330という機種。発売日にこのデジ一眼買ったんスけど、以降、猛烈に活用しまくり中なのだ。ナゼかと言えば、その理由はただひとつ、ライブビュー表示を見て撮影ができるからだ。つまり、現在レンズが捉えている光景を液晶画面に映しつつ、撮影ができる。コンパクトデジカメでは当然の機能だが、レンズ交換式デジカメでライブビュー表示ができる機種は、現在のところオリンパスのE-330しかない。

 で、ですね、このライブビュー表示が壮絶なほど便利なんですよマジで。光学ファインダー越しに見える像の方が鮮明で美しい、とか、接眼しないで撮ると手ブレの原因になる、とかいうマイナス要素は確かにあるライブビュー表示機能。なのだが、何しろずいぶんと撮影がラクになるライブビュー表示機能でもある。いや、「でもある」どころか、この機能を使うと、他のデジタル一眼レフカメラがかったるくてしょうがなくなる拙者なんです実は。

 さらに、実は、キヤノンのEOS 5Dを持っているにも関わらず、E-330のライブビュー表示機能のヤケクソなる便利さ・実用性から、EOSちゃんの出番激減だったりする。また、E-330があまりにも便利に使えちゃう=多用しまくりになるゆえ、オリンパス製のフォー・サーズ・システム用レンズを買い増し中(HIGH GRADEシリーズレンズをコンプリートしたヨ!!)。

 ついでに、実は、E-330において好きに慣れない部分が少なくなかったりする。例えばサイズやインターフェースの一部だが、これら残念方面要素がけっこーヤなのだが、そのごく一部には「もーヤメて!!」というほど残念な使用感があるのだが、しかし、そんなコトよりライブビュー表示の利便が圧倒的なわけですよ!!

 てなわけで、なんかこう、最近、E-330以外のデジ一眼ボディに対する興味が失せていたりする。一瞬、新機種が欲しくなるが、即座にその欲望をE-330が撃滅、みたいな。逆にペンタックスK100Dがライブビュー表示可能だったら即買いしてたような気がする。ていうよりもむしろ、この先、各社のデジ一眼が一斉にライブビュー表示可能になったりしたら各機種を次々買って行き倒れになりそうな気がする。

コンセプトモデル欲しぇーッ!!

コンセプトモデル欲しぇーッ!!

2006年4月13日 09:00

 2006年02月20日のエントリに書いた“Sony Chronicle 2006”の件。コレが先日届きまして(買いまくり野郎に無料贈呈だったヨ!!)、開いて見たら非常に楽しい一冊であった。が、一部素晴らしく魅力的な往年の装置が省かれていたりして微細にガックシ感あり。でも総じて楽しめた。

 おもしろかったのは、コンセプトモデルの紹介。そのまま出てたら俺が絶対に買ってたサイバーでカッコ良くて触りたくてしょうがねえようなデザインの品々が見られた。んですけど、ソレを買って使って実用的なのかどうか、は、まぁスペックもよくわからないのでどうこう言えないものの、フツー的消費者は手を出さないのかもなぁと思ったりした。

 んですけど、恐らく意匠的優先度の高いコンセプトモデルって、とりあえずそのビジュアル面が魅力的ですよね。モノにもよりますけど。バブルの頃は、超尖ったコンセプトモデルがよく発表されて、またソレが台数限定でかなり高価にて発売されたりし、さらに速攻で売り切れていたりもして、しかも中古販売店でヤケに高値にて並んでいたりもしたが、最近ではそーゆーコトもなくなった。

 最近目に入ったコンセプトモデルとして、例えば富士通のUltra Mobileなんかは思わず買わせろコンチクショーな一品だと感じた。冷静に考えたら使いにくそうですな。目も手も疲れそうですな。華奢っぽいヒンジが多くて壊れやすそうでもありますな。けど、欲しいじゃないですかこんなモン!! 俺が買うから販売すれ!! みたいな。でも、出しても買う人少ないんでしょうねえ。

 あとニコンのデジカメのコンセプトモデルで、1はいかにもコンセプトモデル然としていて、買う人少なさそーな印象だ。2は、ていうかソレって既になかったっけ!? というモデル。なのだが、3は販売すれコラ!! とか思った一品だ。

 ある意味ライカっつーかむしろ現在ではパナソニックな味付けだが、こんなのは恐らく往年的カメラ親父一撃性能が非常に高いと思われるインダストリアルデザインですよ。軍艦部に古いNikonのロゴが刻印されていたりしたら、家庭内に若干の不和をもたらしながらも衝動買いする方が続出するんじゃなかろうか?

 何となくオリンパスのO・productというカメラを思い出したりして。1980年代後半に台数限定発売されたカメラだが、金なくて全然買えなかった一台だが、友達が衝動買いしたのを見せてもらってスーパー羨ましかったが、外観的衝撃が大きかった一台だ。

 質実剛健でコストパフォーマンスが高い、てのはいつの時代でも求められる要素だが、景気が上向きになってるらしいので、そろそろ、良い意味で尖ったり飛び抜けたり突き抜けたりしているプロダクトが、出てきて欲しいモンですな。一度買ったら、いや一度見たらもー何年も忘れられないし何年も魅力的だと感じられるような最強に強まった製品に。

フォーサーズがおもしろくなってきた

フォーサーズがおもしろくなってきた

2006年3月15日 09:00

 こんなニュースこういう発表を読んだ俺としては、ていうか初期段階からフォーサーズ規格に個人賛同していた俺においては、非常に楽しくなってくると言えよう。

 フォーサーズとは、レンズ交換式のデジカメ等において、4/3インチの撮像素子を使ったり同じ形式・サイズのレンズマウントを採用したりしましょうという、デジタル一眼レフカメラの共通規格だ。フォーサーズ規格に準拠した製品を作れば、A社のカメラボディへでもB社のカメラボディへでも、C社のレンズを装着できる。D社のカメラボディにA社とB社とC社のレンズを装着することもできる。ボディやレンズのメーカーが違っても、それを気にせず使えるよーになるんだゼ、というナイスな共通規格なのである。

 しかしこれまでは、フォーサーズ規格に参加表明するメーカーこそ少なくなかったが、実際に製品を出していたのはオリンパスのみ。フォーサーズ孤軍奮闘のオリンパスであった。俺とか銀塩時代からけっこーオリンパス派なので、実はオリンパスE-SYSTEMシリーズのボディもけっこう買っている。具体的には、E-1でしょ、E-300でしょ、それからE-500でしょ、あと最近E-330買……ってっておいマジかよ俺全機種買ってんじゃん!! ……ま一部は既に手放しましたけど。

 さておき、せっかくのナイス共通規格なのに、実質一社しか参加してないのかよ!! と。全然共通の意味ねーじゃん!! と。思っていたら、松下電器が(ホントに)フォーサーズ規格準拠の製品を出してくるというし、ライカもシグマもキたのである。こうなると、オモシロいですよ~。

 結局は松下がキたってことで大変な騒ぎになるんでしょうな。細々したコトは省くが、いろいろな意味で“体力”が違うメーカーの参入は、フォーサーズ市場を加速すると思う。同時にオリンパスは儲かり始めたりするかもしんない。そしてオリンパス的なバブルが訪れてE-SYSTEMとは微妙に違うOM-DIGITAL SYSTEMが登場してOMファンがこぞって買うけど全体的にはあんまり売れなくてすぐ生産完了になったりするのかもしれない!! とか妄想してしまう拙者。

 細かいトコロもオモシロイですな。例えば、オリンパスのダストリダクション機構やパナソニックの手ブレ補正機構。どちらも(最初はあまり認知されなかったが)現在はデジカメにおけるキーテクノロジー的存在とまでなっている。特にレンズ交換式デジカメにおいて前者のダストリダクション機構はマジ大切だ。

 さぁ、期待通りにバーンとイッてくれるのかフォーサーズ市場。楽しみである。

無線LAN対応デジカメCOOLPIX S6

無線LAN対応デジカメCOOLPIX S6

2006年3月13日 09:00

 デジカメに本腰専念のニコンが無線LAN対応のコンパクトデジカメを発表した。COOLPIX S6COOLPIX P1P2に続いて、第2弾目!? ですな。

 初代の無線LAN対応COOLPIXを試用したんですけど、感触的にはヒジョーに良かった。個人的にはレンズせり出し式のCOOLPIXがあまり好きになれないモンで買いはしなかったが、今度のCOOLPIX S6は欲しい度が急上昇中。マットブラックあたりが良さそう。

 てのはですね、第一に無線LAN対応である点。IEEE802.11b/g準拠の無線LANアダプタを内蔵していて、一般的な無線LAN環境があればカメラ→PCへの画像転送等がスゲくラクになる。またCOOLPIX S6には、どーも充電等ができるクレイドルが同梱されているもよう。つまり充電しながら無線LANでのファイル転送ができそう(デキなかったりして)。デキるとすれば、実使用感的にCOOLPIX P1からの大きな進歩となりそうな予感。

  あと外見的にやっぱカッコイイですな。カラー的にはCOOLPIX S5のグロスレッドやグロスホワイトにも惹かれる拙者だが、シンプルなデザインは飽きが来なくて良さそう。

 それと、実は3型液晶搭載であり、その液晶の解像度が約23万画素と高精細。仕様的にも外観的にも実用性的にもキメてきた感じのCOOLPIX S6であり、一見地味だが考えれば考えるほどヤバい汗が出てくるカメラかもしんない。

3メートルでMILスペックだけどxD

3メートルでMILスペックだけどxD

2006年3月1日 09:00

 デジカメWatchにてオリンパスの新型デジカメの記事を読んだような気がするなぁボカぁと思ったりした最近。確かオリンパスから防水デジカメが出るんだったようなそんな。

 改めて調べてみたら、その機種名がわかった。μ720SWですな。もうすぐ発売ですな。とか思いつつ調べていたら、あぁそうだ水中3メートル防水だから記憶に残ってたんだ。しかもコレってMILスペックなデジカメ。防水でありかつ耐衝撃性を備えている。

 んでもなぁ~アレなんだよな~オリンパスとかフジフイルムのコンパクトデジカメってxDピクなんとかカードっていう俺が128MBのしか持ってないメディアだけなんだよな~。だから全然xDなんとかのみ対応のデジカメに手を出してないんスよマジで。

 でも、この、μ720SW(μはミューだヨ!!)、3メートル防水でMILスペックは良さそうだなぁ。液晶デカいし。ボート上にモッテコイの機種でしょたぶん。そしてもうすぐ春でしょ実際!! 釣りでしょボート出すでしょ水かぶるでしょ!! そしたら必要でしょμ720SW!! 釣って撮ってボートで走っていくでしょやはり!!

 その数分後にヨドバシドットコムから“ご注文ありがとうございますメール”が来たなぁと思った瞬間!! 同時にxDピクチャーカード(1GB)も注文していたのかよマジかよ>俺!! 今後はオリンパスやフジフイルムのコンパクトデジカメに手を出せちゃうじゃん>拙者!! ヤバいよ>わし!! と思った。

 ていうかフジフイルムのFinePix Z2の新型の画面が3インチとかのが登場したら即買いしようと思った。なんかやっぱ高感度で撮ったサンプル画像とか観るとけっこー最近のモデル(←被写体じゃなくて本体)はノイズ感も少なくてイイなぁとか思ったりしていたから興味津々な俺だなぁと思った。

 ところでxDピクチャーカード陣営って……今、オリンパスとフジフイルムでしたっけか? ていうかコンパクトデジカメの今時的メモリカードってSDカードとCFカードとxDピクチャーカードくらいになったのかナ? なんか最近のコンパクトデジカメはどれ使ってもSDカードで済んじゃうような気がしておりかつ新しいタイプのメモリカードに改めて手を出すのが久々なんで、そのあたり疎くなってる拙者でした。

オリンパスE-330はライブビュー

オリンパスE-330はライブビュー

2006年2月10日 09:00

 デジカメWatchにてオリンパスの新型デジタル一眼レフカメラの発売を知った。わー、ついにライブビュー機能!!

 一般的なレンズ交換式一眼レフデジタルカメラは、撮影時に目を接眼部に当てなきゃいけない。被写体の現在の様子を確認する(見る)ためですな。でも、フツーのデジカメの場合、被写体の様子は液晶画面に表示される。なのにナゼ、デジ一眼では顔をカメラにくっつけるの? この違和感は、デジカメユーザーが増えれば増えるほどに増大するよーに思う。

 ま、構造上、デジ一眼の液晶画面に“現在レンズを通して見えている像を表示するスルー画像”を表示すること(ライブビューとも言う)を、させづらい、と。なので、デジ一眼の場合、目を接眼部につけるようにして撮らなきゃならなかった。

 が、オリンパスからライブビュー機能を搭載したレンズ交換式デジタル一眼レフカメラのボディことE-330が登場。E-330を使えば、顔とカメラの位置がずいぶん違っても撮れる。というか、フツーのコンパクトデジカメのように、カメラの液晶を(ファインダーがわりに)見て、比較的に自由な姿勢で撮影できる。

 ちなみに、一眼レフのデジタルカメラというカテゴリで言えば、2000年にオリンパスからCAMEDIA E-10というライブビュー機能搭載モデルが発売されていた。が、一眼レフでありかつレンズ交換式のデジカメとして、ライブビュー機能を搭載した製品は、えーと、たぶん、E-330が初めて……ですよね!? ともあれ、流行のデジ一眼市場に、ちょっと新風を巻き起こすかもしれない一台のように思う。

 つーかですね、俺はですね、たぶんE-330買います。正直なところ、オリンパスのデジ一眼であるEシリーズは、世代を重ねる毎にユーザーインターフェースが拙者の好みとズレてきてビミョーにアレなんですけど、レンズ交換式デジ一眼でライブビュー機能っつーのは大きい。ていうか巨大。ヒュージ。スルー画像を表示する液晶モニターは2.5型・21.5万画素ってコトで、恐らく高精細で見やすいライブビューを提供してくれそう。

 やっぱりですねえ、ライブビューできると何かと便利だと思うんスよ。確かに高品位な光学ファインダーは有り難いし、多くの状況下で便利&快適。なのだが、カメラの位置と顔の位置がほぼ同位置でなければならないという“シバリ”がある。

 このシバリ、時として非常に困る──超低い位置からは実質撮れないし、高い位置でも同様に撮れない。手ブレしにくくなるという利点はあるが、液晶画面見つつ撮影デキちゃうデジカメと比べると、撮影時に少々疲れたりするし、気合入れてないと知らぬ間に構図が平凡になったりもする。

 このシバリから解放されたE-330は、かなり良さそう。フォーサーズ対応レンズも増えてきたし、レンズ交換で撮る楽しさ・メリットと、フツーのコンパクトデジカメのラクさを、兼ね備えたデジ一眼……だと想像する。

その手があったか、コダック V570

その手があったか、コダック V570

2006年1月23日 09:00

 デジカメWatchのニュースを読んで、「あぁ~そうかそのテがあるのか」とプチ感動した拙者。

 新型のコンパクトデジカメことEasyShare V570 デュアルレンズデジタルカメラのコトなんですけど、このデジカメ、レンズ+CCDを2セット搭載しているのだ。要は1台のデジカメの中に2台のデジカメをまとめ上げたような機種である。

 ちなみに、2つのレンズは、1つが35mm判換算で23mm相当となる広角レンズで、もう1つが39~117mm相当のズームレンズ。それぞれのレンズには、500万画素のCCDが備わっている。

 これ、なんか、やっぱ、革命的なフィーリング。単純に無理な焦点距離域のズームレンズを使わず、超広角も撮れてある程度の望遠も撮れるってコトになるから、今後けっこーこのタイプが出てくるような気がしたりして。あと、横並びに同じレンズを並べれば、楽勝で立体写真デジカメができますな。……V570には、縦位置でふたつのレンズで同時に撮って、画角等を自動調整してステレオ写真にする機能、なんてのはナイですよね!?

 などと、考えれば考えるほどV570に興味津々モード。もうすぐ発売だし、そーんなには高価ではないし、外観もモダンなフィーリングだし、手を出してみようかなと思っている。

 個人的には4レンズ搭載機も出て欲しいところ。もちろん全部単焦点レンズなのダ!! 16mmフィッシュアイ、21mm、28mm、35mmって感じの、広角マニア用デジカメなのダ!! でもそーゆー極端な製品はきっと全然売れないのダ!!

100台(オーバー)の内訳

100台(オーバー)の内訳

2006年1月20日 09:30

 唐突なんですけど、拙者が過去に購入したデジタルカメラのリストを掲載してみたい。

 てのも、ケータイWatchにてデジカメのレビュー記事を書いたら、その記述の“100台目のデジカメ”ということに関して、「わーソレのリスト公開して~」という読者様メールをいただいたからなんでした。

 てなわけで、以下に。

メーカー製品名
1リコーDC-1
2カシオQV-10
3カシオQV-10A
4カシオQV-100
5リコーDC-2L
6ソニーサイバーショット DSC-F1
7オリンパスCAMEDIA C800L
8オリンパスCAMEDIA C1400L
9富士フイルムFinePix700
10シャープインターネットビューカム VN-EZ1
11富士フイルムFinePix2700
12ニコンCOOLPIX950
13ソニーサイバーショット DSC-F55K
14富士フイルムFinePix1700Z
15三洋電機DSC-SX150
16東芝AllegrettoM4
17ニコンD1
18富士フイルムFinePixPR21/プリンカム
19ソニーサイバーショット DSC-S70
20キヤノンIXYデジタル
21ソニーサイバーショット DSC-F55V
22シャープインターネットビューカム VN-EZ5
23リコーRDC-i700
24ソニーサイバーショット DSC-P1
25コダックDC4800Zoom
26キヤノンPowerShotG1
27カシオLV-10
28インテルPocket PC Camera
29富士フイルムFinePix6800Z
30NHJChe-ez! babe
31キヤノンIXYデジタル300
32富士フイルムFinePix6900Z
33ニコンD1X
34オリンパスCAMEDIA E-10
35ペンタックスOptio330
36オリンパスCAMEDIA C-4040ZOOM
37ミノルタDiMAGE7
38キヤノンPowershotG2
39パナソニックLUMIX DMC-LC5
40パナソニックLUMIX DMC-F7
41ニコンCOOLPIX 5000
42ミノルタDiMAGE X
43キヤノンEOS D60
44キヤノンIXYデジタル200a
45キヤノンIXYデジタル200a
46カシオEXILIM EX-S1
47ニコンD100
48ソニーサイバーショットDSC-U10
49キヤノンIXYデジタル320
50キヤノンIXYデジタル320
メーカー製品名
51ソニーサイバーショット DSC-FX77
52パナソニックLUMIX DMC-FZ1
53オリンパスCAMEDIA C-5050ZOOM
54キヤノンPowershotG3
55コニカDIGITAL Revio KD-500Z
56パナソニックLUMIX DMC-F1
57ソニーサイバーショット DSC-U20
58ペンタックスOptio S
59カシオEXILIM EX-Z3
60キヤノンEOS 10D
61キヤノンIXY DIGITAL 30
62キヤノンPowershotG5
63ソニーサイバーショット DSC-U60
64ペンタックス*ist D
65リコーCaplio G4wide
66キヤノンEOS Kiss デジタル
67オリンパスE-1
68パナソニックLUMIX DMC-FZ10
69キヤノンIXY DIGITAL L
70パナソニックLUMIX DMC-FX5
71キヤノンIXY DIGITAL L
72キヤノンPowerShot S1 IS
73キヤノンPowerShot Pro1
74カシオEXILIM PRO EX-P600
75キヤノンPowerShot S60
76リコーCaplio GX
77パナソニックLUMIX DMC-FZ3
78パナソニックLUMIX DMC-FX7
79キヤノンEOS-1Ds
80サンヨーXacti C4
81キヤノンEOS-20D
82ニコンCOOLPIX 8400
83リコーCaplio R1
84コニカミノルタDiMAGE A200
85オリンパスE-300
86カシオEXILIM PRO EX-P505
87パナソニックLUMIX DMC-FZ5
88キヤノンIXY DIGITAL 600
89ソニーサイバーショット DSC-M1
90サンヨーXacti C5
91ソニーサイバーショット DSC-T7
92ビクターエブリオ GZ-MC-100
93ソニーサイバーショット DSC-H1
94ペンタックスOptio S5z
95ペンタックス*ist DL レンズキット
96ニコンCOOLPIX S2
97ペンタックスOptioWP
98コニカミノルタαSweetDigitalLenskit
99パナソニックLUMIX DMC-LX1
100キヤノンEOS-5D
101オリンパスE-500
102ソニーサイバーショットDSC-R1

 驚きますよ、我ながら。これらは全部、拙者が購入したデジカメなんですけど、1台3万円としても300万円以上使っちゃってるわけですな。その大半は既に手放してしまっているが、んー、それにしても……あぁやっぱり深く考えるのはよしときますね。

 記事にあったキヤノンのEOS-5Dがちょうど100台目ってわけなんですけど、リストをザザーッと見ていくと、思い出深いデジカメが多々ある。機種名を見ると、当時の拙者の脳内情報がリストアされる感じで、ちょいとおもしろい。そのうちに、地味に、デジカメの想い出的今更レビューでもしようかな、とか思ったりする。

 つーかですね、購入した物品をリスト化しておくとオモシロいっすよ。単なるリストなんですけど、そこには日記のような味わいが。でも日記ほど赤面系ではない感じが。冷静に過去を見られる感じであり、単なるリストなのに、それだけで一杯飲れますな。てなわけで、ぜひアナタも購入物品のリスト化を!!