スタパ齋藤の「スタパブログ」

 夜間に足元などを照らす常夜灯。実用のための照明ですが、夜間の室内をほんのりと照らす雰囲気がある「和む照明」だとも感じています。ワタクシの場合、な~んか常夜灯にミョーなコダワリがあり、これまでイロイロと使ってきました。

 常夜灯に求める性能は、足元が十分に見える明るさと、柔らかな光、それから光の色です。足元をしっかり照らしつつ、適度に散光して室内をほのかに明るくし、電球色系の弱い暖色が好みです。また、夜など暗くなると自動的に点灯するタイプを選びたいです。ツイデに、停電時に自動点灯して懐中電灯的に利用できれば嬉しい感じ。

 そーゆーのをイロイロ探したんですが、なかなかイイのがありませんでした。光の出方がキツいとか、思ったより暗いとか、イイ感じだけど光の色が黄色過ぎるとか。

 しかし去年、これまで探してきた常夜灯の中で「サイコー!」と思える製品に遭遇。東芝ライテックの「LED保安灯ナイトライト NDG9632(WW)」です。ネット通販で2500円前後で購入できます。

 コレは照度センサー付きの常夜灯で、部屋が暗くなると自動的に点灯します(明るくなると消灯)。コンセントに直接挿すタイプで、常夜灯の色は黄色みの弱い電球色。肌色といったイメージです。

 明るさは、常夜灯としては明るめで、足元をしっかり照らせる感じ。ですが、下方向に散光するので、高い位置に取り付けない限り眩しいという感じはしません。床に当たった光が反射し、ごく弱い間接照明として部屋全体をうっすら照らしてもくれます。

 また、停電時は白色LED(常夜灯の電球色LEDとは別の光)が点灯し、非常灯としても使えます。このときの電源は本体内に入れた単三形電池です。

 ただ、唯一気になる点があり、下方に出る光の一部が透明カバーの面取り部を通ることにより、床などに虹色のラインが細く出てしまうこと。気にしなければ気にならないレベルですが、虹色の線はなあ……みたいな。でも、スリーエムのスコッチメンディングテープなどの半透明のテープをその「透明カバーの面取り部」に貼れば、テープがディフューザーとなって虹色のラインは消えます。

 てな感じで、ごく僅かな難点がある以外、ワタクシの理想に近い常夜灯となりました。サイコーですコレ。なお、外見的にはほぼ同じ、明るさセンサー付きでないタイプも存在しますので、購入時にはご注意ください。

東芝ライテックの「LED保安灯ナイトライト NDG9632(WW)」。シンプルなデザインの「コンセント直挿型常夜灯」で、本体下側から薄い電球色の光が出ます。
照度センサー式で自動点灯・消灯します。また停電時には白色LEDが自動点灯します。この機能の電源が市販の単三形電池だという点、ナニゲにポイント高いです。
うかちゃんは猫なので常夜灯がなくても見えます。ぼぼぼ、ぼくも猫で常夜灯ナシで見えるけれど室内飼い猫だから暗いと寝ちゃうの。ニャ。ニャニャ。みたいな。

スタパ齋藤

1964年8月28日デビュー。中学生時代にマイコン野郎と化し、高校時代にコンピュータ野郎と化し、大学時代にコンピュータゲーム野郎となって道を誤る。特技は太股の肉離れや乱文乱筆や電池の液漏れと20時間以上の連続睡眠の自称衝動買い技術者。収入のほとんどをカッコよいしサイバーだしナイスだしジョリーグッドなデバイスにつぎ込みつつライター稼業に勤しむ。