スタパ齋藤の「スタパブログ」

 ちょっと良さゲな「ステッカー用紙」が出ていたので使ってみました。モノは、エーワンの「手作りステッカー 曲面にも貼りやすいタイプ」。インクジェットプリンタでステッカーを自作するための用紙ですな。

 コレ、染料インクのインクジェットプリンタ用の用紙。好みの図案や写真をプリントして、プリント後に保護フィルムを貼り、カットなどすればオリジナルステッカーが完成します。あとは貼るだけ。で、実際にこの「手作りステッカー 曲面にも貼りやすいタイプ」を使ってみたところ、「えっ?」って感じの作業性の良さがいくつかありました。

 ひとつは製品名ともなっている「曲面にも貼りやすい」ということ。極端な曲面(3次曲面)でなければ、たとえばヘルメットやバイクのタンク、クルマのボディなどにスムーズに貼ることができます。ステッカー周囲を引っ張りつつ貼り付けると、曲面に沿ってステッカーが着きます。すこ~し伸びる塩ビ素材なので、3次曲面に沿ってくっつき、シワができにくいんですな。

 それから、貼った対象とステッカーの間に気泡ができにくいこと。印象としては「全然気泡ができない」って感じです。なんでも「3M コンプライ 粘着剤」が採用されているそうで、接着面にある細かな格子状の溝から空気が抜けるシクミとのこと。

 もうひとつ、作成時もイイ感じでした。「印刷して保護フィルムを貼って出来上がり」などとサラリと前述しましたが、用紙に保護フィルムを貼るとき、これまでは慣れないとシワや気泡ができがちでした。シワはわりと致命的。失敗作になりがち。気泡は、シール面から穴を開けて潰していくわけですが、ちょっと面倒です。

 この「手作りステッカー 曲面にも貼りやすいタイプ」の場合、な~んかシワや気泡ができにくい感じがします。たまたまかもしれませんが、「えっ自作ステッカーの保護フィルムって、こんなにスムーズに貼れたっけ?」とか思いました。実際、気泡がひとつもできなかったんですが、気泡ゼロ個って初めてかも、です。マグレかもしれませんが。

 ともあれ、イイ感じで使える自作用ステッカー用紙です。作成後は耐水・耐光のステッカーになりますので、アウトドア用品全般に使えますな。

 ワタクシは、アウトドア用品に緊急連絡先情報を明示するステッカーを自作しようと思います。たとえば自転車のヘルメットに【サドル裏面に緊急連絡先カードあり】みたいなステッカーを貼り、救助してくれる人に情報を示すような使い方。釣りのタックルボックスとか、山歩きのトレッキングポールとか、そういう箇所にも貼れそうです。

エーワンの「手作りステッカー 曲面にも貼りやすいタイプ」。「A4サイズ」と「はがきサイズ」があります。実勢価格はA4サイズが1200円前後、はがきサイズが600円前後。
バイクのヘルメットくらいの曲面の場合、あまり大きくないサイズのステッカーならバッチリ貼れます。クルマのボディなど大きな曲面なら、大きいステッカーでもOKな感じ。
うかちゃんにステッカーを貼ると歩けません。ぼぼぼ、ぼくにステッカーを貼るとゾワゾワしてイヤなので猫缶とシーバと液状おやつをくニャさい。ニャニャ。ニャ。みたいな。

スタパ齋藤

1964年8月28日デビュー。中学生時代にマイコン野郎と化し、高校時代にコンピュータ野郎と化し、大学時代にコンピュータゲーム野郎となって道を誤る。特技は太股の肉離れや乱文乱筆や電池の液漏れと20時間以上の連続睡眠の自称衝動買い技術者。収入のほとんどをカッコよいしサイバーだしナイスだしジョリーグッドなデバイスにつぎ込みつつライター稼業に勤しむ。