スタパ齋藤の「スタパブログ」

 先日片付けものをしていたら出てきた往年のキーボード。モノは、IBMの「IBM Model M Space Saver 1393278」です。2000年頃から何年もの間「超愛用してきたテンキーレスキーボード」です。リンク先に使用感が書いてありますが、現在タイプしてみても非常にイイ感じ。キーは重めなんですが、すぐ慣れ、慣れるとキーと指が一体化する感じで、流れるようなタッチタイピングができたりします。

 コレ、死蔵していたんですが、やっぱり格別に良い打鍵感。PS/2接続のキーボードなので、現在の(PS/2ポートがない)パソコンにはつながりません。以前、コレをUSB接続化して使おうと思いましたが、そのとき使ったPS/2-USBアダプタが全然動作せず諦めた記憶があります。……最近ではもっと調子良く動くPS/2-USBアダプタがあるのかな?

 そう思って調べたら、なんか「SpaceSaverでも動きました!」的なコメントが付いたPS/2-USBアダプタを発見。試しに購入。ツイデに他のも購入。もーしかしたら、この最高にイイけど現在死蔵中のスペースセーバー様が蘇るかも、的な期待とともに。

 購入したPS/2-USBアダプタは、ルートアールの「USB-PS/2 変換ケーブル RC-U2MK」と、TFTECの「変換名人 USB-PS2変換(2ポートタイプ)USB-PS2」です。早速これらを使い、スペースセーバーとMac Proをつないでみました(Windowsマシンは稼働中のマシンがないので試せませんでした)。

 すると! アッサリ一発で認識! どちらのPS/2-USBアダプタでもOKでした。「IBM Model M Space Saver 1393278」がスコーンと蘇っちゃいました♪ マジか!

 死蔵していたスペースセーバーが出てきたとき、ツイデに、上記の「以前に動かなかったPS/2-USBアダプタ」も出てきました。モノはデジタルストリームの「PS/2 to USB Active Adapter DS068001A-DG」です。これも試してみましたが、あらま以前はWindowsマシンに接続して全然ダメだったのに、今度はMac Proでアッサリ接続成功!

 3機種それぞれのPS/2-USBアダプタで、スペースセーバーから一通りの文字入力ができました。まだ細かくは試していないので「ここが問題」という点が出てくるかもしれませんが、ん~、なんかこのままフツーに使えちゃいそうな予感です♪

 ……でも、どうしましょうどうしましょう? スペースセーバーをMac用キーボードとして使っちゃおうかしら~、的なムズムズが大発生してしまいました。

ルートアールの「USB-PS/2 変換ケーブル RC-U2MK」。Amazonにて770円でした。マウスは接続せず、キーボードだけ接続して、アッサリと使えました。
TFTECの「変換名人 USB-PS2変換(2ポートタイプ)USB-PS2」。Amazonにて440円でした。これもルートアールのPS/2-USBアダプタ同様に使えました。
コレはデジタルストリームの「PS/2 to USB Active Adapter DS068001A-DG」。10年くらい前に買ったアダプタですが、シッカリと使えてしまいました♪
IBMの「IBM Model M Space Saver 1393278」。「Space Saver Keyboard」とは時代も機能も打鍵感も違う、かなりゴツくて重い往年のキーボードです。
Mac OS X 上で認識されたスペースセーバー。キーバインドの変更をOS標準の機能で行えます。少々の設定で原稿が書けるレベルにカスタマイズできました。
ガチャガチャいってると思ったらまたキーボードね。ぼぼぼ、ぼくはガチャガチャされると眠気が消えるので猫缶をくニャさい。ニャニャ。ニャニャ。的な。

スタパ齋藤

1964年8月28日デビュー。中学生時代にマイコン野郎と化し、高校時代にコンピュータ野郎と化し、大学時代にコンピュータゲーム野郎となって道を誤る。特技は太股の肉離れや乱文乱筆や電池の液漏れと20時間以上の連続睡眠の自称衝動買い技術者。収入のほとんどをカッコよいしサイバーだしナイスだしジョリーグッドなデバイスにつぎ込みつつライター稼業に勤しむ。