スタパ齋藤の「スタパブログ」

 釣具屋でたまたま見つけて買った第一精工の「カラビナキッター」。釣り場で使ってみたら軽く感動しました。

 コレ、釣り糸を強く締め込んだり引っ張ったりするための道具です。ワタクシ的な主な用途は「引っ掛かった釣り糸を思いっ切り引っ張って外す」ということ。

 釣りをしていると、釣り針が水中の障害物などに引っ掛かってしまうことがけっこーあります。その場合、釣り糸をグイグイと強く引き続けると、たとえば針を伸ばして外すことができます。あるいは針と糸の結び目(ほかの部分よりやや弱くなっている)を切ることができます。

 ただ、素手ではやりにくい作業です。釣り糸は非常に細く強靱なので、ヘタをすると手を切っちゃいますな。なので、ハンカチとかタオルとかを手に巻いて作業することが多いんですが、この「カラビナキッター」があればよりスムーズに作業できそう、と思って買ってみました。

 実際に試してみたところ、「よりスムーズ」どころか、以前よりずーっとラクに引っ掛かった釣り糸を外すことができました。力を入れやすいし、釣り糸が全然滑らないからです。スゴ!!

 でも、釣り針やルアーが外れ、その拍子で釣り針やルアーがこちらに猛スピードで飛んでくるリスクは以前と同様です。より効率良く力を込められる「カラビナキッター」の場合、「スパーン!!」と一発で引っ掛かりを解消できる感じなので、「釣り針やルアーがこっちに飛んでくることをさらに注意」する必要があるかもしれません。

 いやーしかし第一精工の釣り道具イイっすわ~。ワタクシの場合、「カラビナキッター」のほか、「タックルキャリアーMS4025」とか「高速リサイクラー2.0」とか「リサイクラーDS フル装備」とか「徳用テキサスストッパー」とか「スプールシート」とかイロイロ使ってますが、どれも実用的です。

 でも、第一精工の釣り道具って、海釣り方面が主なんですな。湖沼での釣りが多いワタクシとしては若干残念かも。

第一精工の「カラビナキッター」。釣り糸を強く引くための道具で、結び目を強く締め込んだり、引っ掛かった釣り糸を引いて切断するために使います。
形状はカラビナそのもの。周囲が少し窪んでいてラバーが埋め込まれています。この窪みに釣り糸を何度か巻けば、滑らずに強く引けるというわけです。
うかちゃんは釣り糸に猫パンチして遊びたいニャ。ぼぼぼ、ぼくは釣り糸で猫パンチのあとにマタタビ茶で遊びたいの。ニャニャ。ニャニャニャ。的な。

スタパ齋藤

1964年8月28日デビュー。中学生時代にマイコン野郎と化し、高校時代にコンピュータ野郎と化し、大学時代にコンピュータゲーム野郎となって道を誤る。特技は太股の肉離れや乱文乱筆や電池の液漏れと20時間以上の連続睡眠の自称衝動買い技術者。収入のほとんどをカッコよいしサイバーだしナイスだしジョリーグッドなデバイスにつぎ込みつつライター稼業に勤しむ。