スタパ齋藤の「スタパブログ」

 大里化工の「フォトラ PH-001」という商品撮影セットを買いました。以前にスタパトロニクスでも紹介した製品で、小物のブツ撮り用途においてなかなか秀逸なセットです。

 ただ、撮影対象が少し大きくなると、十分に照らすことができず、画面内に明るさのムラができてしまいがちでした。「フォトラ PH-001」には2台の照明が含まれていますが、これだけだとノートPC程度以上大きなモノの撮影が微妙に苦しくなり、撮影後のレタッチにやや手間がかかる感じです。

 そこで「フォトラ PH-001」を追加購入。合計4台の照明器具を使って撮影できる環境となりました。結果、とてもイイ感じの光量となりました。

 てな感じで最近は専ら「フォトラ PH-001」でブツ撮り中なんですが、やっぱりコレ、便利&快適です。小型なので保管も利用もラク。照明器具の移動などセッティングも容易で、レフ板的なギミックも実用的です。この照明器具を4台買うと5万円くらいになっちゃうわけですが、実用的な撮影用多灯光源と考えると、非常に手を出しやすいように思います。

 ただ、光源が蛍光管なので、ほんの少し色にクセが出ることがあります。ワタクシの場合、付属の昼光色蛍光管を、天井などの光源色と合わせるため、天井のものと同じブランドの昼白色蛍光灯へ交換していて、まずまず良好な発色となっています。が、それでも黄色が少し強い印象になりがちなので、撮影後には色を調整しています。

 ともあれ、手軽で実用的な「フォトラ PH-001」。ちょっとしたブツ撮りを多々行う人にとっては非常に便利だと思いますので、ご興味あらばチェックしてみてください。

大里化工の「フォトラ PH-001」。2台の照明器具と簡易的な背景紙の撮影セットです。光源は蛍光管(FPL13EX-D/昼光色)で市販のものと交換もできます。照明器具は写真のようにカバーが開き、カバーはレフ板の役割を果たします。
電源は100V(AC)で、コードの途中にスイッチがあります。コンセントケーブルは本体背面の空間に収納することができます。シンプルですな。
左が天井の照明だけで撮ったもの、右が「フォトラ PH-001」の2台の照明器具と背景紙を使って撮ったもの。だいぶ印象が変わっちゃいます。
うかちゃんはあまり明るいとイヤですよ。ぼくは明るさは何でもいいけど猫缶ください。あとお風呂場を探検したい。ニャ。ニャ。みたいな。

スタパ齋藤

1964年8月28日デビュー。中学生時代にマイコン野郎と化し、高校時代にコンピュータ野郎と化し、大学時代にコンピュータゲーム野郎となって道を誤る。特技は太股の肉離れや乱文乱筆や電池の液漏れと20時間以上の連続睡眠の自称衝動買い技術者。収入のほとんどをカッコよいしサイバーだしナイスだしジョリーグッドなデバイスにつぎ込みつつライター稼業に勤しむ。