スタパ齋藤の「スタパブログ」

 EIZOのPC向け4Kモニターこと「FlexScan EV3237」を買ったわけですが、セットアップが完了して既に使い始めております。その詳細はスタパトロニクスで書きましたが、コレ、ヒッジョーにイイです。

 使い始めは「やっぱり文字が過剰に小さいかもな~」と思ったりしました。3840×2160ドットという画素数が、31.5型モニターの中にあるので、既に肉眼ではドットが見えないレベル。Windows 7を使用中ですが、初期設定だとUIの文字もアイコンも非常に小さく、ちょっと無理のある極小表示です。一度に見渡せる情報量は圧倒的に多いんですけどネ。

 結局、現在はスケーリングを130%に設定して使っています。ワタクシの場合、この設定で各種アプリのUIテキスト表示などが実用的なサイズです。スケーラブルフォントを多用しているので、テキスト表示は「え、これWindowsなの?」的なキレイさになりました。

 Macはまだ試行錯誤中。とりあえず「MacBook Pro Retina」から「FlexScan EV3237」へ「4K出力」してみましたが、壮観っ!!

 イイ感じで「FlexScan EV3237」を使えるようになったので、これまで使っていたデュアルモニター環境を撤去。「FlexScan EV3237」を机上にシッカリ据えました。24.1型のモニター×2枚が、31.5型×1枚になったので、机上は非常にスッキリしました。写真のスタンドなどはコチラの記事にあるものを使っています。

 なお、このモニター、EIZOダイレクト価格は税込みで19万9800円。コストパフォーマンス的にはどうなの? と問われたら、ワタクシ的にはいろいろな意味で「良い」と感じています。「あ~4Kモニターにして良かった~」と感じることが度々あるからです。

 具体的には、テキストエディタのフォントがド綺麗になったとか、縦方向の解像度にかなり余裕が出たとか、Googleマップが超広大に使えるとか、Excelのシートの一望性がドガッと高まったとか、フルHD動画をドットバイドットで表示させつつ横に並べたウィンドウ状でも作業できるとか、もーイロイロ。マルチモニター環境では「各モニターの発色が微妙に異なる」「経年劣化で発色の差がさらに大きくなる」という違和感が出がちですが、モニター1枚ならそういうストレスもありません。

 ただ、もう少し大きいサイズなら、なお良いと思いました。32~34型くらいが、PC用4Kモニターのバランスが良いサイズなのかな~、などと思ったりしております。

EIZOの4Kモニター「FlexScan EV3237」を本格的に使い始めました。発色も非常に良く、一度に表示できる情報量も多く、しかも薄く、かな~り気に入っています。
後ろ側から見た様子。スタンドとアームを使って机上に完全に固定しました。これなら、ちょっとやそっとじゃ倒れません。また。常に水平。首振りは可能です。
新しいモニターは薄いから、うかちゃんは上を歩けないかもしれニャいの。ぼぼぼ、ぼくはモニターの上は歩かないけど猫缶ニャめたい。ニャ。ニャ。みたいな。

スタパ齋藤

1964年8月28日デビュー。中学生時代にマイコン野郎と化し、高校時代にコンピュータ野郎と化し、大学時代にコンピュータゲーム野郎となって道を誤る。特技は太股の肉離れや乱文乱筆や電池の液漏れと20時間以上の連続睡眠の自称衝動買い技術者。収入のほとんどをカッコよいしサイバーだしナイスだしジョリーグッドなデバイスにつぎ込みつつライター稼業に勤しむ。