スタパ齋藤の「スタパブログ」

 TIEMCO(ティムコ)の「フライトライII」という「フライフィッシング入門キット」が良かった。フライフィッシング用のロッド(竿)、リール、フライ(毛鉤)のセットで、初心者でもわりと簡単にキャスティングができるというキットだ。

 良かったのは、このロッドがバスフライでも使えるという点。じつはそうしているフラデバ先人が「このロッドはイイ」と言っていたので、買って使ってみたら非常に良かったのだ、バスフライロッドとして。

 バスフライロッドとして「Embryo FLY SYSTEM Spine 805-4」というのを使っている。のだが、もうちょっと硬めで腰があるロッドを使いたい気がしていた。また、もうちょっと短いロッドを使いたいと思っていた。ちなみにこのロッドの長さは8フィート(約2.43m)。

 この「フライトライII」はまさにその要望を叶えるロッドだった。フライラインとして「WF-7/8-F」を使っているが、重めのポッパーから軽いフライまで快適にキャストできる。また、10フィート程度のボート(わりと短めのボート)にバスロッドと一緒に積むのにもほどよく短めで良い。なおこのロッドの長さは約7.5フィート(約2.3m)だ。

 あとこのフライロッド、安いってのがイイ。「フライトライII」は9000円前後で買える。樹脂製リール、ライン、フライがセットになってこの価格なので、わりと気軽に購入できる。ただ、な~んか品薄みたいで、ホントは5色展開なのだが現在の市場にはピンクしか流通していないっぽい。

 それと、このフライロッドはバスフライに使うにはイイと思うが、日本の渓流系トラウト方面のフライフィッシングには、あんまり向いてないような気がする。というのはちょっと「強すぎる」ので、小さなニジマスやヤマメを釣っても引き味をあまり楽しめないと思うからだ。

 あと付属のラインは恐らくWF(ラインの先が重くなっている)で、太め。キャストしにくくはないと思うが、初心者の場合はかなり巧くキャストしないと水面を叩いて魚を散らしてしまうように思う。

TIEMCOの「フライトライII」。付属のロッドがフライでブラックバスを釣る「バスフライ」用ロッドとしてイイ感じ。 ※画像はメーカーウェブサイトより抜粋。
うかちゃんはブニャックバスというお魚のニオイを嗅いでみたいニャ。ぼぼぼ、ぼくもブニャックバスのニオイを嗅いでみたいの。ニャ。ニャニャ。みたいな。

スタパ齋藤

1964年8月28日デビュー。中学生時代にマイコン野郎と化し、高校時代にコンピュータ野郎と化し、大学時代にコンピュータゲーム野郎となって道を誤る。特技は太股の肉離れや乱文乱筆や電池の液漏れと20時間以上の連続睡眠の自称衝動買い技術者。収入のほとんどをカッコよいしサイバーだしナイスだしジョリーグッドなデバイスにつぎ込みつつライター稼業に勤しむ。