スタパ齋藤の「スタパブログ」

 ふと「もうMacだけで全部やろうかな~」と思うことがある。とくに、Mac OS Xの「Time Machine」を使ったときは、強めに思う。

 Time Machineはアップル謹製のバックアップソフトで、Mac OS X v10.5以降から搭載されている。何がデキるかと言えば、Macの中身を完全にバックアップできる。OSや設定だけではなく、インストールしたアプリから保存したドキュメントまで丸ごと全部バックアップ可能。当然そのバックアップを書き戻して復元(リストア)することもできる。

 Time Machineは非常に柔軟に使えるバックアップ/復元用ソフトウェアなのだが、個人的には「Time Machineの復元は凄いなあ」と思う。手軽だ。ラク。なのにいろいろ完璧な雰囲気なのだ。

 たとえば前日、2011年モデルの13インチMacBook Airに加え、2013年モデルの11インチMacBook Airを買った。で、その十数分後くらいかな、新たに買った11インチMacBook Airの中身を、ずっと使ってきた13インチMacBook Airの中身とほぼ同じにすることができた。

 使ってきたMacの中身を、丸ごとほぼ完璧に、新に導入したMacに移せるのだ。ソフトウェア的な環境のデュプリケイトですな。方法はいくつかあるが、俺はUSB3.0の外付けHDDを使った。サクッと環境移行……というかMacの中身のクローンを作れた。つまりはサクッと「Macの丸ごとコピー」がデキちゃうのが、Time Machineの「復元」なのである。あら便利♪

 まだ試してはいないが、FUSIONParallelsといった仮想マシンおよびその上の環境まで含めてバックアップ/復元が可能らしい。そんな現実を見ると「もうMacだけで全部やろうかな~」とか思っちゃうわけですな。

 最近はそのことを頻繁に考えていて、さあどうしましょ状態。「Office 365」とか使うと、Windows/Mac合わせて5台まで……でしたっけ、のパソコンにOffice入れられるというのも含めて、ん~今後の俺的コンピュータ環境をどうしましょ~と考え中なのであった。

アップルの「Time Machine」ソフトウェアを使えば、非常に手軽に「Macの丸ごとバックアップ」が可能。そして「丸ごとの復元」も可能なのだ。
非常に細かく「いつの状態のMacに復元するか」などを選べる。新しく買ったMacに、使用中のMacの去年の状態を復元するてなことも可能ですな。
うかちゃんのニャックニャップも取れるかしら。ぼぼぼ、ぼくは猫だけど復元されちゃうかな。どうかしら? どうだろう? ニャ。ニャ。的な。

スタパ齋藤

1964年8月28日デビュー。中学生時代にマイコン野郎と化し、高校時代にコンピュータ野郎と化し、大学時代にコンピュータゲーム野郎となって道を誤る。特技は太股の肉離れや乱文乱筆や電池の液漏れと20時間以上の連続睡眠の自称衝動買い技術者。収入のほとんどをカッコよいしサイバーだしナイスだしジョリーグッドなデバイスにつぎ込みつつライター稼業に勤しむ。